社会福祉法人 檸檬会が運営する認定こども園においてセンサリールームの有用性の検証を開始
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック エレクトリックワークス社)は、社会福祉法人 檸檬会が2024年4月1日に開園した「レイモンド斑鳩こども園」(奈良県斑鳩町)にセンサリールームを1年間試験導入し、園児と職員及び地域住民とのコミュニケーション円滑化など、保育施設におけるセンサリールームの有用性の検証を開始します。
センサリールームは、光や色、音、素材などに配慮し、視覚や聴覚、触覚などの人の様々な感覚を心地よく適度に刺激するよう整えられた空間です。大きな音や強い光が苦手な人でも落ち着ける空間として、欧州のスポーツスタジアムや空港、児童館などを中心に導入施設が増えつつあります。
パナソニック エレクトリックワークス社は照明器具を基軸にしたセンサリールームを、言葉での表現がまだ苦手な幼い子どもとその家族が落ち着いて過ごせ、親子のコミュニケーションを深められる場として、商業施設などの人が集まる場所へ提案する事業を検討しており、様々な社外パートナーと効果検証に取り組んできました。
今回は、パナソニック エレクトリックワークス社のセンサリールームプロジェクトとしては初の乳幼児の教育・保育現場での社会実験です。パナソニック エレクトリックワークス社がセンサリールームを通じて目指すビジョンと、年齢や国籍、人種、性別、障がいの有無に関わらず誰もが躍動できるソーシャルインクルージョンの実現を目指す社会福祉法人 檸檬会のビジョンが非常に近いことから試験導入する運びとなりました。
こども園などの乳幼児教育・保育現場において、園児は日々多くの刺激を受ける中で、パニックになることや、気持ちの切り替えが難しくなることが多々あります。このような状況に、センサリールームをどのような人でも自分らしく落ち着ける空間として活用することで、保育の質向上と子育ての負担軽減への有用性を検証します。さらに、園児や職員だけでなく、保護者や地域住民も含めて交流できる場として活用することも検討しており、子どもに関わるすべての人が子育てに喜びを持てる環境づくりを目指します。
今後、パナソニック エレクトリックワークス社はこうしたセンサリールームの効果・価値検証の機会を増やし、教育現場での活用も含めた様々な事業化への取り組みを加速していきます。
・檸檬会について
https://village.lemonkai.or.jp/
・レイモンド斑鳩こども園について
https://www.lemonkai.or.jp/school/kodomo/leimond-ikaruga-kodomoen/
・パナソニック エレクトリックワークス社のセンサリールームプロジェクトについて
https://makenew.panasonic.jp/magazine/articles/065/
https://uragawa-note.jpn.panasonic.com/n/n336688fec2e3?gs=5113669fc8a9
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