WOWOW新感覚ドキュメンタリー番組「フードトラッカー峯岸みなみ」 最終話のロケレポートが到着 番組テーマソングはあっこゴリラが担当
2021年7月12日(月)から毎週月曜よる9:00 [WOWOW プライム] [WOWOW オンデマンド]
WOWOWで7月12日から放送&配信される新感覚ドキュメンタリー番組「フードトラッカー峯岸みなみ」の最終話ロケレポートが到着した。また、番組テーマソング(OP曲「TRACK GRRRL」、ED曲「I’m here」)はラッパーのあっこゴリラが制作を担当することが決定。そのあっこゴリラに加え、本作の監督を務めた太田信吾のコメントもお届けする。
卒業コンサートからちょうど1カ月が過ぎた6月22日。峯岸にとって、この日は番組最後のロケ。目的はフードトラックを出店しておにぎりを販売すること。当日は朝6時から仕込みを始める熱の入れようだった。そしていざ出店。峯岸の前に多くのファンは現れたのか?そしてオープン前に立てた目標売上には到達したのか?番組最後のロケでフードトラッカーの神髄を体感する。
「フードトラッカー峯岸みなみ」では、AKB48卒業という人生の大分岐点に立っている峯岸みなみがフードトラックカルチャーと出会い、そこに関わる人々のリアルな物語に触れ、シャカイを知り、セカイを知る。若い人たちに地元の魅力を伝えたい同世代女子トラッカーや、脱サラして人生のセカンドチャンスをつかんだトラッカーなど、それぞれの想いで奮闘するフードトラッカーたちと出会い、さまざまな人生観やリアルな物語に触れていく。多忙を極める中、フードトラックと向き合い続けた彼女の1年の成長物語を見ることができる、新感覚のドキュメンタリー番組が誕生する!
【あっこゴリラコメント】
知らないことはいつだって怖いし、失敗はすべての終わりにみえるし、綺麗に生きたいと思うことはもはや強迫観念かよ?って具合に私たちを締め付けるけど、実は自分をぶつけてぐちゃぐちゃで生きるさまこそ美しいんだってことを年齢重ねるたびに強く感じます。昔の自分に聴かせたいな。ぜひ聴いてください!
【太田信吾コメント】
「この番組では絶対に嘘をつきたくないです」。峯岸みなみさんのストイックな表現者としての姿勢は、ドキュメンタリーの大きな武器となった。卒コン延期、アイドル留年、仕事内容の変化など。彼女に押し寄せる幾多のピンチは、人生の谷間をいくつも乗り越えてきたフードトラッカーの皆さんとの出会いによって、チャンスに変わった。
荒れたオフロードを楽しみながら突き進む本作。ぜひ同乗しませんか?その道程で見える景色は明日を生きるパワーになると信じてます。
<番組情報>
フードトラッカー峯岸みなみ(全8回)
放送&配信日:2021年7月12日(月)から毎週月曜よる9:00 [WOWOW プライム] [WOWOW オンデマンド]
※WOWOWオンデマンドでは無料トライアル実施中
※放送終了後[WOWOWオンデマンド]でのアーカイブ配信あり
URL:https://www.wowow.co.jp/detail/171135/001/01
【ロケレポート】
AKB48最後の一期生、峯岸みなみは平成から令和の時代を駆け抜け、2019年12月に15年間在籍したグループからの卒業を発表した。しかし、コロナ禍の影響で翌年4月の卒業コンサートは延期に。まさかの“アイドル留年”となった。そして、2021年5月22日の卒業コンサート、同28日の卒業公演を経て、アイドル生活に終止符を打った。
AKB48卒業前の2020年春からスタートした撮影では、石巻、長野、神戸などへ足を運び魅力的なフードトラッカーと直接会い、さまざまな人たちと交流してきた峯岸。そして、番組の集大成となる最後のロケが卒業コンサートから1カ月後の2021年6月22日に首都圏で実施された。峯岸の最終目標は実際にフードトラックを出店すること。当日は早朝から仕込みをスタートさせるなど本気度がうかがえた。
峯岸がフードトラックで販売するのはおにぎり。「ジャンクなものではなく体にいいものを食べてほしい。おにぎりはみんな好き」と、国民食ともいえるおにぎりを選んだ理由を明かす。「作ってから時間を置いて食べたことがない」と不安も吐露する一方で、「おいしい形で届けたい。感動をおにぎりに閉じ込めたい」とファン思いの言葉が自然とこぼれた。
峯岸は、今回の企画で共にメニューなどを考案したフードスタイリストの大西和華さん指揮のもと、いざ仕込みを開始。長野から取り寄せたこだわりの具材をカットするなど一見地味な作業も楽しみながらこなしつつ、売り上げも考慮しておにぎり一つ一つのお米と具材を丁寧に測量する。「無我夢中で仕込みをやって時が経つのを忘れるほど」と口にしたほど集中した4時間超の仕込みが完了して、いざフードトラックを出店する現場へと移動する。
峯岸が用意したおにぎりの数は100個。完売が売り上げ目標となる。道中で株式会社フードトラックカンパニー代表取締役の浅葉郁男さんと合流し、自らデザインを考案したフードトラックと初対面。ピンクに塗られたかわいらしいトラックに、店名と「おいしい“長野生まれ”心を込めて握りました」と書かれたタペストリーを装飾。気になる店名は「おにぎり屋 咲いた。」。メニューボードには、味と値段を丁寧に真心込めて自ら書き入れる。さらに、隣のスペースには第3回の放送に登場する白鳥杏奈さんが長野から駆けつけて出店。長野の梅ジャムを使ったこの日限定のコラボフレーバーを販売して峯岸を応援する。準備は万端だ。
期待と不安が入り混じった中、12時45分に開店。フードトラック近くで待ちわびていたファンが「おにぎりおいしいね」と舌鼓を打ち、久しぶりの峯岸との対面に自然と笑みがこぼれていた。果たして、売り上げ目標に届いたのか…
フードトラック出店を現実のものにした峯岸は、「自分一人の力では『おにぎり屋 咲いた。』は成り立たなかった。あらためて周囲の人に感謝する一日でした」と閉店後に率直な気持ちを吐露。コロナ禍の影響で、アイドル人生最後の握手会もリモートでの開催となっていただけに、今回フードトラックを通して直接ファンと出会えたことについては、「懐かしい感じがしました。またいつかこういう機会があればいいな。アイドルを辞めてもファンの方とのつながりはもっていたいとあらためて思う機会になりました。ファンの方も喜んでくれたので、やってよかったと思います。あらためてこういう活動をやっていきたい」とファンとの交流の大切さを再認識していた。
最後に、峯岸にとってフードトラックとは何なのかを尋ねてみた。
「旅ですね。そのままの意味ですけど、自分の力でいろいろなところへ行っていろいろな人と会って好きなことをやる。約束されたことやルールがないのが旅みたい。今まで旅が苦手な人間でしたが、『フードトラッカー峯岸みなみ』を通してこれからたくさんのところに旅に出たいと思いました」。
約1年を通して峯岸みなみを追い続けたドキュメンタリー「フードトラッカー峯岸みなみ」。タレントとしてやっていけるか不安に駆られた昨年の春以降、この番組を通じて多くのフードトラッカーと出会うことで視野が広がり、活力を得られたという。そんな少し大人になった峯岸の成長物語を見て、笑って、泣いて明日へのエネルギーに変えてほしい。
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