角川新書11月の新刊発売! 「藩」という枠組みから捉え直す新たな幕末・明治維新像『幕末雄藩列伝』(伊東潤)など全9作品

株式会社KADOKAWA

このたび、株式会社KADOKAWAより、角川新書2017年11月の新刊計9作品を11月10日(金)に発売いたします。「藩」という枠組みから幕末と明治維新を紐解く『幕末雄藩列伝』(伊東潤)、日本を救う緊急提言を収録した『国家の共謀』(古賀茂明)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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『幕末雄藩列伝』伊東 潤
『国家の共謀』古賀茂明
『七〇歳の絶望』中島義道
『愛とボヤキの平成プロ野球史』野村克也
『「コト消費」の嘘』川上徹也
『忖度社会ニッポン』片田珠美
『最新版 糖尿病は薬なしで治せる 』渡邊 昌
『最後の浮世絵師 月岡芳年』平松 洋
『新撰組顛末記』永倉新八、解説 木村幸比古












【各作品概要】 地域により発売日が前後する場合があります。

■『幕末雄藩列伝』
「藩」という組織が明暗を分けた要因とは? 幕末を語る上で外せない“十四の雄藩”が直面した「岐路」と「決断」を考察。「藩」という枠組みから捉え直す、新たな幕末・明治維新像!

[著者プロフィール]  伊東 潤(いとう・じゅん)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』(光文社)で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』(講談社)で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。近著に『西郷の首』(KADOKAWA)、新書に『城を攻める 城を守る』(講談社現代新書)、『北条氏康 関東に王道楽土を築いた男』(板嶋恒明との共著)(PHP新書)などがある。

定価:本体860円+税 / 頁数:248ページ     電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321703000377/


■『国家の共謀』
「モリ・カケ問題」を契機に官僚や仲の良い企業とのズブズブの癒着関係が明らかになる安倍政権。この構造の結果しわ寄せが行くのは国民生活だ! 日本を救う緊急提言!

[著者プロフィール] 古賀茂明(こが・しげあき)
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。大臣官房会計課法令審査委員、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革を次々と提議。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に政府の公務員改革の後退を批判、11年4月には日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起した。その後、退職勧奨を受け同年9月に辞職。「報道ステーション」などのテレビコメンテーターをつとめる。15年、日本外国特派員協会「報道の自由の友」受賞。おもな著書に『日本中枢の崩壊』(講談社文庫)、『官僚の責任』(PHP新書)、『国家の暴走』(角川新書)、『原発の倫理学』『日本中枢の狂謀』(講談社)など。

定価:本体820円+税 / 頁数:288ページ      電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321707000066/


■『七〇歳の絶望』
どれほど豊かな人生でも「死ぬ限り」絶望的である。中島義道、七〇歳――。老境を迎えた哲学者の心境とその日々。

[著者プロフィール] 中島義道(なかじま・よしみち)
1946年生まれ。東京大学教養学部・法学部卒業。同大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。専門は時間論、自我論。「哲学塾カント」を主宰。

定価:本体820円+税 / 頁数:232ページ 電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321501000210/


■『愛とボヤキの平成プロ野球史』
「私が長嶋批判を続けた本当の理由」「日本シリーズでイチロー攻略した言葉の力」「阪神監督就任は人生最大の後悔」など、あんなことからこんなことまで、ノムさんが本音で平成時代のプロ野球を振り返る。

[著者プロフィール] 野村克也(のむら・かつや)
1935年、京都府生まれ。54年、京都府立峰山高校卒業。南海(現ソフトバンク)ホークスへテスト生として入団。MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回、ゴールデングラブ賞1回などの成績を残す。65年には戦後初の三冠王(史上2人目)にも輝いた。70年、捕手兼任で監督に就任。73年のパ・リーグ優勝に導く。後にロッテオリオンズ(現マリーンズ)、西武ライオンズでプレー。80年に45歳で現役引退。通算成績は、2901安打、657本塁打、1988打点、打率.277。89年、野球殿堂入り。90~98年、ヤクルトスワローズ監督、4回優勝。99~2001年、阪神タイガース監督。06~09年、楽天ゴールデンイーグルス監督。現在は野球評論家。

定価:本体880円+税 / 頁数:208ページ     電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321609000105/

 

 

 







■『「コト消費」の嘘』
連日メディアをにぎわす「コト消費」。だが言葉に踊らされて「コト」だけを売り、売上に結びついていない事例も少なくない。「コト」と「モノ」をきちんと結びつける売り方を多数の実例から紹介する。

[著者プロフィール] 川上徹也(かわかみ・てつや)
コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。大阪大学人間科学部卒業後、大手広告会社勤務を経て独立。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に「経営理念」「企業スローガン」など会社の旗印になる「川上コピー」を得意とする。「物語で売る」という手法を体系化し「ストーリーブランディング」と名付けた第一人者としても知られる。著書に『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『こだわりバカ』(いずれも角川新書)などがあり、海外にも多数翻訳されている。

定価:本体800円+税 / 頁数:240ページ     電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321708000027/


■『忖度社会ニッポン』
忖度とは相手の意向を推し量り、先回りして満たそうとすること。胸中には自己保身や喪失不安、承認欲求や何らかの見返りへの期待などが潜んでいる。忖度がはびこる日本社会の根底に横たわる構造的問題をあぶり出す。

[著者プロフィール] 片田珠美(かただ・たまみ)
広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学でラカン派の精神分析を学び、DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から探究している。『無差別殺人の精神分析』(新潮選書)、『他人を攻撃せずにはいられない人』『プライドが高くて迷惑な人』(共にPHP新書)、『他人の意見を聞かない人』(角川新書)、『騙されない技術』(講談社)、『「正義」がゆがめられる時代』(NHK出版新書)、『拡大自殺 大量殺人・自爆テロ・無理心中』(角川新書)など著書多数。

定価:本体800円+税 / 頁数:200ページ 電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321707000069/


■『最新版 糖尿病は薬なしで治せる』
50 歳を超えてメタボリックシンドロームのため糖尿病に罹った著者が実践した、薬に頼らず、食事と運動で体調をコントロールし治す方法とは? 自らの経験をもとに必要な栄養の知識などをわかりやすく記した画期的治療法を公開。

[著者プロフィール]  渡邊 昌(わたなべ・しょう)
1941年、平壌生まれ。医学博士。慶応義塾大学医学部卒。同大学院病理学専攻、アメリカ国立癌研究所、国立がんセンター病理部を経て、同疫学部長。その後、東京農業大学教授、国立健康・栄養研究所理事長を歴任し、現在は、公益社団法人生命科学振興会理事長として専門誌「ライフサイエンス」「医と食」を主宰。一般社団法人統合医療学院学院長、NPO法人日本綜合医学会会長も務める。これまでに厚生科学審議会、内閣府食育推進評価専門委員会座長など政府の各種審議会委員を歴任。受賞暦も多数。著書・監修書に『食事でがんは防げる』(光文社)、『栄養学原論』(南江堂)、『新・統合医療学』(メディカルトリビューン)、『「玄米」のエビデンス』『科学の先 現代生気論』(以上、キラジェンヌ)などがある。

定価:本体800円+税 / 頁数:232ページ 電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321704000011/


■『最後の浮世絵師 月岡芳年』
12歳で歌川国芳に弟子入りするや瞬く間に頭角を現し、「最後の浮世絵師」と賞された月岡芳年(1839~92)。人気を博した残酷絵のほか、歴史絵、美人絵など、芳年の世界をカラービジュアルで紹介。

[著者プロフィール] 平松 洋(ひらまつ・ひろし)
1962年、岡山県生まれ。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、早稲田大学エクステンションカレッジなどで講師も務める。主な著書に『名画の謎を解き明かす アトリビュート・シンボル図鑑』『ラファエル前派の世界』『バーン・ジョーンズの世界』『名画で見る シェイクスピアの世界』『名画 絶世の美女130人』『名画 絶世の美女 ヌード』『名画 絶世の美女 魔性』『名画 絶世の美男 同性愛』『芸術家たちの臨終図鑑』『名画の読み方 怖い絵の謎を解く』(以上、KADOKAWA)ほか多数。

定価:本体1100円+税 / 頁数:200ページ
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321708000011/

 

■『新撰組顛末記』
「藩」という組織が明暗を分けた要因とは? 幕末を語る上で外せない”十四の雄藩”が直面した「岐路」と「決断」を考察。「藩」という枠組みから捉え直す、新たな幕末・明治維新像!

[著者プロフィール] 永倉新八(ながくら・しんぱち)
1839年(天保10)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物。甲陽鎮撫隊や靖共隊に属して戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。その後小樽へ移り、樺戸集治監の剣術師範となる。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。1915年(大正4)、病没

[解説者プロフィール] 木村幸比古(きむら・さちひこ)
1948年、京都市生まれ。国学院大学文学部卒(近世思想史)。現在、霊山歴史館副館長、岩倉具視対岳文庫長。幕末維新史に関する評論を多数執筆。1991年、維新史の研究と博物館活動で文部大臣表彰、2001年、生涯学習推進で京都市教育功労者表彰を受ける。

定価:本体800円+税 / 頁数:272ページ 電子書籍も発売中!
詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321707000056/

 

 


 

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2014年10月