チケット残りわずか！「マシュー・モリソン in コンサート」ゲスト参加の中川晃教とのデュエットも「明日は楽しもう！」〈インタビュー〉
スタジオでは、マシューと中川が二人で歌う「WHEN YOUR FEET DON’T TOUCH THE GROUND」（ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』より）のリハーサルが行われていた。歌い始める前、「去年、日本に来た『ファインディング・ネバーランド』は観た？」と話しかけるマシューに、「イエス！」と中川が笑顔で答え、コミュニケーションを図る場面も。
マシューの歌声が持つ深い響きは、ジーンと心を深くに沁みてくる。隣にいる中川も、その一つ一つの響きを噛みしめるようにその横顔を見つめていた。そんなマシューパートに、中川が劇中で歌う少年さながらに、ハイトーンの美しい歌声を重ねる。その声を聞いたマシューの顔に、嬉しげな笑みが浮かんだのが印象的だった。
本コンサートは、16時公演と19時半公演が行われるのだが、それぞれセットリストが異なる。さらに、ブラッド・エリス（Music director、Piano）のもと、Teatro Raffinato（テアトロ・ラッフィナート）の下野ヒトシ（Bass）、宮崎隆睦（Sax）といった日本のミュージシャンが集い、マシューと共にコンサートを創り上げる。
Teatro Raffinatoの下野は、コンサートの内容を「シンガーであり、アクターであるマシューのエンターテイメント性をすごく感じます。それから、マシューが本国で演奏している楽曲を相当数やるので、アメリカでコンサートを観ているような雰囲気を味わってもらえると思います」と言い、宮崎も「いつもと環境も違いますし、リハーサルの時間も少ないので彼らも大変だと思うのですが、僕らのベストを尽くして、マシューさんに応えていけたらと思います」と語っていた。
リハーサルを終えたマシューに話を聞くと、「新しいバンド、新しい場所と初めてのことが多かったので、最初はちょっと怖かったんだけど、皆さんとてもプロフェッショナルな方たち。素晴らしかった！」と、明日に向け確かな手応えを掴んだ様子。
中川と一緒に歌ってみた印象については「とても才能を感じたし、男性があんなに高い声で歌うなんてとてもビックリ！ただ歌うだけでなく、ステージに立つアキ（中川）からは、ただ歌うだけではない、キャラクターとしてのパフォーマンスを感じたよ。もし可能であれば、いつかアメリカにも呼んで、一緒にやってみたい」と、アクターとしての視点を交えながら讃えた。
対して中川は、今回のゲスト出演を「ミュージカルの役者仲間も、僕が今回こうしてマシューさんとご一緒させていただけることを、羨ましがっています」と明かし、「僕にとって、マシューさんの発する全てが、インスピレーションになり、エナジーとなっています。日本でこうしてマシューさんの声を聞き、姿を見ることができるのは、本当に幸せなことだと思います」とコメント。
さらに、「足を運んだからこそ感じられる空気や、劇場に響き渡る声、そして時間を共有しながら、これが今回だけのことではなく、この先も続いていく時間となるように僕もがんばりたいと思います」と続けると、「僕もそうなるように願ってるよ。明日を楽しもう！」とマシュー。
事前に日本語で歌うかも？と語っていたことについて聞くと「シーッ（笑）！」と冗談を交えながら、「『SUKIYAKI』を歌うよ。今、日本語で歌う練習を一生懸命しているよ」と教えてくれた。Teatro Raffinatoのアレンジによって、マシュー大絶賛の仕上がりとなっているそうなので、注目だ。
「マシュー・モリソン in コンサート」は、2月24日（土）に東京・Bunkamura オーチャードホールにて開催される。当日券も若干枚数用意されるとのこと。この機会を、お見逃しなく。
「マシュー・モリソン in コンサート」
2018年2月24日（土） Bunkamura オーチャードホール
[16：00開演] ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン
[19：30開演] ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン ※開場は開演時間の30分前
[ゲスト] 中川晃教（なかがわ あきのり） シンガーソングライター/俳優
[演奏] ブラッド・エリス（Music director、Piano）
下野ヒトシ（Bass)、宮崎隆睦（Sax) from Teatro Raffinato
[チケット] VIP席【完売】¥18,000、 一般席￥10,800 （全席指定・税込）
当日券は、各開場時間の1時間前から販売致します。
[公式HP]http://www.wowow.co.jp/stage/matthew/
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