“働かないアリ”が社会の存続に必要な理由。今の時代に1番読みたい科学書が復刊!
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)は、ヤマケイ文庫『働かないアリに意義がある』を8月30日に発刊しました。
「“まだ俺が本気を出す時じゃない”という引きこもりが正しいことを証明した研究」
鎌田浩毅氏(解説より)
「生物社会の本質をわかりやすく解説した秀逸な啓発書。アリ社会が持つ精妙な組織を、きわめて誠実で地道な観察によって明らかにする。気が付くと最終章まで私は一気に読了した」
アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方でほとんど働かないアリもいる。働かないアリが存在するのはなぜなのか? ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごも――。コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚きの生態を、進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。
「今、役に立つものだけに投資しろ、と言う声はよく聞かれますが、それは滅亡への一本道です。40億年を生き抜いてきた生物たちが、効率より存続を優先しているということが、無駄の重要性をなにより物語ります。無駄こそ人間の証なり。」(「著者あとがき」より)。
京都大学名誉教授・鎌田浩毅氏の解説を収録。
今の時代に改めて読みたい、ベストセラーの復刊。
序章 ヒトの社会、ムシの社会
「とかくこの世はすみにくい」/個体は社会から逃げられない/厄介者扱いされるオス/齟齬が生み出すユニークさ/ムシの社会を覗いてみれば
第1章 7割のアリは休んでる
アリは本当に働き者なのか/ハチの8の字ダンス/働かないことの意味/なぜ上司がいなくてうまく回るのか/アリに「職人」はないない/お馬鹿さんがいたほうが成功する/兵隊アリは戦わない
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか
よく働くアリ、働かないアリ/怠け者は仕事の量で変身する/「2:8の法則」は本当か/遺伝で決まる腰の軽さ/ハチやアリにも過労死が/みんなが疲れると社会はまわらない
第3章 なんで他人のために働くの?
子を生まない働きアリの謎/わが子より妹がかわいくなる4分の3仮説/弟はいらない/美しすぎる理論のワナ/ヒトの滅私奉公/生き残るのは群か?血縁か?
第4章 自分がよければ
社会が回ると裏切り者が出る/本当に働かない裏切りアリ/他人の力を利用しろ/究極の利他主義、クローン生殖/最初にやった仕事が好き
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
庭のネコの生物学的見分け方/なぜ群れるのか/なぜ群れないのか/不完全な群体を超えて
終章 その進化はなんのため?
食べ始めたとき、進化した/自然選択説の限界/神への長い道/説明できないという誠実さ/いつも永遠の夏じゃなく ほか
【著者略歴】
長谷川英祐(はせがわ・えいすけ)
進化生物学者。北海道大学大学院農学研究院准教授。動物生態学研究室所属。1961年生まれ。大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後、民間企業に5年間勤務したのち、東京都立大学大学院で生態学を学ぶ。主な研究分野は社会性の進化や、集団を作る動物の行動など。特に働かないハタラキアリの研究は大きく注目を集めた。研究は何より面白いことがいちばんと断言する。趣味は映画鑑賞(年間50~60本)。主な著書に、本書のもとになった20万部超ベストセラー『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)、『面白くて眠れなくなる生物学』(PHPエディターズ・グループ)などがある。
【書誌データ】
書名:働かないアリに意義がある
著者:長谷川英祐
発売日:2021年8月30日
定価:935円(本体850円+税10%)
判型:文庫判並製
https://www.yamakei.co.jp/products/2821049200.html
【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:綿
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900 E-mail: info@yamakei.co.jp
https://www.yamakei.co.jp/
ひろゆき氏(『1%の努力』著者)、推薦!
「“まだ俺が本気を出す時じゃない”という引きこもりが正しいことを証明した研究」
鎌田浩毅氏(解説より)
「生物社会の本質をわかりやすく解説した秀逸な啓発書。アリ社会が持つ精妙な組織を、きわめて誠実で地道な観察によって明らかにする。気が付くと最終章まで私は一気に読了した」
アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方でほとんど働かないアリもいる。働かないアリが存在するのはなぜなのか? ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごも――。コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚きの生態を、進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。
「今、役に立つものだけに投資しろ、と言う声はよく聞かれますが、それは滅亡への一本道です。40億年を生き抜いてきた生物たちが、効率より存続を優先しているということが、無駄の重要性をなにより物語ります。無駄こそ人間の証なり。」(「著者あとがき」より)。
京都大学名誉教授・鎌田浩毅氏の解説を収録。
今の時代に改めて読みたい、ベストセラーの復刊。
【内容】
序章 ヒトの社会、ムシの社会
「とかくこの世はすみにくい」/個体は社会から逃げられない/厄介者扱いされるオス/齟齬が生み出すユニークさ/ムシの社会を覗いてみれば
第1章 7割のアリは休んでる
アリは本当に働き者なのか/ハチの8の字ダンス/働かないことの意味/なぜ上司がいなくてうまく回るのか/アリに「職人」はないない/お馬鹿さんがいたほうが成功する/兵隊アリは戦わない
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか
よく働くアリ、働かないアリ/怠け者は仕事の量で変身する/「2:8の法則」は本当か/遺伝で決まる腰の軽さ/ハチやアリにも過労死が/みんなが疲れると社会はまわらない
第3章 なんで他人のために働くの?
子を生まない働きアリの謎/わが子より妹がかわいくなる4分の3仮説/弟はいらない/美しすぎる理論のワナ/ヒトの滅私奉公/生き残るのは群か?血縁か?
第4章 自分がよければ
社会が回ると裏切り者が出る/本当に働かない裏切りアリ/他人の力を利用しろ/究極の利他主義、クローン生殖/最初にやった仕事が好き
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
庭のネコの生物学的見分け方/なぜ群れるのか/なぜ群れないのか/不完全な群体を超えて
終章 その進化はなんのため?
食べ始めたとき、進化した/自然選択説の限界/神への長い道/説明できないという誠実さ/いつも永遠の夏じゃなく ほか
【著者略歴】
長谷川英祐(はせがわ・えいすけ)
進化生物学者。北海道大学大学院農学研究院准教授。動物生態学研究室所属。1961年生まれ。大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後、民間企業に5年間勤務したのち、東京都立大学大学院で生態学を学ぶ。主な研究分野は社会性の進化や、集団を作る動物の行動など。特に働かないハタラキアリの研究は大きく注目を集めた。研究は何より面白いことがいちばんと断言する。趣味は映画鑑賞(年間50~60本)。主な著書に、本書のもとになった20万部超ベストセラー『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)、『面白くて眠れなくなる生物学』(PHPエディターズ・グループ)などがある。
【書誌データ】
書名:働かないアリに意義がある
著者:長谷川英祐
発売日:2021年8月30日
定価:935円(本体850円+税10%)
判型:文庫判並製
https://www.yamakei.co.jp/products/2821049200.html
【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:綿
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900 E-mail: info@yamakei.co.jp
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