【松坂屋名古屋店】370年を超える伝統を受け継ぐ『十五代 酒井田柿右衛門展 』
日時:2026年11月11日(水)~17日(火) 営業時間:10時-19時 ※最終日は16時閉廊 場所:本館8階ART HUB NAGOYA 第一画廊・第二画廊

370年を超える永きに渡り、名を受け継ぎ伝統を守る柿右衛門窯。
その名は世界に轟き、燦然と歴史に輝いています。2014年に襲名した十五代 酒井田柿右衛門先生は「濁手」と余白を活かした絵付けで現代の柿右衛門様式を追求しています。自然へのまなざしから生まれる文様は、草花や木の実など生命の息吹を感じさせ、静謐な美しさの中に豊かな詩情が宿ります。
今展では、近年発表している窯の特徴とも言える「柿」をモチーフとした花器や壺など珠玉作品を一堂に展観いたします。豪胆で華やかな絵付けによる作品世界は、新たな挑戦に臨む当代の強い意志を感じさせ、見るものに深い印象を与えます。

■柿文(かきもん)
皇居敷地内にある四ツ溝柿(よつみぞがき)をモチーフに図案化され、十五代が襲名10周年を迎えた際に初めて描かれた文様です。従来の濁手には使われなかった濃赤を実の部分に採用したデザインが特徴で、伝統に基づきながらも新たな柿右衛門様式が表現された文様になります。古くより長寿や喜びを招く象徴とされる柿は、嘉来(喜びが来る)や嘉気(めでたい兆し)に通ずる縁起の良いモチーフとなります。

■オリーブ文
香川県小豆島のオリーブをモチーフに図案化された文様です。従来の濁手にはほとんど使われていなかった黒や濃赤を果実の配色に採用したデザインが特徴です。「平和」「知恵と豊かさ」「長寿と繁栄」の象徴とされるオリーブは、約380年続く柿右衛門の歴史において十五代が初めて図案化した文様となります。

■葡萄文(ぶどうもん)
山梨県のワイナリーで取材を行い図案化した文様で、ワイン用の黒葡萄をモチーフにデザインされています。描く作品によって構図や配色が異なり同じ文様でも全く違う印象になるのが特徴となります。葡萄はつるを伸ばし実を結ぶことから成功や繁栄の象徴として、また五穀豊穣を願うシンボルとして世界中で縁起の良い植物とされており、古くから人々に大切にされてきたモチーフとなります。
十五代 酒井田柿右衛門 略歴

1968年 佐賀県有田町に生まれる。
1991年 多摩美術大学絵画学科中退。
1994年 十四代酒井田柿右衛門に師事。
2010年 第45回西部伝統工芸展にて初入選、
第57回日本伝統工芸展にて初入選。
2012年 有田陶芸協会会員となる。
2013年 国・重要無形文化財保持団体
「柿右衛門製陶技術保存会会長に就任。
日本工芸会正会員となる。
2014年 十五代酒井田柿右衛門襲名。
佐賀県陶芸協会会員となる。
2019年 日本陶芸美術協会会員となる。
現 在 日本工芸会西部支部幹事長、
佐賀県陶芸協会副会長、
有田陶芸協会副会長、
日本陶芸美術協会常務理事。
【在廊日】
2026年11月14日(土)、15日(日)
※来場日時は変更になる場合がございます。時間によっては不在の場合がございます。
【ギャラリートーク】
2026年11月14日(土)14時~
11月13日(金)本館・北館は「特別ご招待会」開催のため、貸切営業とさせていただきます。※ご招待のお客様のみご入館いただけます。
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