新潟県最北部のマタギ村「山熊田」を舞台にしたエッセイ『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』が刊行
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)は、『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』を発売しました。
新潟県最北部のマタギ村「山熊田」。著者は友人の誘いで、その村のマタギたちとの飲み会に参加しました。そこにあったのは現代の日本とは思えない濃密な文化と濃厚な自然。その魅力にひかれて移住を決意し、やがてマタギの頭領と結婚。そして古代布である「羽越しな布(うえつ・しなふ)」の復活に向けて奮闘します。
マタギの文化や暮らし、羽越しな布の美しさを著者は軽やかに、そして敬意をこめて綴ります。
おもしろがってくれる人たちがいる。応援してくれる人たちもいる。ご先祖や、今まで続けてきた婆先生たちがいる。若い世代もいる。未来がどうなるかなんて誰にもわからないけれど、おもしろくすることはできる。みんながいればもっとできる。(本文より)
人間らしい暮らしとは何か。真の持続可能性とは。多くの人にそのヒントを示してくれる、令和の傑作移住日記の誕生です。
●著者プロフィール
大滝ジュンコ(おおたき・じゅんこ)
1977年埼玉県坂戸市生まれ。東北芸術工科大学工芸コースを卒業し、同大学院実験芸術領域(現複合芸術領域)修了。その後、現代アート作家として国内外で活動しつつ、長崎県波佐見町ギャラリー「モンネポルト」代表、富山県氷見市アートNPO「ヒミング」アートマネージャーとして芸術振興に従事。山形新聞、長崎新聞、月刊望星などでも連載をもつ。2014年、友人の誘いで山熊田のマタギとの飲み会に参加。濃厚な自然と濃密な文化に衝撃を受けて移住を決意し、2015年の春から村上市地域おこし協力隊(任務:旧中俣村の課題解決)に参加し、山熊田に嫁ぐ。その後、しな布作家として個人工房を設立。しな布の伝統の存続危機を受け、育成事業と振興を開始。2021年日本民藝館展新作工藝公募展入選、2022年第4回三井ゴールデン匠賞ファイナリスト、2022年2023年全国伝統的工芸品公募展入選。
●書誌データ
書名:『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』
著者:大滝ジュンコ
発売日:2024年2月28日
定価:1760円(本体1600円+税10%)
ページ/四六判
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【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心とした山岳・自然科学・アウトドア・ライフスタイル・健康関連の出版事業のほか、ネットメディア・サービスを展開しています。
さらに、登山やアウトドアをテーマに、企業や自治体と共に地域の活性化をめざすソリューション事業にも取り組んでいます。
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:佐々木 惣
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