企業向けIDaaS「GMOトラスト・ログイン」、統合型クラウドERP各種freeeプロダクトとSAML連携を開始【GMOグローバルサイン】
会計・人事など企業運営を支える基幹業務データを認証連携で守る
GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の連結企業群で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン)が提供する企業向けシングルサインオンサービス(IDaaS)「GMOトラスト・ログイン」は、フリー株式会社(CEO:佐々木 大輔、以下freee)が提供する統合型クラウドERP(※1)の各種freeeプロダクト(※2)と2025年7月2日(水)より、SAML認証による連携を開始しました。
この連携により、企業はSaaS利用における認証管理の課題を解決し、バックオフィス業務の効率化とあわせて、データセキュリティを確保するための強固な基盤を築くことができます。
(※1)ERP:企業の様々な部門(会計、人事、製造、サプライチェーン、販売など)で利用される業務システムを統合し、データの一元管理を実現するシステムのこと
(※2)連携対象はfreee会計・freee人事労務・freee請求書・freee販売・freee工数管理・freee申告の「SAMLオプションプラン対象プロダクト」となります。(参考:https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/37515787435417)

【連携の概要】
クラウドサービスの活用が進む中で、企業は業務の効率化を図る一方、セキュリティリスクの管理が重要な課題となっています。freeeは統合型クラウドERPである、「freee会計」や「freee人事労務」などのサービスを提供し、業務の一元化によって企業の生産性向上を実現しています。
しかし、これらのクラウドサービスには、決算書や取引先情報、従業員の個人情報といった機密性の高いデータが含まれています。例えば、人事システムのアクセス情報が外部に漏洩した場合、給与情報や評価結果、マイナンバーなどへの不正アクセスが可能となり、重大なコンプライアンス違反や情報漏えい事故につながる恐れがあります。これは企業の信用を損なうだけでなく、訴訟リスクや人材流出、株主からの信頼低下といった深刻な経営リスクをもたらす可能性があります。そのため、認証基盤の強化は、リスクマネジメントおよび企業価値の維持において不可欠です。
今回、「GMOトラスト・ログイン」との連携により、認証プロセスの統一とアクセス管理の強化が実現され、企業が抱えるセキュリティ課題の解決が期待されます。シングルサインオンの導入により、パスワードの使い回しや手入力によるヒューマンエラーを防ぎ、第三者によるなりすましや不正アクセスのリスクを大幅に低減し、さらにログインの利便性も向上します。これにより、バックオフィス業務のさらなる効率化も促進されます。
「GMOトラスト・ログイン」とfreeeプロダクトの連携は、セキュリティと業務効率の両立を実現する重要なソリューションです。認証管理における主要課題を解決し、あらゆる企業にとって価値ある選択肢を実現します。
「freee」のSAML認証設定方法の詳細は、以下のURLからご確認いただけます。
・SAML認証の設定方法:
https://support.trustlogin.com/hc/ja/articles/44785085897369
【フリー株式会社について】(URL:https://www.freee.co.jp/)
freee(フリー株式会社)は、企業のバックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービスを提供しています。会計や人事労務をはじめとする幅広いサービスを提供し、業務プロセスの一元管理や自動化によって、企業の生産性向上と経営判断の迅速化を実現します。全国のさまざまな規模・業種の企業に導入されており、今後もバックオフィス業務のスマート化を通じて企業価値の向上をサポートしていきます。
【「GMOトラスト・ログイン」について】(URL:https://trustlogin.com/)
「GMOトラスト・ログイン」は、総合満足度No.1(※3)に選ばれている企業向けシングルサインオンサービス(IDaaS)です。SAML2.0のプロトコルに汎用的に対応したフェデレーション方式のシングルサインオンに加え、フェデレーション方式に非対応なWebシステムやクラウドサービスのIDパスワード情報の管理・代理入力実行によるログイン作業工数の削減が可能なフォームベース認証に対応しています。これらの複数のシングルサインオン方式に対応することで、「業務に関するシステムへのログイン」を広くカバーします。
また、多要素認証やアクセス制限機能を提供し、認証時の信頼性の向上・第三者からの不正アクセスの防止につながり、ゼロトラスト時代の多層的なセキュリティの強化を実現します。
(※3)SaaS比較・口コミサイト「ITreview」にて発表される「カテゴリーレポート2025年Spring」におけるSSO(シングルサインオン)部門で、「機能への満足度」、「使いやすさ」、「導入のしやすさ」、「管理のしやすさ」、「サポート品質」、「価格への満足度」の全項目で「満足度No.1」を獲得し、「サービス総合満足度No.1」に選ばれています。
(参考:https://www.itreview.jp/categories/sso/reports/1772)
<サービス概要>

サービス名 |
GMOトラスト・ログイン |
ご利用料金 |
基本機能無料 |
基本機能 (無料) |
■シングルサインオン 「フォームベース認証」、「SAML認証」、「Basic認証」など8,489サービス(※4)に対応 ■アクセス制限 ■ID管理 企業のシステム管理者が、従業員が利用する業務用アプリケーションのID・パスワード管理を行える機能です。 ■ログ・レポート機能 企業のシステム管理者が、従業員のサービス利用状況をレポートとしてリアルタイムで確認できる機能です。パスワードの変更履歴も管理できるため、Pマーク(※5)取得更新時などの監査レポート作成にも利用できます。 |
有料機能 |
■外部IDP連携(SAML) ■(多要素認証)ワンタイムパスワード ■(多要素認証)IPアドレス制限 ■Active Directory連携(※6) ■(多要素認証)クライアント認証 ■SCIM IDP連携 ■プロビジョニング(ID)連携 ■セキュリティポリシー(プロプラン) ■Windows統合認証デスクトップSSO(プロプラン) ■パスワードレス(プッシュ通知)認証(プロプラン) ■デバイス証明書(プロプランオプション) ■FIDOパスワードレス認証(プロプラン) ■SIEM連携(プロプラン) |
国際規格 |
情報資産のセキュリティ管理において「ISO27017」認証取得 |
申込方法 |
以下の申込フォームから、必要事項をご入力のうえ、お申し込みください。 ※シングルサインオン機能は無料 |
(※4)2025年6月2日時点。
(※5)一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認定した、個人情報について適切な保護体制を整備している事業者に付与されるロゴマーク。マークを付与された事業者は、事業活動に関してその使用が認められる。
(※6)Microsoftが開発したWindows Serverの機能の1つで、オンプレミス環境において、ネットワーク上に存在する様々なシステムのユーザー情報や権限などを集約・管理できる仕組み。
以上
【サービスに関するお問い合わせ先】
● GMOグローバルサイン株式会社
マーケティング部 坂井
TEL:03-4545-2308
E-mail:support-jp@globalsign.com
【 GMOグローバルサイン株式会社】(URL:https://jp.globalsign.com/)
会社名 GMOグローバルサイン株式会社
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス
代表者 代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金 3億5,664万円
【 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社】(URL:https://www.gmogshd.com/)
会社名 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
(東証プライム市場 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■電子認証・印鑑事業
■クラウドインフラ事業
■DX事業
資本金 9億1,690万円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.group.gmo/)
会社名 GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
■グループの事業内容
インターネットインフラ事業
インターネットセキュリティ事業
インターネット広告・メディア事業
インターネット金融事業
暗号資産事業
資本金 50億円
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