ITSを使用した電動アシスト自転車と自動車との車車間通信による交通事故回避に向けた実証実験を実施
【訂正】2023年3月1日 実証実験イメージ図を差し替え
パナソニック サイクルテック株式会社と株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所は、京セラ株式会社、トヨタ自動車株式会社、豊田通商株式会社と連携し、高度交通情報システム(ITS)対応の無線装置を使用した電動アシスト自転車と自動車との車車間通信による、交差点での交通事故回避のための検証を行います。
警察庁の発表(※1)によると、近年、自転車乗用中の交通事故による死者/重傷者数は減少傾向にあるものの、それでも令和2年においては、対自動車との事故に起因するものが全体の約8割を占めており、そのうち交差点内での事故が46%となっています。
また5社共同で実施した自転車ユーザー向け調査(※2)では、約6割の人が、交差点において死角から接近する自動車の存在に気付かず、出会い頭事故に遭いそうになったことがあると回答しました。
この様な状況を踏まえて、この度、ITS向けの専用周波数である760 MHz帯を使用し、見通しの悪い交差点における自転車と自動車との車車間通信よる現状把握および意思疎通による交通事故回避の可能性を検証します。
今後は、継続して非公道および公道での実証実験の実施により、各種データを収集し、2025年以降の社会実装を目指します。
※1:令和2年における交通事故発生状況について(令和3年2月18日 警察庁交通局)
※2:インターネット調査。2022年11月2日~11月9日実施。n=1381
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] ITSを使用した電動アシスト自転車と自動車との車車間通信による 交通事故回避に向けた実証実験を実施(2023年3月1日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2023/03/jn230301-3/jn230301-3.html
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