創エネ・蓄エネ推進ファンド運営事業者の決定について
気候危機とエネルギー危機という二つの危機に直面する中、脱炭素化とエネルギー自給率の向上に向けた構造転換を図るため、東京都は、これを資金面で後押しするグリーンファイナンスの発展に取り組んでいます。
その取組の一環として、東京都は、再生可能エネルギーの導入拡大に資する系統用蓄電池へのファイナンスモデルの確立を目指し、「創エネ・蓄エネ推進ファンド」の創設を進めています。このたび、下記のとおり、運営事業者を決定しましたのでお知らせします。
その取組の一環として、東京都は、再生可能エネルギーの導入拡大に資する系統用蓄電池へのファイナンスモデルの確立を目指し、「創エネ・蓄エネ推進ファンド」の創設を進めています。このたび、下記のとおり、運営事業者を決定しましたのでお知らせします。
1.運営事業者(※)
会社名 | 伊藤忠商事株式会社 | Gore Street Capital Limited |
所在地 | 東京都港区北青山二丁目5-1 | 16-17 Little Portland St, London |
成立 | 1949年12月 | 2015年7月 |
代表者 | 石井 敬太 | Alex O’Cinneide |
事業者の特徴 | 国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開する総合商社。脱炭素関連への投資を加速しており、再生可能エネルギーおよび蓄電池事業にも注力している。 | 再生可能エネルギープロジェクトの投資マネジメント会社。英国初のロンドン証券取引所上場(2018年5月)の蓄電池ファンドを通じて、豊富な経験・実績を持つ。世界各国計120万kWの蓄電地事業のポートフォリオの運営により、各国の脱炭素化をサポート。 |
(※)2社が出資し設立する法人がファンドを運営
2.募集から選定までの経緯
・本年4月に運営事業者の募集を開始し、4者が応募
・同8月に選定委員会にて審査を行い、運営事業者を選定
3.今後の予定
ファンド創設に必要な手続きを経たうえで、年度内に東京都から本ファンドへ20億円の出資を行います。
【スキーム図】
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