書籍『伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日』が11月20日発売!太田和彦が愛した特異な名画座の活動の軌跡から見えるものとは?
インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)内で文芸・カルチャー関連を扱う出版レーベル立東舎は、『伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日』(太田和彦 編著)を2023年11月20日に発売します。
1981年から99年、東京・大井町に存在した名画座、大井武蔵野館は現在の名画座の源流となるような独特の活動で今でも多くの人の心に残っています。本書はそんな大井武蔵野館の実像を後世に残すべく、全作品リストや当時のチラシといった豊富なリストに加え、多数の関係者の声を掲載したバラエティブックです。伝説はいかにして始まり、その遺伝子はどのように引き継がれていったのか。決してノスタルジーではなく、大井武蔵野館の足跡を通して映画の未来を考えていきたいと思います。通った人も、間に合わなかった人も、ぜひご一緒にどうぞ!
■書誌情報
書名:伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日
著者:太田和彦
定価:3,000円(本体2,727円+税10%)
発売日:2023年11月20日
発行:立東舎/発売:リットーミュージック
商品情報ページ http://rittorsha.jp/items/23317411.html
CONTENTS
■まえがき 太田和彦
■スタッフたちの大井武蔵野館
小野善太郎(3代目支配人)、細谷隆広(営業担当、元・中野武蔵野ホール支配人)、中島宏枝(現・書籍編集者)
■【インタビュー】「映写室から見えたもの」
荒島晃宏(元・大井武蔵野館映写技術者、現・シネマヴェーラ渋谷映写技術者)
■【鼎談】「 映画の見かたを教わった」
太田和彦×下村健(日本映画史研究家)×小野善太郎(大井武蔵野館支配人)
■【アンケート】私はこれを見た
下村健、たかぎ、細川周平、小西康陽、木全公彦、伊藤彰彦、渡辺武信、高崎俊夫、森遊机、内藤篤、内藤由美子、吉濱葉子、武藤康史、鈴木卓爾、塩山芳明、鈴村たけし、金子修介、天野譲二、寺岡裕治、宇田川幸洋、若木康輔、轟夕起夫、高鳥都
■【完全復刻&最新号】
「大井(O)武蔵野館(M)ファンクラブ(F)会報」全10号 完全復刻、プラス、“三十年目の最新号「第11号」”、堂々発刊!
■【対談】「OMF会報」の作りかた
太田和彦×のむみち(「名画座かんぺ」発行人)
■大井武蔵野館への道 歴代アクセスマップ集
■チラシ再録
■全上映作品記録(1981〜1999)
■【座談】『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』と石井輝男監督
「石井監督は、面白いアイデアを出すと全面的に乗ってくれました」
掛札昌裕(脚本家)×桂千穂(脚本家)×細谷隆広×小野善太郎
■【回想】「石井輝男監督とワイズ出版・岡田社長の思い出」小野善太郎
■【コラム再録】「発掘ニッポンシネマ」小野善太郎
■【対談再録】「名画座が東京から消えていく」太田和彦×小野善太郎
■チラシ“傑作ご挨拶文”集
PROFILE
太田和彦(おおた・かずひこ)
1946 年生まれ、デザイナー・作家。資生堂宣伝部アートディレクターを経て独立。2001~08 年、東北芸術工科大学教授。映画関係書『シネマ大吟醸』『居酒屋吟月の物語』『映画、幸福への招待』。他に『ニッポン居酒屋放浪記』『居酒屋百名山』『居酒屋かもめ歌』など居酒屋旅紀行を多く著作。近著『75 歳、油揚がある』『日本居酒屋遺産』『書を置いて、街へ出よう』『ほろ酔い百話』など。テレビBS11「太田和彦のぶらり旅・新居酒屋百選」出演中
EVENT
「伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日」刊行記念イベント上映
日程:本書発売日11月20日(月)19:30の回
上映作品:「九十九本目の生娘」1回上映(素材:BD)
イベント:上映後に宇田川幸洋氏によるトークイベントを予定
料金:2,000円均一
上映スクリーン:SC1(129席)
詳細:https://shinjuku.musashino-k.jp/
「伝説のカルト映画館大井武蔵野館の6392日」出版記念イベント
スーパートーク 太田和彦さん×小野善太郎さん 司会:朝倉史明さん
書籍お渡しサイン会&撮影会あり、終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
日時:2023年11月25日(土)14時開場/14時半開演
場所:シネマノヴェチェント
参加費:前売5, 500円、当日6,000円(いずれも内税、書籍代込み)
詳細:https://cinema1900.wixsite.com/home
【立東舎】 http://rittorsha.jp/
立東舎は文芸、マンガほか、さまざまな分野のポップカルチャーを紹介する出版活動を展開中。「乙女の本棚」などの好評シリーズのほか、手塚治虫、谷ゆき子らの幻のマンガの復刻などで感度の高い読者の話題を集めている出版ブランドです。
【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水RITTOR BASE」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やエンタメ情報サイト『耳マン』、Tシャツのオンデマンド販売サイト『T-OD』等のWebサービスも人気です。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当
E-mail: pr@rittor-music.co.jp
すべての画像