日本サイバーセキュリティ市場の業界動向:レポートオーシャン株式会社による業界調査結果

モバイル利用、クラウド移行、デジタルリスクの拡大が日本企業のサイバーセキュリティ優先事項を再構築

Report Ocean

東京、日本 - レポートオーシャン株式会社は、日本サイバーセキュリティ市場を取り巻く事業環境、企業のセキュリティ優先課題、ならびに市場成長を支える主要因を把握するため、業界関係者を対象とした調査を実施しました。本調査では、モバイルデバイスの利用拡大、クラウド移行、リモートワーク、IoT導入の進展が、日本企業におけるサイバーセキュリティ投資やリスク管理戦略に大きな影響を与えていることが明らかになりました。

デジタル技術の活用があらゆる業界で進む中、サイバーセキュリティは、システム、ネットワーク、機密データを保護するための重要領域として位置づけられています。調査回答者は、日本のサイバーセキュリティ市場について中長期的に前向きな見方を示す一方で、導入コストの高さ、人材不足、規制対応の複雑さが大きな課題であると認識しています。

■ 調査概要

  • 調査手法: 構造化質問票によるオンライン定量業界調査 

  • 調査対象: ITマネージャー、サイバーセキュリティ担当者、インフラ管理者、コンプライアンス・リスク管理責任者、ならびに主要産業の企業意思決定者 

  • 調査期間:2026年2月2日~3月2日

  • サンプル数: 630名 

  • 調査地域: 日本全国 

  • 抽出方法: 業種・職種別の層化抽出 

  • 誤差範囲: 信頼水準95%で±4.0%

■ 主な調査結果

本調査の結果、日本におけるサイバーセキュリティ需要は、モバイルデバイス、クラウド、IoT接続システムなどのデジタル技術への依存度の高まりを背景に、引き続き拡大していることが示されました。企業は、攻撃対象領域の拡大に対応するため、予防型セキュリティ対策、リアルタイム監視、クラウドベースの保護モデルへの関心を強めています。

一方で、実装コストの高さ、熟練人材の不足、規制対応の複雑さは、サイバーレジリエンス強化に向けた主要な障壁として挙げられました。特に、クラウド型ソリューションの重要性と、BFSI分野における投資需要の高さが際立つ結果となりました。

■ 調査質問および回答結果

Q1:日本のサイバーセキュリティ市場の今後5年の見通しをどのように評価しますか。

  •  非常に前向き/やや前向き:66% 

  • 横ばい:22% 

  • やや否定的/否定的:12%

Q2:日本におけるサイバーセキュリティ需要の拡大に最も寄与している要因は何ですか。

  •  モバイルデバイス利用の拡大:24% 

  • クラウド移行:22% 

  • サイバー攻撃の高度化:21% 

  • IoT導入の拡大:19% 

  • 規制・コンプライアンス要件:14%

Q3:リモートワークおよびデジタル取引の拡大は、日本企業のサイバーセキュリティ優先事項にどの程度影響していますか。

  •  非常に大きい/大きい:68% 

  • ある程度影響がある:21% 

  • あまり影響しない/影響しない:11%

Q4:日本において今後最も需要拡大が期待されるサイバーセキュリティ領域はどれですか。

  •  アイデンティティおよびアクセス管理(IAM):26% 

  • インフラセキュリティ:22% 

  • データセキュリティおよびプライバシー:20% 

  • ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC):18% 

  • 脆弱性管理:14%

Q5:日本企業がサイバーセキュリティ強化を進める上で最大の課題は何ですか。

  •  導入コストの高さ:27% 

  • 熟練したサイバー人材の不足:24% 

  • 脅威の急速な高度化:20% \

  • 規制対応の複雑さ:17% 

  • 既存ITシステムとの統合:12%

Q6:日本企業にとって、クラウドベースのサイバーセキュリティソリューションはどの程度重要ですか。

  •  非常に重要/重要:72% 

  • ある程度重要:18% 

  • あまり重要でない/重要でない:10%

Q7:日本で今後最も需要が高まると考えられるサイバーセキュリティの導入モデルはどれですか。

  •  クラウドベース:39% 

  • ハイブリッド:27% 

  • オンプレミス:19% 

  • マネージドサービス環境:11% 

  • わからない:4%

Q8:日本において最もサイバーセキュリティ支出を牽引すると考えられる業界分野はどれですか。

  •  銀行、金融サービス、保険(BFSI):31% 

  • ITおよび通信:24% 

  • ヘルスケア:16% 

  • 製造業:15% 

  • 政府/防衛:14%

Q9:日本のサイバーセキュリティの将来において、AIを活用した脅威検知およびリアルタイム監視はどの程度重要だと考えますか。

  •  非常に重要/重要:69% 

  • ある程度重要:20% 

  • あまり重要でない/重要でない:11%

Q10:今後5年間で、日本企業はサイバーレジリエンスを高められると思いますか。

  •  非常に自信がある/ある程度自信がある:57% 

  • どちらとも言えない:24% 

  • あまり自信がない/自信がない:19%

■ インサイトと示唆

本調査から、日本のサイバーセキュリティ市場は、デジタル接点の拡大、クラウド利用の進展、接続デバイスの増加を背景に、持続的な成長局面にあることが示されました。今後は、アイデンティティ管理、インフラ保護、プライバシー対策、リアルタイム脅威対応を支えるソリューションへの需要が一層高まると見られます。

一方で、サイバーレジリエンスの強化は単なる技術導入だけでは実現せず、コスト管理、人材育成、そして変化する規制要件への対応力が重要な要素となります。企業が拡張性、柔軟性、迅速な対応を求める中、クラウドベースのサイバーセキュリティモデルは今後ますます中心的な役割を担うことが期待されます。

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出典:レポートオーシャン株式会社

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■ 参考資料

 日本サイバーセキュリティ市場に関するさらなる背景情報として、以下の関連調査資料をご参照ください。

https://www.reportocean.co.jp/industry-reports/japan-cybersecurity-market

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