「中島みゆき 縁会2012〜3 劇場版」27年ぶりに歌われた「世情」など、まさにライブベストともいえる充実の内容を8月12日（土）WOWOWでテレビ初放送！

「中島みゆき 縁会2012〜3 劇場版」 8月12日（土） 夜7:00 ［ＷＯＷＯＷプライム］

http://www.wowow.co.jp/music/miyuki/

　1975年に「アザミ嬢のララバイ」でデビューしたシンガーソングライター、中島みゆき。同年、「時代」で世界歌謡祭のグランプリを受賞するなど、デビュー当初から彼女が作る楽曲、彼女の歌声は完成度が高く、誰にも真似ができない個性を持っていた。世相を反映した楽曲から普遍的なテーマを描いた作品まで、それぞれの歌に込められたメッセージは強さを持っていて、どの層のリスナーにも響いている。8月23日にはニューシングル「慕情」のリリースも決定。
　発信し続けることはとても難しいことだが、70年代、80年代、90年代、2000年代の4つの年代でシングルチャート1位を獲得。この記録は女性アーティストでは中島みゆき、ただ一人。
　そんな中島みゆきと言えば、脚本・作詞・作曲・歌・主演の５役を務める音楽舞台「夜会」シリーズが有名だが、コンサートの模様を収録した映像作品「劇場版」も中島みゆきを語る上で欠かせないものとなっている。「夜会」と同じく“歌”が軸になってはいるが、こちらはシンガーソングライターとしての中島みゆきの素の姿を楽しむことができる。そのタイトル通り、「劇場版」は劇場公開され、多くの人たちが中島みゆきの歌と歌う姿を共有してきた。今回放送される「中島みゆき　縁会2012〜3 劇場版」も名作として名高い作品のひとつ。2012年から13年にかけて全国13会場29公演で開催したコンサートツアー「縁会」。その中から2013年1月18日・19日に行われた東京国際フォーラム ホールAでのステージが収められている。

　90年代を代表する曲のひとつ「空と君のあいだに」でコンサートは始まる。その歌声は、厚みのあるバンドのサウンドにも負けない力強さを持っており、歌い出した瞬間から、その感情豊かな歌声と表情に釘付けになる。続けて、CMソングにも起用された「あした」、ニュースのエンディングテーマにもなった「最後の女神」といったシングル化された曲を披露。その後の「化粧」は歌詞の中に「流れるな涙 心でとまれ」というフレーズがあるが、まさに感情が溢れんばかりの歌声を聴かせてくれた。

　
　アコースティックギターを弾きながら歌ったり、ギターを持たずに両手も使った身振りを交えて表現しながら歌ったり、曲ごとに違う世界観を表現して見せてくれる。中盤では「地上の星」、初期の代表曲であり長く聴き継がれ、歌い継がれている「時代」も披露。ツアーが始まる前日にオリジナルアルバム『常夜灯』がリリースされたこともあり、タイトル曲「常夜灯」をはじめ、「風の笛」「倒木の敗者復活戦」「月はそこにいる」「恩知らず」といった収録曲も聴くことができる。最後に「地上の星」との両A面シングルとして発表された「ヘッドライト・テールライト」を歌い、その余韻の中、エンドロールが流れていく。時代を超越した楽曲が披露され、どの曲も強烈な印象を与えてくれたが、後半で聴くことができた「世情」にも注目してもらいたい。この曲を歌うのは27年ぶりだが、不条理な世の中に対する想いや葛藤を綴ったメッセージが時代を超えてしっかりと伝わってきた。

　
　歌とともに喜怒哀楽を伝える表情、そして堂々とした立ち居振る舞い。そこに中島みゆきの真っ直ぐさが感じられ、その歌声も心に突き刺さる。ベストライブと言える内容の「中島みゆき 縁会2012〜3 劇場版」は、8月12日（土）夜７時からWOWOWで放送される。テレビ初放送の貴重なステージは必見だ。
　放送を前に、プロモーション映像を番組特設サイトとＷＯＷＯＷ公式YouTubeチャンネルにて公開されているので、ぜひこちらもチェックしていただきたい。

 
■■■ＷＯＷＯＷ番組情報■■■
「中島みゆき 縁会2012〜3 劇場版」
8月12日（土） 夜7:00 ［ＷＯＷＯＷプライム］
収録日／場所：2013年1月18日、19日／東京　東京国際フォーラム　ホールA

 ★プロモーション映像を番組特設サイトとＷＯＷＯＷ公式YouTubeチャンネルで公開中！
https://youtu.be/lwSeHRfIEwI
 

 

詳細につきましては番組特設サイトへ
【番組特設サイト】　　http://www.wowow.co.jp/music/miyuki/