日本初、公道でのロボット単独による販売実証実験を実施
パナソニック ホールディングス株式会社(以下、PHD)は、丸の内仲通りや行幸通り等(東京都千代田区)において日本初の公道でのロボット(※1)単独による販売実証実験を実施します。本実証は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会を構成員とする大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティ推進コンソーシアムが採択を受けた2022年度「国土交通省(都市局)/スマートシティモデルプロジェクト(継続採択/4年目)」の一環として実施され、PHDはロボットソリューションを提供しています。
PHDは、これまでFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)における店舗から住宅への配送サービス実証、つくば市での楽天グループ株式会社、株式会社西友との実店舗からの日用品の配送サービス実証など、ロボット配送の様々な実証実験を実施しています。今回の丸の内仲通り等では、自動走行する搬送ロボット(ハコボ(R))が指定ルートを巡回しながら、特定地点において無人でのカプセルトイや飲料などの販売を行います。ハコボ(R)は、機能安全に関する国際規格に適合した安全性を有するとともに、用途に応じて荷台を入替できることにより、安全性と柔軟性を両立します。
これまでに、2022年4月には、Fujisawa SSTにおいて「日本初 完全遠隔監視・操作型 自動配送ロボットの道路使用許可を取得」(※2)するなど、小型低速ロボットの自動走行能力の向上、ならびにAI技術を活用した遠隔監視・操作システム(X-Area(R) Remote)により、ロボット近傍の保安要員なしでの複数台同時運用に取り組んで参りました。その後、Fujisawa SSTでの240時間走行を完了し、「特定自動配送実証実験に係る道路使用許可基準」に基づき同地域での道路使用許可を取得(※3)いたしました。これにより、公道審査を伴わない簡素な手続きで類似環境での他拠点展開が可能になりました。今回は、本制度に則った他拠点展開の第1号事例になります。
PHDでは、搬送を始め多様な用途にロボットや遠隔サービスを活用し、地域の人々や企業など様々なコミュニティに寄り添い、エリアにあった最適なサービスを実現するプラットフォーム「X-Area(R)」の提供を目指しております。今後、地域、自治体、企業の皆様との共創により、配送に限らず多様なサービスを実現することで、新たな価値を創出して参ります。
【実証期間・場所】
実証期間:2022年12月1日~2023年2月4日(予定)
実証場所:
1. 丸の内仲通り(丸ビル~三菱ビル)、大名小路、行幸通り
2. 丸の内仲通り(丸ビル~丸の内パークビル)、大名小路、行幸通り
※1 完全遠隔監視・操作型自動搬送ロボット
※2 パナソニック ホールディングス株式会社 ニュースリリース
くらしに溶け込むロボット配送サービス実現へ 日本初 完全遠隔監視・操作型 自動配送ロボットの道路使用許可を取得
https://news.panasonic.com/jp/press/jn220415-2
※3 Fujisawa SST 2022年9月29日、丸の内(今回の実証エリア)2022年11月11日に取得
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 日本初、公道でのロボット単独による販売実証実験を実施(2022年11月30日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/11/jn221130-1/jn221130-1.html
<関連情報>
・実証のランディングページ
https://robot2022-info.tokyo-omy-w.jp
・X-Area
https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/solutions/areamobility.html
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