「書泉と、10冊」スピンオフ企画 「芳林堂書店と、10冊」 第6・7弾として、井上雅彦先生の角川ホラー文庫『異形博覧会』飛鳥部勝則先生の角川文庫『バベル消滅』を同時復刊! 5月15日(水)予約開始!!

株式会社書泉/株式会社KADOKAWA

「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まり、リリースを続けている「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。

(※企画概要は参考資料の前回リリース内容をご覧ください)

 

 芳林堂書店からはこれまで、飛鳥部勝則先生の『堕天使拷問刑』(早川書房刊)を皮切りに、その後立て続けに3作『黒と愛』(早川書房刊)、『鏡陥穽』(文藝春秋刊)、『殉教カテリナ車輪』(東京創元社刊)を復刊販売させて頂き、大変ご好評を頂きました。2024年4月には飛鳥部勝則先生と同じく鮎川哲也賞の受賞作家である門前典之先生『屍の命題』(原書房刊)(2024年5月31日発売予定)の復刊を発表し、既に多くのご予約を頂戴しております。

 

芳林堂書店が次に復刊させて頂きますのは、KADOKAWA様より発刊された文庫2作品。1994年7月発売角川ホラー文庫『異形博覧会』井上雅彦そして1999年に2作目の長編として単行本が発売、2001年8月に文庫化された角川文庫『バベル消滅』飛鳥部勝則となります。

 

角川ホラー文庫『異形博覧会』は、1994年に発売された23編の短篇からなる井上雅彦先生初期の怪奇幻想短編集です。星新一ショートショート・コンテスト優秀作を受賞された先生のデビュー作「よけいなものが」それ以前の初の商業誌掲載作「消防車が遅れて」を含め、井上雅彦先生の世界にどっぷりと浸ることができる500頁近くの大ボリュームの作品集となっております。この作品集は好評につきその後1996年『恐怖館主人 異形博覧会2』1999年『怪物晩餐会 異形博覧会3』とシリーズが続きました。現在は重版未定・電子書籍での発売がなく、新たなファンが気軽に手に入れることが難しい作品となっております。

井上雅彦先生はさまざまなジャンルにわたって幻想怪奇の物語を書く作家でありながら、現在50巻以上も続くオリジナルアンソロジー《異形コレクション》シリーズを自ら立ち上げ、編集の指揮を担う監修者として、読者に新たな才能を紹介し続けています。飛鳥部勝則先生も井上雅彦先生からの《異形コレクション》への寄稿依頼で短篇小説を書き始めた経緯があり、井上雅彦先生を「私の短編の生みの親」と語っておられます。

飛鳥部勝則先生が《異形コレクション》へ初参加となったのは、2001年発売の『玩具館』です。同年に発売となった角川文庫『バベル消滅』は、解説を井上雅彦先生が担当しています。現在『バベル消滅』は電子書籍として発売されておりますが、こちらは単行本が底本とされており、解説が収録されておりません。今回の復刊に際しましては、この井上雅彦先生の解説も復刻され、完全な状態で読むことができます。

 

 今回はご縁を頂きましたこの2作家様の作品を同時復刊致します。各書籍のみの通常版単品販売に加え、2冊同時にご購入頂いたお客様限定で、井上雅彦先生・飛鳥部勝則先生にそれぞれ書き下ろしていただく短篇を収録した文庫版(48頁予定)小冊子をセットにした有償特典版を同時発売いたします。5月15日(水)12:00より芳林堂書店・書泉各店と、書泉オンラインにて予約を開始。予約締め切りは6月14日(金)までとなっています。(商品のお届けは7月末予定となります)

 

【商品情報】

①『異形博覧会』(著者:井上雅彦/KADOKAWA 刊)復刊本

 判型:文庫版

 ISBN:978-4-043-58601-1

 価格 1,210円(税込)



あらすじ:

劇場の幽霊。屍肉を掘り出す少女。仮面の食人鬼。サーカスの機械人形…。ホラームーヴィーや怪獣映画の洗礼を受けた現代の異色作家による、幻想の見世物天幕。恐怖の怪奇短編集。

 

②『バベル消滅』(著者:飛鳥部勝則/KADOKAWA 刊)復刊本

 判型:文庫版

 ISBN:978-4-041-93901-7

 価格 1,210円(税込)


※カバーデザインは若干変更となる可能性がございます※カバーデザインは若干変更となる可能性がございます

あらすじ:

推理小説と絵画とが融合した本格ミステリーの新境地!

小さな島で発生した連続殺人事件。殺人現場には必ず「バベルの塔」をモチーフにした絵が残されていた――。数々の名画が示す真犯人とは? 「図像学」と「推理」を融合させた、かつてない本格ミステリの誕生!

 

③『異形博覧会』復刊本

 『バベル消滅』復刊本

 有償特典文庫版小冊子(井上雅彦先生・飛鳥部勝則先生の書き下ろし短篇収録・全48頁予定)

 3冊セット販売

 価格 3,520円(税込)

 

■予約開始日:2024年5月15日(水)

書泉オンライン:https://shosen.tokyo/?mode=grp&gid=2843842

書泉オンライン楽天市場店: https://item.rakuten.co.jp/shosen/c/0000001011/

芳林堂書店高田馬場店/芳林堂書店みずほ台店

書泉グランデ/書泉ブックタワー

■予約〆切日:2024年6月14日(金)

■商品お届け予定日、店頭発売日:2024年7月末予定

 

 

株式会社書泉

「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。

 

<参考>「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」 企画概要と、これまでの販売実績数

 

昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。

ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。

 

そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。

著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。

 

この企画を「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」という名前にしました。

「書泉・芳林堂書店と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。

まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本をお届けしていきます。

https://shosen.tokyo/?mode=grp&gid=2906197&sort=n

 

第1弾:『鉄腕ゲッツ行状記-ある盗賊騎士の回想録-』白水社刊も順調にご予約いただき、933冊の予約に店頭販売分を含め1,400冊の重版となりました。

第2弾:『復刻版バスジャパンハンドブック 東京交通局』『同 神奈川中央交通』『同 東急バス』も3冊累計で700冊を超える販売数となっております。

第3弾:『堕天使拷問刑』早川書房刊は、3,440冊のご予約で5,000冊を重版。既に4,500冊以上が読者の方にお届けできています。また、ここから「芳林堂書店と、10冊」というスピンオフの企画に発展し、同作の著者である 飛鳥部勝則先生 の『黒と愛』 早川書房刊、『鏡陥穽』文藝春秋刊の復刊に繋がっています。

第4弾:『影の獄にて』 復刊ドットコム刊は戦場のメリークリスマスの原作本の完全復刊。BDやサントラCDも一緒にお届けしました。

第5弾:『人間をお休みしてヤギになってみた結果』新潮社刊、『少数言語としての手話』東京大学出版会刊は、人気YouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」とのコラボ企画でした。

第6弾:『キハ56物語』は、この企画初の鉄道ジャンルの復刊で、特別冊子をセットにした特別版。

第7弾:多くのファンがいるシャーロック・ホームズからインスパイアされた作品『シャーロック・ホームズ家の料理読本』は、収録されているレシピを再現したレトルトスープをセットにしたユニークな商品も開発。

第8弾:『世界史と西洋占星術』は、占いを趣味とされている方、本格的に通史を学びたい方、自ら創作をされる方すべてにおススメの一冊です。

第9弾:オスプレイ戦史シリーズとして2002年に出版された『グラディエイター』『イングランドの中世騎士』『馬上槍試合の騎士』新紀元社刊の3冊を店頭で大展開しております。

 

また「書泉と、10冊」第3弾『堕天使拷問刑』を販売後に「飛鳥部先生の、他作品も読みたい!」と多くのお客様の声を受けて、ミステリー、ホラーなどの小説や一般書ジャンルを中心に「芳林堂書店と、10冊」として企画を始動致しました。

 

第1弾は「書泉と、10冊」第3弾にもカウントされている『堕天使拷問刑』早川書房刊になり、第2弾『黒と愛』早川書房刊と第3弾『鏡陥穽』文藝春秋刊を合わせた“ゴシック復興三部作”を届けさせて頂きました。

第4弾も飛鳥部勝則先生のデビュー作第9回鮎川哲也賞受賞作『殉教カテリナ車輪』を復刊させて頂きました。

 

引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。

 

<掲載記事リンク>

長年の「重版未定」から2カ月で2万冊 奇跡を生んだ書店員の情熱(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/ASR616T0YR5ZULLI001.html?iref=pc_extlink

ファン熱望の品切れ本、書泉が復活計画 書店員の目利きで魅力再発見(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/ASR664DR4R65ULLI006.html

人文書「中世への旅」復刊でヒット 書店員の推しに共感(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09BFI0Z00C23A6000000/

重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん(じんぶん堂)

https://book.asahi.com/jinbun/article/14965068

書泉を「来る理由」がある場所にする(文化通信デジタル)

https://www.bunkanews.jp/article/343123/

 「この本を再重版してください、全部買って売り切ります!」 書泉グランデの名作復刊企画が実現したワケ(ねとらぼ)

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2309/13/news035.html

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会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都板橋区弥生町77-3
電話番号
-
代表者名
髙橋 豊
上場
未上場
資本金
-
設立
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