稀代の名優・仲代達矢の没後1年、特別刊行作品『人間、生きる、死ぬです。仲代達矢、最 後のインタビュー』小学館新書より10月30日発売!

仲代達矢、享年92。生涯現役を貫いた生き方、考え方を通し、私たちは後半生をどう生きるかを問う、万感胸に迫る一冊。
2025年11月8日、稀代の名優・仲代達矢は92歳で亡くなった。最期まで生涯現役を貫いた人生だった。その僅か4か月前、著者が仲代におこなったロングインタビューは、その生前〝最後のインタビュー〟となる。92歳の老いの境涯、心の中で生き続ける亡き妻・宮崎恭子さんや無名塾への思いから、幼い頃の戦争体験や黒澤明、小林正樹ら名監督との出会い、能登との絆、最後の公演となった『肝っ玉おっ母と子供たち』のことまで率直に明かした一問一答と、役所広司さん、若村麻由美さんをはじめとする仲代と縁の深い人たちへの取材を通し、その見事な生き方、知られざる実像に迫った渾身の一冊です。
名優・仲代達矢、いや、敬愛する先達としての仲代から手渡されたメッセージを、感謝と共にできるだけ多くのみなさんと共有したい。人間らしい迷いや弱さを抱えながらも最後の最後まで前を見続けていた姿は、困難な時代を生きる私たちに静かで力強いエールを与えてくれるに違いないだろう。
本書は仲代達矢、最晩年のインタビューを中心に構成した。肉声や息づかいが伝わるよう、できる限り語り口そのままに書き起こした。生涯現役、生涯修業を全うした稀代の名優、仲代達矢のラスト・メッセージをお受け取りいただきたい。(「はじめに」より)
── そのエネルギーの源はどこにあるんですか。
「用心深いことですかね。今は92歳で、もうそろそろに決まってるんで、もう役者としてとしての仲代達矢は終わりだなと今晩思うかもしれないし。でも待てよ、そんなことをしたらば、後悔するかもしれないぞ。よし、じゃあ今日も一日、セリフの訓練をしておこうって」(本文より)

神保町シアターにて仲代達矢特集上映が決定!
本の街・神保町で昭和の懐かしい映画を中心のプログラムを届けている映画館「神保町シアター」で2027年2月、仲代達矢特集上映が決定した。
特集タイトルは『俳優・仲代達矢 「人間、生きる、死ぬです。」── その見事な映画人生』。上映期間は2027年2月13日(土)~3月12日(金)。特集詳細は2027年1月、劇場ホームページにて掲載予定です。

小学館新書
『人間、生きる、死ぬです。 仲代達矢、最後のインタビュー』
志伯知伊・著
定価: 1,320円(税込)
新書判 256ページ
2026年10月30日発売 小学館
[目次]
第一章 巨星墜つ
第二章 人生の歯車
第三章 巨匠との出会い、名優への道
第四章 京王線が結んだ恋
第五章 無名塾
第六章 妻の病気と別れ
第七章 能登は第二の故郷
第八章 「肝っ玉おっ母」への拍手喝采
第九章 終わりなき役者道
[著者プロフィール]
志伯知伊(しはく・ともい)‥‥‥ 1949年、仙台市生まれ。73年、早稲田大学法学部卒業。同年、仙台放送入社。92年、仲代達矢氏を起用した『サムライ~ドン・フィリッポ・支倉~』を企画プロデュース。イタリア放送協会との共同制作により日伊両国で全国放送された。その後、取締役、常務取締役、専務取締役を歴任。2014年、仙台放送エンタープライズ代表取締役社長、18年、同社代表取締役会長兼社長を退任。同年株式会社はなもく堂を創業。現在まではなもく堂代表取締役社長。

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