50年間の集大成! 米バチェルダー賞受賞作家・柏葉幸子が魂をこめたファンタジーシリーズの幕が開く! 『竜が呼んだ娘1 弓の魔女の呪い』が2024年1月25日発売
来年、作家デビュー50周年を迎える作家・柏葉幸子著『竜が呼んだ娘1 弓の魔女の呪い』が1月25日(木)に発売されます。
本作は朝日新聞出版から刊行されていた同作品を加筆修正し、新装版として刊行。
表紙は児童書装画を長く手掛ける佐竹美保氏が描き下ろし、朝日版では小さく掲載されていた挿絵も大きく掲載することで物語の世界に読者を引き込みます。
シリーズとしては現時点で5巻までの刊行が決定。1~3巻は朝日新聞出版から刊行されたものの新装版となりますが、4巻と5巻は講談社版としての刊行が初となります。
2巻は2024年3月、3巻は2024年5月、4巻は2024年7月の刊行を予定しています。
累計13万部を突破した「レーエンデ国物語」シリーズの著者・多崎礼氏からは、「竜に呼ばれることなく大人になってしまった私には、ミアの苦労も葛藤も孤独さえも羨ましい。」と心からの推薦コメントが寄せられたほか、発売前レビューサイト「NetGalley」では、「柏葉幸子さんの本は10作以上読んできましたが、その中で一番好き!」「ハラハラドキドキしながら読む手が止められなかった」と「竜が呼んだ娘」ワールドに魅了されたコメントが寄せられました。
柏葉幸子氏はアニメ映画『千と千尋の神隠し』に影響を与えた小説『霧のむこうのふしぎな町』などで知られ、『岬のマヨイガ』のアニメ映画がフランス映画祭「Ciné Junior」 「Festival Les Toiles Filantes」で受賞したほか、2022年には最も優れた翻訳児童書におくられる米バチェルダー賞を『帰命寺横町の夏』で受賞。今、世界から最も注目されている児童文学作家です。
本作の主な内容
その村は「罪人の村」と呼ばれ、王宮の権力争いに敗れた先代王の残党が住んでいた。切り立った崖をこえ村から出る手段はただ一つ、竜に呼ばれること。
谷底の村で静かに暮らしていた十歳の少女・ミアは、竜に呼ばれ、外の世界におびえながらも村を出ることを決意する。
竜に乗せられ、運ばれた先は瑠璃色に輝く王宮。王宮では不思議な魔女たちや、竜と強い絆で結ばれた竜騎士にも出会う。「谷の子」と呼ばれるミアは、呪いをかけられ、姿を消した伝説の竜騎士の部屋子として働くことに。
王宮で懸命に生きるうちに、ミアは奇妙な運命に巻き込まれていく。
書誌情報
『竜が呼んだ娘1 弓の魔女の呪い』
著:柏葉幸子
絵:佐竹美保
定価:1870円(税込)
発行:講談社
発売日:2024年1月25日
ISBN978-4-06-534173-5
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