次亜塩素酸空間除菌脱臭機ジアイーノがHACCP International認証を取得

パナソニックグループ

2024年11月8日 11時40分

パナソニック株式会社空質空調社（以下、パナソニック空質空調社）は、2024年10月17日に、次亜塩素酸空間除菌脱臭機ジアイーノについて、食品産業で使われる機器やサービスの安全性を認証する「HACCP（ハサップ）International認証」を、全世界を対象としたGlobal License（グローバルライセンス）で取得しました。清掃などのメンテンスの容易性や、安全な素材と機構を用いていること、第三者機関によって確認された除菌効果などが評価されました。

HACCP（※1）は、2021年6月から原則としてすべての食品関連事業者に制度化された、食品の安全を確保するための国際的に認知されている衛生管理手法です。原材料の入荷から製造・出荷へと続く各工程で、安全を阻害する要因を特定し、危害の防止につながるポイントを継続的に管理、食品安全の確保を目指すものです。HACCP International認証とは、このHACCPの考え方に基づき、食品製造現場で使用される設備・資材・備品に対して、オーストラリアに本部を置く国際認証機関であるHACCP International社が審査し、与える第三者認証制度です。その認証マークは「食の安全」の分野で国際的に広く認知され、認証製品は食品製造現場における衛生管理強化に貢献します。

ジアイーノは、安心・快適な空気環境づくりのために「除菌（※2）」「脱臭（※3）」「集じん（※4）」「加湿（※5）」が1台で可能な、次亜塩素酸空間除菌脱臭機です。日本を含め、中国やマレーシアなど9つの国と地域で展開し、その優れた性能が認められ、医療、介護、教育、宿泊、ペット関連などの施設で幅広く採用されています。今回の認証取得の対象は、特別な工事が不要な据置タイプ（※6）と天井に設置する設備タイプ（※7）で、全27品番です。

パナソニック空質空調社は今後も、次亜塩素酸技術を活かして、世界中のお客様が安心・快適に過ごせる室内空気環境づくりとともに、食品産業の衛生管理に貢献できる提案と商品の開発・拡販を行ってまいります。

※1 HACCPとはHazard（危害）Analysis（分析）Critical（重要）Control（管理・制御）Point（点）の頭文字をとった言葉で、食品の安全を確保するための衛生管理手法。2021年6月から食品関連事業者に完全義務化されています。

※2 浮遊菌の場合：約6畳（25立方メートル）の密閉空間における、10分後の効果。付着菌の場合：約18畳（74立方メートル）の試験空間における、45分後の効果（F-JDU75の試験結果）数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。

※3 脱臭効果は、周囲環境（温度・湿度）、運転時間、臭気によって異なります。

※4 集じん機能は、設備タイプと一部の据置タイプのみ搭載しています。

※5 加湿機能は、設備タイプと一部の据置タイプのみ搭載しています。

※6 据置タイプ：床面に設置しコンセントを挿して運転するタイプ。設置に際し特別な工事は不要です。

※7 設備タイプ：天井に設置し施設設備としてビルトインするタイプ。設置に際しては給排水・ダクト配管・取付工事等が必要です。

全文は以下プレスリリースをご覧ください。

▼[プレスリリース]次亜塩素酸空間除菌脱臭機ジアイーノが

HACCP International認証を取得（2024年11月8日）

https://news.panasonic.com/jp/press/jn241108-1