現場対話型スタートアップ協働プロジェクト 公募開始
~スタートアップと職員とが協働して都政現場の困り事を解決~

東京都では、スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」に基づき、世界で最もスタートアップフレンドリーな都市・東京を目指しており、とりわけ、行政がスタートアップの製品やサービスの「ファーストカスタマー」となる取組を強化しています。
この中で、都政現場における課題に対して、優れたスキルや技術を有するスタートアップとの対話を通じて、ともに解決を目指す「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」を今年度も実施します。
ついては、課題を抱える都政現場との協働に参加するスタートアップを下記のとおり募集します。今年度は、募集期間を前倒しし、プロジェクトの期間をより長く設定しましたので、是非ともご応募ください。
1 事業概要
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都政現場の課題について、職員とスタートアップが対話を重ね、お互いの意向を深く理解するとともに、問題の所在や原因を見える化します。
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協働するスタートアップを選定し、課題解決に向けて都政現場での実証プロジェクトを実施します。
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成果報告会を通じて、協働成果を効果的に発信&広く共有し、横展開につなげます。
【事業の流れ】

2 設定テーマ
《第1期募集》

局名(現場部署) |
テーマ |
|
---|---|---|
1 |
子供政策連携室 (企画調整部) |
『子供の事故情報データベース』を活用し、子供に安全安心な製品・サービスの開発・改良の好事例を創出したい! |
2 |
主税局 (総務部) |
「いつでも、どこでも、楽しく学べる」中学生・高校生向けの租税教育コンテンツを提供して、税の意義や大切さを伝えたい! |
3 |
生活文化局 (文化振興部) |
最新テクノロジーやデジタル技術等を活用して、江戸文化の魅力を国内外に向けてアピールしていきたい! |
4 |
スポーツ推進本部 (スポーツ総合推進部) |
デジタル技術を活用し、パラスポーツ指導員等の活動実績を可視化し、パラスポーツボランティアの活動を促進したい! |
5 |
住宅政策本部 (民間住宅部) |
AIやドローンなど最新のテクノロジーを活用し、空き家の抽出に係る業務の効率化・精度の向上につなげたい! |
6 |
環境局 (気候変動対策部) |
都有施設の温室効果ガス排出量等を見える化し、都庁自らの取組をより推進したい! |
7 |
福祉局 (障害者施策推進部) |
障害者の困りごとや必要な配慮を疑似体験できるデジタルコンテンツを作成し、多様なコミュニケーション手段の普及啓発につなげたい! |
8 |
建設局 (総務部・第三建設事務所) |
デジタル技術を活用し、発注図書確認の精度向上・スピードアップを図り、インフラ整備の効果を早期に発現させたい! |
9 |
水道局 (サービス推進部) |
デジタルツール等を活用した災害時給水ステーション(給水拠点)の情報発信を行い、認知度向上につなげたい! |
10 |
下水道局 (建設部) |
AIをはじめとするデジタル技術を活用し、下水道管路工事に係る道路占用書類の作成・工事監督業務の効率化につなげたい! |
《第2期募集》

11 |
総務局 (総務部) |
都民の学び直しを支援するポータルサイトにおいて、AI等を活用してそれぞれの学びのニーズに合った教育コンテンツや大学等の講座を提案したい! |
---|---|---|
12 |
都民安全総合対策本部 (総合推進部) |
電動キックボードをはじめとする特定原付の安全利用について、魅力的な「啓発ツール」を開発し、都民の理解促進へつなげたい! |
13 |
都市整備局 (総務部) |
局キャラクターの立体化でアイキャッチを作り、都民向けに効果的な情報発信をしたい! |
14 |
福祉局・保健医療局 (企画部) |
AI等の活用により過去の答弁内容や関係資料を整理・検索できるようにするなど、議会関連業務の効率化を図りたい! |
15 |
中央卸売市場 (管理部) |
複数ある市場施設の膨大な電子化された図面をクラウドで一元管理し、業務効率化につなげたい! |
16 |
建設局 (道路建設部) |
予算要求及び決算見込資料のフォーマット・ツールを作成し、業務効率化につなげたい! |
17 |
港湾局 (臨海開発部) |
「都民協働」で海の森公園の生きもの情報を収集し、環境学習に役立つコンテンツを作っていきたい! |
18 |
会計管理局 (管理部) |
AI技術の活用により納付書の読取や処理後の納付書の分類・振り分けに係る業務を効率化・自動化し、作業者の負担軽減につなげたい! |
19 |
水道局 (経理部) |
無人資材置場の管理を遠隔で行い、業務効率化につなげたい! |
20 |
水道局 (経理部) |
市場調査やマッチング先候補を簡単に調査可能なツール等を導入し、水道局が保有する知的財産権を活かしたい! |
3 スケジュール
(1)対話への参加応募 :
(第1期)6月13日(金曜日)~26日(木曜日)17時
(第2期)7月4日(金曜日)~17日(木曜日)17時
(2)現場との対話:
7月下旬頃~
(3)ピッチイベント:
8月上旬頃~
(4)現場による解決策選定、審査会:
8月中旬頃~
(5)プロジェクト開始:
8月下旬~
※上記(2)以降は、最も早いプロジェクトのスケジュール例。
4 公募詳細
対話への応募手続等、その他詳細は、下記の特設サイトをご参照ください。
特設サイトURL:https://dialogue-startup.metro.tokyo.lg.jp/

令和6年度の取り組みについては、こちらをご参照ください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略10 スタートアップ「スタートアップが生まれ、育つフィールドを構築」
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