『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から『ホテル・カリフォルニア』まで1967年〜76年のロック黄金時代の10年間を月単位で解説した『ROCK DECADE』好評発売中!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、ロックアルバムの解説本、単行本『ROCK DECADE TIME MACHINE 1967-1976 ロック黄金時代のアルバム・ガイド』(岩本晃市郎・著)を6月22日に発刊しました。今までにない画期的なロック・ディスクガイドの登場です。
ロック黄金期を再び感じ、追体験する
本書は、1967年から1976年までの10年間を「ロック黄金時代(ロック・ディケイド)」と位置づけ、月単位(120カ月分)で、どんなアーティストのどのようなアルバムがリリースされていたかを解説する、画期的なディスクガイドです。音楽雑誌『ストレンジ・デイズ』で連載されていたものを大幅に加筆・修正して世に送り出します。
ロックの「ビッグ・バン」を引き起こしたビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が発表されたのが67年。そして、76年11月に次世代のシーンを開拓したセックス・ピストルズのシングル『アナーキー・イン・ザ・UK』が発表され、ほぼ同時にアメリカン・ロックの頂点とも言えるイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』が12月にリリースされたことが新旧世代の入れ替わりを物語っています。だからこそ、この10年間をロック黄金の時代(10年)と位置づけ、その10年間・120カ月を追ってアルバムの発売を再調査したのが本書です。
これまでのディスクガイドは、アルバム解説を年単位で語ってきました。しかし、これでは当時の空気感や各アーティストの関係性は見えてきません。
たとえば、ロック革命期と呼ばれる69年を見てみると、
- ビートルズ『アビイ・ロード』(9月)
- キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』(10月)
- デヴィッド・ボウイ『スペース・オディティ』(11月)
また、73年3月を例にとると、ピンク・フロイド『狂気』、キング・クリムゾン『太陽と戦慄』、レッド・ツェッペリン『聖なる館』、マハヴィシュヌ・オーケストラ『火の鳥』、ロキシー・ミュージック『フォー・ユア・プレジャー』、トッド・ラングレン『魔法使いは真実のスター』が発売された、すさまじい月になっているのです。これは驚くべきことです。本書はそうしたロック黄金期のその時々の時代の空気を再び感じ、追体験するものなのです。
著者は雑誌『ストレンジ・デイズ』の編集長を務めた岩本晃市郎さん。本書では、アメリカ、イギリスを中心に、幅広くバランスよく取り上げています。
1見開き=1カ月分の紹介とし、各月、ピックアップアルバム解説3枚を含む8枚のアルバム・ジャケット写真(原則、発売時のオリジナル盤のもの)、合計960枚を掲載。巻頭では、主だったアルバムをカラー写真で紹介しています。
ロックをまた聴きたくなる、もっと聴きたくなる一冊です。
【書籍概要】
『ROCK DECADE TIME MACHINE 1967-1976 ロック黄金時代のアルバム・ガイド』
著者:岩本晃市郎
定価:(本体2,700円+税)
発売日:2018年06月22日
ISBN 978-4-04-400365-4
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321710000158/
※電子版も好評発売中!
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