スガ シカオ、20年分の“軌跡”と“奇跡”「スガフェス!」インタビュー 公演の模様はWOWOWで7月23日(日)独占放送!
スガ シカオ 20th ANNIVERSARY 『スガフェス! 〜20年に一度のミラクルフェス〜』 7月23日(日) 夜8:00 [WOWOWライブ]
5月6日、スガ シカオのデビュー20周年を記念して、さいたまスーパーアリーナで開催された音楽イベント「SUGA SHIKAO 20th ANNIVERSARY スガフェス! ~20年に一度のミラクルフェス~」。怒髪天、kōkua、ポルノグラフィティ、稲川淳二、Mr.Children、山村隆太(flumpool)&高橋優、UNISON SQUARE GARDEN、水樹奈々、ふなっしー、RADIO FISH、SKY-HI、THE BACK HORNといった、スガと親交のあるジャンルレスなラインナップが集結し、豪華なコラボレーションを繰り広げた。20年分の軌跡と奇跡が詰まったあの日をスガ シカオ本人に振り返ってもらった。
――「スガフェス!」全体を振り返ってみていかがですか?
思ってたよりも濃厚で、アットホームで、カオスな時間でした(笑)。それは、台本や演出で狙ってできることじゃなくて、あそこに集まったお客さんとアーティストと自分、全員の気持ちがひとつに向かったからできた。そういう奇跡的なフェスだったなと思いますね。
――あのような形でアニバーサリーイベントを開催した経緯は?
最初は自分の曲をたくさんやる20周年のイベントをしようっていう案もあったんですけど、それは10周年でもやったし、ほかのアーティストもやってるので違う趣向にしようかなと。それでスガ シカオの武器は何かって考えたとき、周囲の人から「交友関係の幅広さはすごいよね」と言われて、じゃあ友達を集めたフェスみたいなのはどう?ってところから今回の企画が始まったんです。怒髪天やTHE BACK HORNを呼べる人たちはポルノグラフィティは呼べないだろうし、逆にポルノとかミスチルを呼べるたちはユニゾンとかを呼べないだろうし、俺ならではのごった煮な感じになりました。同じ男性ソロアーティストの友達も呼ぼうと思ったら呼べるんですけど、今回はジャンルレスな友達の輪でフェスを作ろうっていうコンセプトでしたね。
――当日は2部構成でした。まず前半は、怒髪天、THE BACK HORN、UNISON SQUARE GARDEN、RADIO FISH、Mr.Childrenらが順にステージを盛り上げましたが、彼らのパフォーマンスを見た印象は?
個人的には、一発目の怒髪天のパフォーマンスが、このフェスの方向性を決定づけたと思っていて。ゆっくり温めていく形ではなく、最初からエンジン全開で行くぞって気合いが伝わってきたんですよね。そのあとはもう全組フルスロットルでした。ただみんな、時間押すと俺のパートの曲が削られるって知ってるんで、気を遣って持ち時間をきっちり守ってくれて(笑)。
――後半ではkōkua率いるスガさんが、SKY-HI、山村隆太(flumpool)&高橋優、水樹奈々、ポルノグラフィティを迎えて次々にコラボレーションしました。
エンタテインメント性が詰まったステージがずっと続きましたね。みんながみんなすごいパフォーマンスだったし、俺もコラボしながらびっくりしてました。
実際どの曲を演奏するかは、リハーサルでゲストと相談しながら決めたんですよ。みんなでセットリストを作ったという感じですね。
――ラストを飾るスガさんの単独ライブパートはどんなことを考えながらやっていましたか?
1曲目の「アイタイ」から本編最後の「19才」まで、体感としては一瞬であんまり覚えてないですね。お客さんを見て、すげー盛り上がってるなあ、とは思ってました。7時間以上あったのにずっと盛り上がってましたよね。通常フェスってお客さんが入れ替わると思うんですが、「スガフェス!」の場合、フェスそのものにちゃんとお客さんが来てくれてた。出演アーティストそれぞれのファンが、お目当てのアーティスト以外のところも楽しんでくれていたのがすごくよかったなと思いますね。それはこっちでは操作できないことなので、本当にいいお客さんだったなって思います。
――そんな「スガフェス!」がWOWOWで7月23日(日)20:00から約4時間にわたって放送されます。オンエアの見どころは?
前半は、各出演アーティストのライブそのものはもちろん、どのバンドもフロアをすごく沸かせてたから、ずっと盛り上がってところがすごいです。あとは俺と山村隆太くんと高橋優くんがやったアコースティックユニット・スガンプーユは、3人で1カ月ぐらいみっちり練習したので、その成果をぜひ見届けてほしいです。それから俺のパートでは「アストライド」だけ歌詞をモニターに映したんですよ。人生の中で特に入魂の歌詞を読んでくれ!みたいな気持ちで。シンクロライト(無線で自動制御されるリストバンド型ライト)の演出で会場が宇宙みたいになるところも映像で見てほしいですね。
――締めのMCでは「ミュージシャンになって一番最高の時間だった」と話していましたね。
20年間でこれだけの友達と巡り会えたことが感慨深かったです。同じ事務所だとかしがらみだとか関係なく、リスペクトし合える仲間がこんなにたくさんいるんだって思えた。そんな20周年を迎えられたことが自分ですごく誇らしかったですね。
――「スガフェス!」も経て、デビュー20周年を迎えた心境を改めて教えてください。
一本道をずっと登ってきたわけじゃないんですね、俺の場合は。2011年で一度活動がリセットされてゼロからのスタートだったので、今6年目という気分なんです。だいぶ“坂道の途中”感がある20周年で。これから前の章よりも高く、大きいところに行きたいし、そのためにがんばらなきゃいけない。まだまだこれからっていう気持ちです。
WOWOWでは、同日7月23日(日)の「スガフェス!」放送前に「スガ シカオ LIVE TOUR 『やるしかねーだろ!? 2013』」と「スガ シカオ ライブ・ツアー 2015『THE LAST』」も放送する。独自の詞世界とメロディー、唯一無二の歌声で魅了するスガシカオのライブをこの日はたっぷりと堪能しよう。
■■■WOWOW番組情報■■■
スガ シカオ 20th ANNIVERSARY 『スガフェス! 〜20年に一度のミラクルフェス〜』
7月23日(日) 夜8:00 [WOWOWライブ]
収録日:2017年5月6日/収録場所:埼玉 さいたまスーパーアリーナ
出演予定:スガ シカオ、稲川淳二、kōkua、SKY-HI、高橋優、怒髪天、THE BACK HORN、
ふなっしー、ポルノグラフィティ、水樹奈々、Mr.Children、山村隆太(flumpool)、
UNISON SQUARE GARDEN、RADIO FISH
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7月23日(日)午後5:55 [WOWOWライブ]
2015年12月のライブツアーから“ACOUSTIC NIGHT”と“FUNK PARTY”、異なる内容のステージが繰り広げられた2日間の見どころを凝縮。
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【番組特設サイト】 http://www.wowow.co.jp/music/sugashikao/
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