東京消防庁新本部庁舎整備基本計画について
東京消防庁本部庁舎及び丸の内消防署の建て替えに向けた基本計画を策定!
東京消防庁本部庁舎及び丸の内消防署(以下「本部庁舎」という。)の建て替えに向け、今後発生することが予想されている首都直下地震などのあらゆる災害時の中核拠点として今世紀の首都東京の街と都民を守り、22世紀の未来の東京に安全・安心をつなげられるよう、今般、東京消防庁新本部庁舎整備基本計画(以下「基本計画」という。)を策定しましたのでお知らせします。
1 新本部庁舎のイメージ
(これまでの検討に基づいた庁舎のイメージです。外観の色彩や屋上の無線鉄塔等については、今後の設計の
中で検討を行います。)
2 新本部庁舎整備の必要性
皇居を臨む大手町の一角に、昭和51(1976)年に建築された東京消防庁本部庁舎及び丸の内消防署(以
下「本部庁舎」という。)は、まもなく築50年を迎え、建物の老朽化が進み、消防行政需要の増大に伴い、庁
舎の狭あい化などの課題を抱えております。
このため、本部庁舎の機能分散や建物の改修により、本部庁舎の機能を維持してきましたが、これらの課題を
根本的に解決し、防災拠点施設として最大限に機能を発揮するためには、新たに本部庁舎を整備する必要があり
ます。
3 東京消防庁新本部庁舎整備基本計画
基本計画は、新本部庁舎に求められる機能等を多様な視点で検討を行いながら、令和4年度に策定した東京消
防庁新本部庁舎整備基本構想(以下「基本構想」という。)の具体化を図り、令和6年度から開始する基本設計
の指針とするためのものと位置づけます。
基本計画の内容は以下のURLからご確認いただけます。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/kk/newbuilding.html
4 新本部庁舎建設予定地
敷地面積 最大5,300 平方メートル(現庁舎は約4,300 平方メートル)
5 建築概要
・階数 地下3階、地上22 階+免震層
・延床面積 63,000 平方メートル程度(現本部庁舎は約31,000 平方メートル)
・建物高さ 100 メートル程度
・その他 屋上ヘリポート、無線鉄塔(防災行政無線など)
6 整備スケジュール
・令和3(2021)年度に、将来構想を策定
・令和4(2022)年度に、基本構想を策定
・令和5(2023)年度に、基本計画を策定
・令和6(2024)年度から令和9(2027)年度にかけて基本、実施設計を予定
・令和10(2028)年度から令和14(2032)年度にかけて建設工事を予定
・令和14(2032)年度末に、移転、運用開始を予定
(※今後の詳細な設計等により、修正する可能性があります。)
7 建設関連費
約800億円(※今後の詳細な設計や物価動向等により、変動する可能性があります。)
問合せ先
東京消防庁(代) 電話3212-2111
企画調整部企画課 内線2182,2186
広報課報道係 内線2345~2349
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