静岡市とパナソニック株式会社エレクトリックワークス社、脱炭素社会実現に向けた連携協定を締結

パナソニックグループ

2024年11月19日 15時00分

左からパナソニックエレクトリックワークス社静岡電材営業所所長竹内宗蔵／パナソニックエレクトリックワークス社中部電材営業部営業部長宮木順司／静岡市環境局局長田嶋太氏／静岡市都市局局長安本弘樹氏

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社（以下、パナソニック）は、静岡県静岡市と大幅な省エネルギー化を実現する最先端の建築物であるZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の理解促進や導入推進に向けた取り組みについて、相互の密接な連携を図ることにより、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進する連携協定を、2024年11月18日に締結しました。

政府目標として2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比46％削減、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロが掲げられており、静岡市としても2022年度（令和4年度）に策定した「第3次静岡市地球温暖化対策実行計画」の中で「脱炭素社会の実現」を目標に定め、2030年度（令和12年度）までに2013年度比で国の46％を上回る51％削減、長期的には国の目標と同様に、2050年温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しています。

静岡市第3次実行計画では、「省エネルギーの推進」、「再生可能エネルギーの拡大」、「エネルギーの高度利用化」、「気候変動への適応」の4つの取り組み方針に基づきさまざまな事業を推進していくこととしており、建築物のZEB化は省エネルギーの推進に大きく貢献すると同時に、再生可能エネルギーの導入やエネルギー高度利用化・気候変動対応と併せ進めていくことで、災害時の事業継続や市民に対する活動の拠点化などレジリエンス強化に資する取り組みとなると考えています。民間事業者と連携・協力をしながらZEB化に向けた取り組みを行い、脱炭素社会の実現を目指します。

本協定では、1. ZEB化改修の難易度調査、2. ZEB化手法の検討、3. ZEB化の認知度向上及び理解促進、4. その他、本協定の目的に資する事業に関することの4つの項目で連携し、静岡市内のZEB化推進を加速していきます。

■連携協定締結について

○連携協定の主な内容

1. ZEB化改修の難易度調査に関すること

・既存建築物を対象としたZEB化難易度調査を実施

2. ZEB化手法の検討に関すること

・難易度調査後の建物を中心に、数値的評価など含めZEB化手法を検討

3. ZEB化の認知度向上及び理解促進に関すること

・行政向け、市民・支柱事業者向けなどセミナー開催や説明会等の実施

4. その他、本協定の目的に資する事業に関すること

【お問い合わせ先】

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社