俳優・東出昌大が“顔の見えない男”役で小説の世界に! 芥川賞作家・柴崎友香の最新作『つかのまのこと』8/31(金)発売決定! 刊行記念トークイベントも開催!
作家・柴崎友香、 俳優・東出昌大、 写真家・市橋織江 の三者で切り開く「新しい」純文学の形
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は柴崎友香『つかのまのこと』を8月31日(金)に発売します。
文章と写真が生み出す新しい“行間”。芥川賞作家、異色の挑戦作
作家・柴崎友香が俳優・東出昌大をイメージに純文学小説を執筆。
描かれた<物語>を起点に写真家・市橋織江が世界観を撮り下ろし、本書の随所に写真を散りばめる。
作家、俳優、写真家――各界で第一線を走るクリエイターたちが作り上げた、すべてが美しい小説。
不思議な縁で偶然にも同時期公開となったもう一つの柴崎友香×東出昌大作品
映画『寝ても覚めても』とも一味違う、読者の自由な想像力で楽しんでほしい一冊。
<柴崎友香コメント> 東出昌大さんの存在感から浮かんできたイメージをたぐり寄せるように想像が膨らんでいきました。いくつかの時間といくつかの心が重なりあう小説になりましたが、市橋織江さんの写真を見たとき、わたし自身もすっとその世界に入っていけるような気持ちになりました。小説も写真も、ページをめくるその人の思い思いの時間で楽しんでもらえるものです。普段見ている風景のその向こう、見落としてしまいそうな時間の隙間に、誰かの記憶に、思いを馳せてもらえたらうれしいです。 |
<東出昌大コメント> 僕も柴崎さんも生活の中で「余白」を大事にしているので、この本ではその辺りをぜひ感じていただき、文字に、写真にいろいろ想像を膨らまして楽しんでもらえると嬉しいです。皆さん忙しすぎる日々を送っていると思うので、この作品をゆっくり読んで、ぜひほっとしてください。市橋織江さんは、その場の空気を切り取って下さる方なので、むしろ僕がそこにいないと思って見ていただくと、より楽しんでもらえるかと(笑)。柴崎さんの文章と市橋さんの写真が織りなす、やわらかさと一種の淋しさが混ざった世界観、そしてその中に小さな光を探すような感じで、楽しんでいただければと思います。 |
撮影 干川 修
★★ 柴崎友香&東出昌大・刊行記念トークイベント情報 ★★
■日時:2018年9月16日(日)
■場所:三省堂書店神保町本店
■応募方法:三省堂書店ホームページでご応募の方から抽選で60名をご招待します。
三省堂書店HP http://jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/4075
■『つかのまのこと』 著者:柴崎友香 写真(モデル):東出昌大 発売予定日:8月31日 判型:四六判 定価:(本体1,500円+税) 発行:KADOKAWA https://www.kadokawa.co.jp/product/321804000673/ ■ストーリー 「わたしのほうが幽霊である、と気づいたのは、早い時期であったように思う。」 かつての住み家であったのであろう、“この家”を彷徨い続ける“わたし”。その理由がわからないままに時は移り変わり、家には次々と新しい住人たちがやってくる。彼らの光景を見守り続ける“わたし”は、ここで、いったい何を、誰を待っているのか――。ラスト、その結末にじんわり胸が熱くなる。あなたは、大切だったあの人の“顔”を、覚えていますか? |
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