【JAF愛知】愛知県内でも週末は本格的な冷え込みの予報 運転には要注意!
濡れた路面に比べ「ブラックアイスバーン」は停止まで約6倍
◆本年1月の寒波時は愛知県でもトラブル多発、JAFロードサービスの要請は782件でした。
寒波の影響で急激に冷え込んだ今年の1月25日(水)、愛知県でも最高気温2.7℃、最低気温-3.8℃を記録し、JAF愛知支部には782件の救援要請がありました。また、この日は三重県でも降雪があり東海3県の合計は1,610件で、前の週の18日(水)と比較して約1.9倍に増加しました。
JAFロードサービス救援要請件数の比較
今週末は今シーズンで最も強い冷え込みが予測されています。降雪や路面凍結の恐れがある場合はできるだけ車の使用は控えたいですが、どうしても運転をしなければならないときはスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなど事前に準備し、十分注意して運転しましょう。
◆市街地でも可能性あり!気温低下で注意したい凍結路面「ブラックアイスバーン」
ブラックアイスバーンとは、路面の表面の水が薄く凍り付いた状態のことです。見た目は濡れて黒くなっている路面と似ており、降雪がなくても雪解けの水や降った雨が冷え込めばどこでも起こる可能性があります。見た目で判断がつきにくいため、雪や雨が降った翌日や夜間に走行する際は特に注意が必要です。冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)で時速40kmから急ブレーキを踏み4種類の路面で制動距離を測定した実験でも、濡れた路面(ウェット)では11.0mで停止できたのに対し、ブラックアイスバーンの路面では停止まで約6倍となる69.5mになりました。
気温が急低下すると降雪がない場合や市街地でも凍結の恐れがあるため、滑ることを前提に慎重な運転を心がけ、急発進・急停止など「急」のつく運転はしないなど、予期せぬ路面状態にも対応できる慎重な運転をしましょう。
実験動画より テスト結果比較
冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)で制動距離を測定した実験動画はこちらのページからご覧いただけます
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