フロンティア文学賞作家・岩井圭也の最新作は社会派青春サスペンス!『夏の陰』4月26日発売!
「おい、人殺しの息子」死を抱えて生きる岳と和馬。出会ってはならなかった二人の対決の行方は――。
株式会社 KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、冲方丁氏、辻村深月氏、森見登美彦氏の3人の選考委員から圧倒的な高評価で、昨年、第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビューした岩井圭也の最新作『夏の陰』を4月26日(金)に発売いたします。
「おい、人殺しの息子」
死を抱えて生きる岳と和馬。出会ってはならなかった二人の対決の行方は――。
運送会社のドライバーとして働く倉内岳は、卓越した剣道の実力を持ちながら、公式戦に出ることを避けてきた。岳の父である浅寄准吾は、15年前、アパートに立てこもり、実の息子である岳を人質にとった。浅寄は機動隊のひとりを拳銃で射殺し、その後自殺したのだ。世間から隠れるように生きる岳は、しかし、恩人の願いを聞き入れ、一度だけ全日本剣道選手権に出場することを決める。予選会の日、決勝に進出した岳の前に、ひとりの男が立ちはだかった。辰野和馬、彼こそが岳の父親が撃ち殺した機動隊員のひとり息子だった――。
■書誌情報
『夏の陰(かげ)』
著者:岩井圭也
発売:2019年4月26日(金)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1500+税
装画:田雜芳一
装丁:坂詰佳苗
頁数:256頁
体裁:四六判並製
発行:株式会社KADOKAWA
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321812000072/
岩井圭也(いわい・けいや)
1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年「永遠についての証明」で第9回フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。
『永遠についての証明』 岩井圭也 KADOKAWA
特別推薦生として協和大学の数学科にやってきた瞭司と熊沢、そして佐那。眩いばかりの数学的才能を持つ瞭司に惹きつけられるように三人は結びつき、共同研究で画期的な成果を上げる。しかし瞭司の過剰な才能は周囲の人間を巻き込み、関係性を修復不可能なほどに引き裂いてしまう。出会いから17年後、失意のなかで死んだ瞭司の研究ノートを手にした熊沢は、そこに未解決問題「コラッツ予想」の証明と思われる記述を発見する。贖罪の気持ちを抱える熊沢は、ノートに挑むことで再び瞭司と向き合うことを決意するが――。
冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛! 選考委員の圧倒的な評価を勝ち取った、フロンティア文学賞3年ぶりの受賞作!
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321804000167/
デビュー作『永遠についての証明』では、数学の天才と青春の苦悩を描いた著者。第2作となる本作は、警官殺しの犯罪者を父に持つ息子と、警官だった父を殺された息子、互いに「死」を抱えて生きてきた青年ふたりが剣道を通して対決する社会派青春サスペンスです。
- 社会派青春サスペンス『夏の陰』は、「罪」と「赦し」の物語
「おい、人殺しの息子」
死を抱えて生きる岳と和馬。出会ってはならなかった二人の対決の行方は――。
運送会社のドライバーとして働く倉内岳は、卓越した剣道の実力を持ちながら、公式戦に出ることを避けてきた。岳の父である浅寄准吾は、15年前、アパートに立てこもり、実の息子である岳を人質にとった。浅寄は機動隊のひとりを拳銃で射殺し、その後自殺したのだ。世間から隠れるように生きる岳は、しかし、恩人の願いを聞き入れ、一度だけ全日本剣道選手権に出場することを決める。予選会の日、決勝に進出した岳の前に、ひとりの男が立ちはだかった。辰野和馬、彼こそが岳の父親が撃ち殺した機動隊員のひとり息子だった――。
■書誌情報
『夏の陰(かげ)』
著者:岩井圭也
発売:2019年4月26日(金)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1500+税
装画:田雜芳一
装丁:坂詰佳苗
頁数:256頁
体裁:四六判並製
発行:株式会社KADOKAWA
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321812000072/
- 冲方丁氏、辻村深月氏、森見登美彦氏絶賛の『永遠についての証明』でデビューした作家・岩井圭也
■著者略歴
岩井圭也(いわい・けいや)
1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年「永遠についての証明」で第9回フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。
<第9回フロンティア文学賞受賞作>
『永遠についての証明』 岩井圭也 KADOKAWA
特別推薦生として協和大学の数学科にやってきた瞭司と熊沢、そして佐那。眩いばかりの数学的才能を持つ瞭司に惹きつけられるように三人は結びつき、共同研究で画期的な成果を上げる。しかし瞭司の過剰な才能は周囲の人間を巻き込み、関係性を修復不可能なほどに引き裂いてしまう。出会いから17年後、失意のなかで死んだ瞭司の研究ノートを手にした熊沢は、そこに未解決問題「コラッツ予想」の証明と思われる記述を発見する。贖罪の気持ちを抱える熊沢は、ノートに挑むことで再び瞭司と向き合うことを決意するが――。
冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛! 選考委員の圧倒的な評価を勝ち取った、フロンティア文学賞3年ぶりの受賞作!
情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321804000167/
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