企業のWordPressセキュリティ運用を自動化 「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」を提供開始

自動アップデート、無停止バージョンアップ、マルウェア対策をサポートサービス込み月額約5万円から

GMOインターネットグループ

 GMOインターネットグループのGMOプライム・ストラテジー株式会社(代表取締役社長 吉政 忠志、以下「GMOプライム・ストラテジー」)は、企業のWordPressサイトにおけるセキュリティ運用を自動化・省力化するWordPress専用OS「KUSANAGI」の企業向け新エディション「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」を2026年10月15日(木)より、主要クラウドマーケットプレイスおよび国内ホスティング事業者を通じて提供開始いたします。

 脆弱性の公開から悪用までの期間が短縮し、AIを活用した攻撃も登場する中、Webサーバーのセキュリティ確保は顧客データの保護や事業継続性に関わる社会的課題です。特にWordPressは、国内上場企業が採用するCMSのTOP10合計の約84%を占める一方、企業ではセキュリティ人材の不足や運用の属人化が課題となっています。

 「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」は、OS・ミドルウェアの自動アップデート、サイトを停止せずに行えるバージョンアップ、マルウェア対策などの多層的なセキュリティ機能と、サポートサービスを標準搭載。専門人材に依存しがちなWordPressのセキュリティ運用を効率化します。料金は1サーバーあたり月額約50,000円(税別)(※1)です。中堅・中小企業(SMB)からエンタープライズまで企業規模を問わず利用でき、1か月間の無料トライアルも用意しています。

(※1)ライセンス料・サポート料を含む、1か月(720時間)連続稼働時の料金。クラウドサービスの利用料金は別途必要です。なお、「ConoHa VPS byGMO」利用した場合は製品紹介サイト経由でのお申込みに限りメモリ8GBプランが1か月相当無料となります。詳しくは製品紹介サイト( https://kusanagi.tokyo/kusanagi-enterprise-edition )をご参照ください。

【提供開始の背景】

 Webサーバーは24時間365日インターネットに公開され、「企業の顔」として機能する一方、常にサイバー攻撃のリスクに晒されています。そのセキュリティの確保は、いまや顧客データの保護や事業継続性に直結する社会的課題です。

 しかし、セキュリティ運用の現場では以下の構造的な課題が深刻化しています。

 

1. 攻撃の自動化・高度化
 Google CloudのMandiantによる調査では、脆弱性が公開されてから悪用されるまでの平均期間(TTE)は、2018~2019年の63日から2023年には5日まで大幅に短縮しました(※2)。さらに最新の「M-Trends 2026」では推定マイナス7日と、修正パッチの公開前に悪用が始まる状況が常態化しています(※3)。加えて、AIを活用した攻撃手法も登場しています。攻撃対象はOS、ミドルウェア、CMS、プラグインなど多岐にわたり、いずれかひとつのレイヤーに脆弱性が残るだけでサイト全体が侵害されるリスクがあります。すべてのレイヤーを継続的に保護する多層防御が不可欠です。

 

2. 運用人材の不足と対応の属人化
 脆弱性対応・バージョン更新・監視には専門知識が求められますが、人材は慢性的に不足。担当者の異動や退職でセキュリティ運用が停止するリスクも顕在化しています。

 

3. 「導入時のセキュリティ」と「運用のセキュリティ」のギャップ
 構築時に対策を施しても、更新が止まれば脆弱性は蓄積します。必要なのは初期構築の堅牢さではなく、セキュアな状態を継続的に維持できる仕組みです。

 これらはWebサイトを公開するすべての組織に共通する課題です。とりわけ、国内上場企業のCMS採用でTOP10合計の約84%を占めるWordPress(※4)は、その普及規模ゆえに対策の重要性が一層高まっています。当社は企業向けWordPressプラットフォーム「KUSANAGI」の開発・提供元として、この社会的課題の解決に貢献すべく「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」を開発しました。個別の運用努力ではなくセキュリティ対策を「環境の標準機能」として継続できる仕組みを提供します。

(※2)(https://cloud.google.com/blog/ja/topics/threat-intelligence/time-to-exploit-trends-2023?hl=ja)

(※3)Mandiant「M-Trends 2026」(https://cloud.google.com/blog/topics/threat-intelligence/m-trends-2026)

(※4)出典:DataSign Inc. 上場企業CMS調査レポート 2025年8月度

【「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」の概要】

 「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」は、KUSANAGIの高速化などの基本機能に加え、以下のセキュリティ運用機能とサポートサービスを標準装備しています。

 

■セキュリティ機能

 ·脆弱性への対応を自動化「OS・ミドルウェア自動アップデート」: KUSANAGIやOSの更新パッケージを自動適用し、セキュリティ更新を自動化。スケジューラーによる時間指定にも対応し、運用に合わせた制御が可能です。

 ·サイトを止めずに更新「SafeUpgrade(無停止バージョンアップ)」: nginx / PHPのメジャーバージョンアップをサイトを停止することなく実行できます。

 ·日々の脅威を自動検知「マルウェア・ウイルス対策」: WordPress向けに負荷を軽減したスキャンをデイリーで自動実行します。

 ·不正ログイン・改ざんリスクを検知「セキュリティ監査」: ファイル改ざんリスクや不正ログインのリスクや失敗数を検知する監査機能を搭載。WordPress特化の監査にも対応しています。

 ·アクセスを制限「IP制限 / Basic認証」: IPアドレスリストによるアクセス制御、およびBasic認証を簡単に設定できます。

 ·複数サーバーのセキュリティ状況を一元管理「KUSANAGI Portal」: 「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」を導入した複数サーバーのセキュリティ状態・更新状況を可視化し、レポートとして確認できる無償ツールを提供します。

 

■サポートサービス(バンドル提供)

·利用者ポータルによる24時間365日の受付。対応は営業日9:00〜17:00(日本語・英語)。

·KUSANAGI 9の対応OS(※5)のサポート終了(EOL)まで、KUSANAGIが提供する各種モジュール(nginx、PHP等)のアップデートを保証。

·最新版WordPressの動作保証。


(※5)AlmaLinux OS 9 / Red Hat Enterprise Linux 9

 

■AIを活用した運用支援

· WordPress用AIアシストプラグインを同梱。プラグインやサーバーの状態をAIに相談でき、MCP接続にも対応しています。

·KUSANAGIコマンド結果のJSON出力に対応し、AIとの連携を容易にします。

【想定される利用シーン】

·管理サイトの増加でセキュリティ統制が追いつかない: 事業部門ごとにWordPressサイトが分散し、更新状況を横断的に把握できない企業に。KUSANAGI Portalと自動アップデートにより、組織全体のセキュリティ水準を均一に維持できます。

·止められないサイトのバージョンアップが後回しになっている: ECや会員ポータルなど可用性が最優先のサイトで、バージョンアップが先送りされ脆弱性が蓄積するケースに。SafeUpgradeにより、サービスを停止せずにnginx / PHPのメジャーバージョンアップが可能です。

·セキュリティ専任者がおらず、対応が属人化している: 専任のセキュリティ人材を確保しにくい企業に。自動アップデート・デイリースキャン・セキュリティ監査が標準装備されているため、特定の担当者に依存することなく、導入直後から継続的なセキュリティ運用を実現できます。

【ご利用料金】

料金・契約項目

詳細

月額料金目安

約50,000円(約330米ドル)(税別)

(1か月720時間連続稼働の場合)

課金単位

1サーバーにつき1ライセンス(CPUコア数による追加課金なし)

契約形態

時間従量課金制または月額課金制(ライセンス料・サポート料を含む)

対応OS

AlmaLinux OS 9、Red Hat Enterprise Linux 9

※上記は「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」のライセンス料およびサポート料です。これらはクラウドサービスの利用料金と合算の上、各クラウド事業者またはホスティング事業者より請求されます。

※Red Hat Enterprise Linux 9版のご利用をご希望のお客様は、別途当社お問い合わせ窓口までご相談ください。

【提供チャネル】

 主要クラウドマーケットプレイスおよび国内ホスティング事業者を通じて提供いたします。なお、国内ホスティング事業者については順次拡大予定です。

区分

提供先

無料トライアル

トライアル期間中のクラウド/VPS利用料金

申込方法

クラウドマーケットプレイス

AWS / Microsoft Azure / Google Cloud

1か月間

別途発生

各マーケットプレイスから

国内ホスティング事業者

ConoHa VPS byGMO(GMOインターネット株式会社)

1か月間の無料クーポンあり

無料

下記、製品紹介サイトから

製品紹介サイト:https://kusanagi.tokyo/kusanagi-enterprise-edition

【今後の展開】

 当社は、「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」を軸に、以下の機能拡充・基盤整備を計画しています。

 「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」に同梱するAIアシストプラグインに加え、今後はアクセスログ・エラーログのAI解析支援機能の提供を予定しています。AIを活用した運用支援により、障害の原因究明や日常的なサーバー管理の効率化をさらに推進してまいります。

 また、サイバー攻撃の高度化・AI活用による脅威の変化に対応し、「KUSANAGI Enterprise Edition byGMO」のセキュリティ機能を継続的にアップデートしてまいります。企業のWordPressサイトが「継続的にセキュアな状態」を維持できるWeb基盤の実現を目指します。

【KUSANAGIについて】

 「KUSANAGI」は、GMOプライム・ストラテジーが開発・提供する超高速CMS実行環境です。WordPressをはじめとするCMSを高速・安全に稼働させることに特化し、ページキャッシュ利用時には一般的なサーバー(※6)と比較して最大約260倍、キャッシュなしでも約2倍の高速化を実現します。1/4のコストの仮想マシン(VPS)でも同等以上の処理能力を発揮し、インフラコストの大幅削減に貢献します。AWS・Microsoft Azure・Google Cloudなど主要クラウドのマーケットプレイスで提供しており、2015年のリリース以来、国内外の企業・官公庁・メディアサイトで広く採用されています。現在では世界39か国・218リージョンで利用可能となり、累計稼働台数は10万台を超えています。

(※6)比較条件:OS AlmaLinux 8.9、Microsoft Azure Standard D4as_v5インスタンス(3.24GHz AMD EPYC 7763、4vCPU、16GiB)、Premium SSD LRS、東日本リージョン、PHP 8.0.30、Nginx 1.20.1、MariaDB 10.5.22、WordPress 6.4.2

【GMOプライム・ストラテジーについて】

 GMOプライム・ストラテジーは「すべてはエンタープライズOSSエコシステム発展のために」を企業理念に掲げ、社会的課題をテクノロジー中心の仕組みにより解決し、社会的価値を創造することを目指しています。

 Web高速化ソリューション「KUSANAGI Stack」を開発、主要クラウド等から提供するほか、WordPressをはじめとするCMS、およびサーバーの保守管理を一貫体制で提供するフルマネージド型のサポートサービス「KUSANAGIマネージドサービス」やクラウドインテグレーションサービス、ライセンスの各サービスを提供しています。

以上

【本ソリューションに関するお問い合わせ先】

● GMOプライム・ストラテジー株式会社

 ライセンス事業部

 https://www.prime-strategy.co.jp/contact-us/

【GMOプライム・ストラテジー株式会社】(URL:https://www.prime-strategy.co.jp/)  

会社名  GMOプライム・ストラテジー株式会社(東証スタンダード 証券コード:5250)

 所在地  東京都渋谷区桜丘町12番10号 住友不動産渋谷インフォスアネックス3階   

代表者  代表取締役社長 吉政 忠志     

事業内容 KUSANAGI  Stack事業

     ・マネージドサービス

     ・クラウドインテグレーションサービス

     ・ライセンス

     KUSANAGI  Stackの開発と提供 

     ・超高速CMS実行環境「KUSANAGI」

     ・高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」

     ・戦略AI「ONIMARU® David」   

資本金  453,798千円(2025年11月末時点)

  

 

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://group.gmo/)  

会社名  GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム 証券コード:9449)     

所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー     

代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿   

事業内容 持株会社(グループ経営機能)

     ■インターネットインフラ事業

     ■インターネットセキュリティ事業

     ■インターネット広告・メディア事業

     ■インターネット金融事業 

     ■暗号資産事業   

資本金  50億円

  

※記載されている社名、製品名などの名称は、米国およびその他の国で登録された各社の商標または登録商標です。

Copyright (C) 2026 GMO Prime Strategy Co.,    Ltd. All Rights Reserved.

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会社概要

GMOインターネットグループ

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URL
https://www.group.gmo/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555
代表者名
熊谷正寿
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1991年05月