官民連携インパクトグロースファンドに係る契約締結及び出資について

東京都は、グローバルに活躍するスタートアップの創出等を目指し、社会課題の解決に向けて大きなポテンシャルを有するグロース期のスタートアップに対する資金面での支援拡充を目的とした「官民連携インパクトグロースファンド(組合名:IF Growth1号投資事業有限責任組合)」を創設しました。この度、2025年3月9日付でファンド契約を締結、同年3月28日に出資を完了し、ファンドとしての活動を開始しましたので、お知らせいたします。
今後、都の100億円の出資を呼び水に、目標規模300億円を目指し、運営事業者において2026年3月末まで民間企業等からの出資を広く募っていくとともに、社会課題の解決を目指すミドル~レイター期(以下、「グロース期」という。)のスタートアップへの投資を実行していきます。
1 ファンドのコンセプト
● グロース期のインパクトスタートアップに対する資金面での支援拡充
我が国において、社会課題の解決と持続可能な成長を両立し、ポジティブな影響をもたらす「インパクトスタートアップ」の重要性が高まる一方、こうした企業がグローバルに活躍するよう成長していくための資金調達環境として、特にグロース期のスタートアップへの資金供給の少なさが課題として指摘されています。
本ファンドでは、社会課題の解決に向けて大きなポテンシャルを有するグロース期のスタートアップに対する資金面での支援を拡充することで、グローバルに活躍するスタートアップの創出、社会課題解決の促進及び都の資金を呼び水としたスタートアップエコシステムの持続的な発展を目指します。
【スキーム図】

2 ファンドの概要

ファンド名 |
IF Growth1号投資事業有限責任組合 |
運営事業者 |
インキュベイトファンド株式会社 |
組合設立日 |
2025年3月9日 |
投資対象 |
日本国内にて事業を行う、既存産業を変革するインパクトスタートアップ及び新産業を創出するインパクトスタートアップのうち、グロースステージ(主にレイター期)の企業。 |
組合存続期間 |
約10年間(2034年12月31日まで。最長2年間延長可) |
ファンド規模 |
目標 300億円(都の出資額 100億円) |
3 今後の活動予定等

本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」
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