【LINEリサーチ】「ネットスーパー」の認知率は女性全体で9割超、今後の利用意向は5割台半ばとなり、前回調査から増加傾向

LINEリサーチ、今と近未来の流行予想調査(第二十六弾・ネットスーパー編)を実施

LINE株式会社

LINE株式会社では、同社が保有する約630万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。

LINEリサーチでは、私たちの行動を決める1つの要因になっている、「みんなが使っている」という世の中の空気感を頼りに、今と近未来の流行を予想する企画を複数回にわたって実施しています。
第二十六弾では、日本全国の10~50代の女性を対象に、オンラインで食品などを注文し、自宅へ配達してもらえる「ネットスーパー」について、現状の認知率や利用経験率、今後の流行予想などについて調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/43092589.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。

■​「ネットスーパー」の現状と認知度

「ネットスーパー」※の現状について調査したところ、主な結果は以下でした。
※本調査での「ネットスーパー」は、食材を自宅まで届けてくれる「食材宅配サービス(生協やオイシックスなど)」 とは異なります。


・ネットスーパーの認知率は女性全体で93%
・「知っているし、利用している」という現在利用率は女性全体で13%
・「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は女性全体で25%
・前回調査※から、認知は2ポイント微増、現在利用率は3ポイント、利用経験率は4ポイントとそれぞれ微増


「ネットスーパー」の認知率は、女性全体で9割超でした。

どの年代でも認知率は高いものの、30~50代のほうが10~20代よりも高くなりました。

「知っているし、利用している」という現在利用率は女性全体で13%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は女性全体で25%でした。利用経験率、現在利用率ともに、30~50代のほうが10~20代よりも高く、30~50代の現在利用率は、前回調査※では9.5%でしたが、今回は14.2%となり、5ポイント増加しました。


※前回の調査結果:https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/37781590.html#1


■どのくらいの人が利用していそう?~現在の流行体感~

「ネットスーパー」を利用している人が、現在身の回りにどのくらいいると思うかを想像して答えてもらいました。グラフ上の流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値です。


その結果「ネットスーパー」の流行体感スコアは女性全体で「18.0」で、およそ6人に1人が利用しているイメージを持たれていることがわかりました。


年代別にみると、30~50代のほうが10~20代よりもやや高いスコアとなりました。
前回調査と比べると、女性全体の流行体感スコアは前回の12.0から、今回は18.0と増加しました。また、現在利用率の高かった30~50代では、前回が12.4、今回が18.7となり、いずれも6ポイント増加しました。


■1年後はどうなるか~近未来の流行予想~

「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらいました。
グラフの流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値です。

「ネットスーパー」の流行予想スコアは女性全体で「36.1」で、およそ3人に1人が1年後に利用していそうというイメージとなりました。現在の流行体感と比較すると、1年後には今の約2倍浸透しているというイメージとなりました。


年代別では30~50代のほうが10~20代よりもやや高く、30~50代は現在利用率、流行体感スコアだけでなく、流行予想スコアも高くなっています。特に30代では「40.5」ともっとも高くなりました。
また、年代別の流行予想スコアを前回調査と比べると、30~50代では前回が33.8、今回が36.9と微増しました。


「ネットスーパー」を半数くらいの人が利用していそう/ほぼ誰も利用しないであろう、それぞれの意見をご紹介します。


流行予想として「半数くらいの人が利用していそう」と思う人の意見
・「インターネットがどんどん普及してきているから」(女性/19歳)
・「便利で、情報の普及により広く知れ渡れば使う人も増えると思うから」(女性/22歳)
・「だんだん浸透してきており、まわりが使っていれば抵抗感も減るため、さらに使う人が増えていくから」(女性/32歳)
・「重たい荷物とか大変だろうし、共働きの人たちにとって助かっていると思うから」(女性/46歳)
・「自分も含めて、今年のように猛暑が続くと外に買い物に出ることが危ないこともあるため」(女性/53歳)


流行予想として「ほぼ誰も利用しないであろう」と思う人の意見

・「自分で商品を見て購入したいと思うから」(女性/19歳)
・「近くにスーパーがあるから使う必要がない」(女性/21歳)
・「まわりにネットスーパーの話題をしている人がいないため」(女性/35歳)
・「送料がかかる、特売品や値引き商品がない」(女性/42歳)
・「まわりは年齢層が高く、ネットをあまり使用されていないのと、近くにスーパーが何軒かあるので特に不自由していないため」(女性/54歳)


■自分は利用してみたいか?~今後の利用意向~

今後の利用意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は女性全体で56%となりました。

年代別では、現在利用や流行体感、流行予想は30~50代のほうが高いものの、利用意向のある人の割合では、10~20代のほうが高くなりました。
前回調査と比べると、女性全体で4.7ポイントアップし、10~20代、30~50代ともに割合が増加傾向となりました。

一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、女性全体で21%でした。

「ネットスーパー」の利用意向がある人/ない人、それぞれの意見をご紹介します。


「利用意向あり」の人の意見

・「便利だと思うから」(女性/18歳)
・「仕事などで買い物の時間が取れない時もあるため」(女性/23歳)
・「暑い日やたくさん買い物をする時、体調や体力がしんどいと思うことがあるし、定期的に買う日用品は配達のほうが便利だと思うから」(女性/25歳)
・「子供がいる時など、買い物に出かけるのが大変になるので」(女性/36歳)
・「重たい荷物も運んでくれて、品ぞろえも豊富だから。配達日と時間指定ができて便利だから」(女性/54歳)


「利用意向なし」の人の意見
・「食材は自分の目で見て買いたいし、スーパーがネットである利点があまり感じられないから」(女性/21歳)
・「割高だから。買い物に行くのが好きだから」(女性/29歳)
・「ネットで商品を探す時間より、慣れたスーパーで特売を見ながら安い少量の商品が買えればいいから」(女性/45歳)
・「注文して受け取りたい時に時間、日程が合わないと思うから」(女性/49歳)
・「手数料がかかるのが、もったいないと思ってしまうため」(女性/57歳)


■「ネットスーパー」は今より約2倍伸びる!?

主な数値をまとめました。2023年7月18日時点、「ネットスーパー」の認知率は93%、現在利用率は13%でした。

流行体感は、“およそ6人に1人が利用している”イメージを持たれているようでした。今から1年後には、現在の約2倍にあたる“およそ3人に1人くらいが利用していそう”というイメージを持たれていました。

年代別では、利用意向は女性全体で56%、10~20代女性のほうが高い割合でした。一方、流行体感スコアと、1年後の流行予想スコアでは、10~20代に比べて30~50代のほうがやや高くなりました。

2021年の前回調査と比較すると、認知率は前回と大きな差はみられず9割超でした。年代別では、10~20代女性で微増しました。

全体の流行体感スコアは、前回の12.0から今回は18.0と6ポイントアップしました。年代別でもそれぞれ5ポイント以上増加しました。また、利用意向では女性全体で4.7ポイントアップし、年代別でも増加傾向となりました。


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していきます。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国18~59歳の女性を対象
実施時期:2023年7月18日~2023年7月20日
有効回収数:1,045サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約630万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2023年1月時点

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業種
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上場
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設立
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