「環境の町」シンボル化に向け、空気神社ライトアップをゼロエネルギーに
空気神社
山形県は4年連続、PM2.5濃度で最良の都道府県（※1）で、朝日町は、「人が健やかに生きるためには、良い空気が不可欠」という考え方で、世界で唯一、きれいな空気に感謝し祀る、宗教性のない、環境モニュメント「空気神社」を1990年に建立しました。また、世界環境デーである6月5日を「朝日町空気の日」と条例で制定し、今年は6月3日から5日まで、同神社で「空気まつり」を開催するほか、2023年6月3日から8月20日までライトアップを実施します。空質空調社は、このような考え方、取り組みに共鳴し、空気神社建立時にはパナソニック前身の松下精工株式会社が寄付を行い、昨年11月からは、きれいな空気や自然を守り、次世代に引き継ぐことを目指して、コラボレーションを開始しました。
コラボレーションプロジェクト第一弾として、2023年2月27日から期間限定で、空質7要素（温度・湿度・清浄度・気流・除菌・脱臭・香り）を制御する独自技術により、空気神社のきれいで美味しい空気を、パナソニック東京汐留ビル内に再現、体感できる場を提供しました。第二弾として、パナソニック製空質空調機器、クリーンエネルギー関連製品、LED照明などを活用して、空気神社が「環境の町」のシンボルとなるようサポートするとともに、きれいな空気と持続可能な地球の大切さを次世代に引き継いでいくため、小学生対象の「キッズエアラボ」を展開します。主な取り組みは、下記の通りです。
1. 太陽光発電と蓄電池導入で、災害レジリエンス強化と空気神社ライトアップのゼロエネルギー化を実現
道の駅あさひまち「りんごの森」に太陽光発電システムの設置を予定するとともに、可搬型のリチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ（3.5 kWh）7台を導入します。これにより、空気神社で2023年6月から8月まで開催されるライトアップの使用電力をまかないゼロエネルギー化を実現するとともに、災害時に各避難所にて活用するなどレジリエンスを強化します。また、朝日町はCO2排出量削減を目指し新たに電気自動車を導入予定で、電気自動車充電設備「ELSEEV：エルシーヴ」を同町役場に設置します。
2. 光害に配慮したLED照明で、美しい星空の保護に貢献
朝日町は1989年、「全国星空継続観察（※2）」において、空気神社周辺観測地で、全国6位の実績がある、星空が美しい場所です。空気神社前の広場を皮切りに、23年度中に順次、周辺に設置されている20基の街路灯を光害に配慮したLED照明に切り替えることで、照明の光が上部に漏れて夜空が明るくなることを防ぎ、星空保護に貢献します。また、空気神社本殿内に、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を設置し、空気質向上に寄与します。
3. 空気の大切さを考えるワークショップ「キッズ エアラボ」を朝日町の小学校で展開
朝日町教育委員会、西五百川小学校、宮宿小学校、大谷小学校の先生と共同で、2回構成のカリキュラムを作成、2023年7月から実施します。1回目に空気の課題やそれを解決する技術などを学び、2回目にワークショップを通じて自分たちが取るべきアクションについて考えます。
パナソニックは今後も、これまで培ってきた知恵と技術を結集し、持続可能な未来の実現に貢献していきます。
※1：各都道府県のPM2.5濃度調査を基に、山形県が集計。
※2：環境省が1988年から2013年3月まで、毎年夏と冬に全国の一般市民に参加を募り実施。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]「環境の町」シンボル化に向け、空気神社ライトアップをゼロエネルギーに（2023年5月24日）
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230524-1
＜関連情報＞
コラボレーションの取り組みには、パナソニック株式会社 空質空調社だけでなく、エレクトリックワークス社の商品も活用しています。詳細は下記をご覧ください。
・太陽光発電・蓄電システム
https://www2.panasonic.biz/jp/energy/
・住宅用 太陽光発電・蓄電システム（個人のお客様向け）
https://sumai.panasonic.jp/solar_battery/
・光害（ひかりがい）問題に対する取り組み 星空に優しい照明 IDA
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/outdoor/news/ida/
・電気自動車（EV・PHEV）充電設備「ELSEEV：エルシーヴ」
https://www2.panasonic.biz/jp/energy/elseev/
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