大人の女性向けウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」が、「ミドルエイジ女性白書」を発表。現代を生きるミドルエイジ女性のライフスタイルとトレンドを探る
講談社が運営するウェブマガジンmi-mollet(ミモレ)では、ミドルエイジ女性に焦点を当てた最新の調査レポート「ミドルエイジ女性白書」を発表いたしました。
40‐50代の女性は、日本に約1700万人(令和5年度 総務省統計局人口推計より)いると言われています。
職場では中間管理職、家庭では子育てや介護の中心的な担い手として、公私ともに忙しいミドルエイジ女性たち。そのインサイトが、今回の調査でいくつか浮き彫りになりました。
1 抗えない変化を受け入れる
ミドルエイジ女性は、老いや自身の健康、介護など、抗えない変化と「ガチ対面」しています。
「無理せず心身の健康を守ること」への関心は非常に高く、更年期や閉経などで感じる心身の不調や病気、また気力・体力の変化にも直面し、そこへ対応できるための情報取得や、消費に関心が向いていることが明らかになりました。
結婚、出産年齢は多様化し、独身の女性も増え、ミドルエイジと言ってもさまざまなライフステージの方がいる一方で、健康面の課題は共通の課題となっているようです。介護や家族など、自分では解決し難い悩みや課題を抱えていることも見えてきました。
2 人生の成熟ステージへ
意識面と消費面の両方で「成熟ステージ」へ向かっています。
ミドルエイジ女性は、これから必要な力として、予測できない事態に対応できる「柔軟性」と「楽観性」を挙げています。また「自分軸」を持った「柔軟で他人に寛容な」女性に憧れ、「機嫌がよく他人を元気にできる存在」になりたいという気持ちが伺えます。一方で、「〜すべき」「普通は〜じゃない」と否定・押し付けられるのを嫌い、「自分らしい生き方や美しさ」を求め、ファッションや美容も「健康で元気に見えること」を重視し、価格にかかわらず良いものを買う「メリハリ消費」が主流になってきていることが分かります。
3 ひとり時間とリスキリング
「ひとり時間」を求め、「学び」や「趣味」の時間を重視し、「仕事はマイペースに自分らしくやりたい」と思う姿が浮かび上がりました。
現状では「仕事」や「家事・育児」に多くの時間を割いているなかで、今後は、ひとり時間を求め、趣味や旅行などのプライベートを優先し、自分のスキルを高めたいという意向が伺えます。仕事については、自分の生活を重視し、安定性と自分のペースを守って働くことを重視する一方で、昇進やマネジメントへの関心は低いことが明らかになりました。また、安心して老後を過ごせる収入を得たいと思っており、転職意向より、副業意向が高い結果も見えてきました。
以上の3つのテーマについて、白書の中で、詳しい調査結果を公表しています。
■ミモレ編集長の川良咲子より
この度、読者の皆さまを中心に、たくさんの方にご協力を頂き「ミドルエイジ女性白書」を作成することができました。
ウェブマガジン「ミモレ」は、「家庭、職場、地域社会のなかで大きな影響力を持っているミドルエイジの女性の幸せが、周囲の人の幸せにつながる」ということをミッションに、日頃からコンテンツ制作を行っています。
今回、ファッション、美容、悩み、時間の過ごし方、趣味や興味関心、仕事や人生のこだわり、行動傾向などについての調査を通して、“就職氷河期世代“とも“ロスジェネ世代“とも言われるミドルエイジの女性たちが今、心身の大きな変化や子育て、配偶者との関係、介護など、自分の努力だけでは解決できない課題に直面しつつも、「自分らしい成熟」へ向かう姿が見えてきました。
「ミドルエイジ女性白書」は、講談社C-stationから無料でダウンロードできます。
ミモレは今後も、女性たちが自分らしく輝くための情報発信を続けます。
ダウンロードはこちら(講談社C-station)>>https://go.c.kodansha.net/mi-molle_whitepaper/
■「ミドルエイジ女性白書2023」概要
・調査概要:
・アンケート目的:ミドルエイジ女性の生活意識・実態を知る
・対象者:40~50代ミモレ読者女性 507ss
※30代以下、60代以上のサンプルは集計から除外し、読者アンケートとして活用。
「ミドルエイジ女性白書」にはすべて40-50代女性の数値を掲載。
・実査期間:2023年2月9日(木)~3月6日(月)
・調査手法:ミモレ読者を対象としたインターネット調査
・調査協力:講談社メディア・コミュニティ・ラボ、株式会社ヴァリューズ
■ミモレ/mi-molletについて(https://mi-mollet.com/)
講談社が運営するミドルエイジ女性向けWEBマガジン。ファッション・美容を中心にライフステージの変化における女性の悩みに寄り添った様々なジャンルの記事を毎日更新。
創刊時から記事へのコメント投稿機能を搭載するなど、読者との絆の強さが特徴。
コンテンツ制作だけではなく、コミュニティ、プロダクト開発・販売、ソリューション事業など多角的に展開しています。
■講談社メディア・コミュニティ・ラボについて
2022年6月に発足した講談社内横断プロジェクト。
自社メディアの読者コミュニティと共に、マーケティングリサーチや、調査分析により社会課題や企業のマーケティング課題をテーマに調査・分析・発信を行なっていきます。
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