建設作業員へのサービス提供に向けた顔認証統合IDプラットフォーム構築に着手
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)と、パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 執行役員 社長・CEO:樋口泰行、以下パナソニック コネクト)は共同で、建設作業員への多様なサービス提供に向けた顔認証を活用した統合IDプラットフォームの構築に着手し、通勤時のシャトルバスへの乗降確認や入退場時のセキュリティチェックなどを想定した顔認証の実証実験を実施しました。
建設業界では、現場の働き方改革や若年層の採用強化に向けて、建設作業員の就労環境における快適性向上や労働負荷の軽減への取り組みが進んでいます。就労環境の改善には、作業時間中はもちろん、通勤や休憩中など作業以外の時間の質を向上させることが重要で、とくに、大規模な開発プロジェクトでは、多数の作業員の効率的な管理と快適に働ける環境づくりを両立させる必要があります。
このたび、2社は、生体認証技術の一つである顔認証を活用し、作業員がカードやデバイスを持つことなく本人であることを証明できる統合IDプラットフォームの構築に着手しました。このプラットフォームに顔画像情報と本人情報をID連携することで、顔認証であらゆるサービスが利用できるようになります。今後、通勤時の専用シャトルバスの乗降確認や入退場ゲートでのセキュリティチェック、建設現場内での弁当や飲料の購入決済、現場内でレンタルする資機材や配達物の受け取りの際の本人確認など、さまざまなサービスの展開を図っていく予定です。
<パナソニック コネクトの「顔認証」技術について>
パナソニック コネクトの「顔認証」技術は、ディープラーニングを応用した世界最高水準(※)の顔認証技術です。顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。
パナソニック コネクトは、これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開してきており、1日10万回超の固有の顔認証を達成してきました(パナソニック コネクト調べ)。今後も、世界最高水準の顔認証技術と、現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、さまざまな現場を安心・安全かつ効率化することに貢献してまいります。
※ 2017年4月28日に公開されたNIST公式の評価レポート(IJB-A Face Verification Challenge Performance Report、IJB -A Face Identification Challenge Performance Report)において世界最高水準の評価を得ており、引き続きNIST「FRVT 1:1」(2021年9月10日発行)の「Ongoing Face Recognition Vendor Test」においても、世界最高水準の評価結果を獲得しました。
・顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition-cloud-service
・パナソニック コネクトの顔認証
https://connect.panasonic.com/jp-ja/solutions/facial-recognition
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 建設作業員へのサービス提供に向けた顔認証統合IDプラットフォーム構築に着手(2022年5月13日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/05/jn220513-1/jn220513-1.html
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