ベトナムで換気などIAQ（室内空気質）機器の新工場が稼働
工場全景
近年、換気など空気質に対する関心が世界中で高まり、換気扇など室内空気質関連機器の需要が増大しています。このような状況下、パナソニック エコシステムズは旺盛な換気のグローバルニーズに応えるため2019年10月より新工場の建設を進めてきました。
新工場は、ホーチミン市中心部より北方に位置し、敷地面積49,995平方メートルで、延べ床面積24,066平方メートルの2階建てです。生産は、ベトナム市場向けの天井扇から開始し、2022年度には、ベトナム及びアジア、中東阿等へも輸出する換気扇へと拡大。東南アジアにおける室内空気質関連機器の主力生産拠点として展開することで、同地域における2025年度の生産台数は、2020年度の約1.5倍へと拡大します。
また、2023年度には、各国の生活様式とニーズに合った商品開発を行う室内空気質ソリューションの研究開発部門（R＆D）を設置し、開製販一体型の工場を目指します。
パナソニックグループでは、1971年にラジオ・TVを製造販売するベトナムナショナルが設立され、2021年で半世紀を迎えます。室内空気質関連機器においては、1990年代後半から現地での換気セミナーや展示会など換気の大切さを啓発する活動を続けてきました。ベトナム国内における換気文化の浸透を図ることで、ベトナムの室内空気質向上に貢献しています。
パナソニック エコシステムズは新工場設立により、高品質でエネルギー効率に優れた室内空気質に関連する機器やソリューションをベトナム、アジア、グローバルに供給することで、人々に健康で快適な室内環境を提供していきます。
＜ベトナム工場の概要＞
【会社名】パナソニック ライフソリューションズベトナム有限会社
（Panasonic Life Solutions Vietnam Co. Ltd.）
【名称】パナソニック ライフソリューションズベトナムIAQ工場
（Panasonic Life Solutions Vietnam Co. Ltd. IAQ factory）
【工場敷地面積】49,995平方メートル
【工場延床面積】24,066平方メートル
【投資額】45百万米国ドル（約50億円）
【生産品目】天井扇、換気扇
【生産台数】2025年度 約300万台
【供給先】ベトナム、アジア、中東阿など
プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] ベトナムで換気などIAQ（室内空気質）機器の新工場が稼働（2021年9月27日）
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/09/jn210927-1/jn210927-1.html
＜関連情報＞
・パナソニック エコシステムズ株式会社
https://panasonic.co.jp/ls/pes/
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