パナソニック環境エンジニアリングが小型分散型 畜舎用熱交換器を発売 ~寒冷地における畜舎内の環境改善と空調負荷軽減に貢献~

パナソニックグループ

パナソニック環境エンジニアリング株式会社(東京本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:小野勝、以下、パナソニック環境エンジニアリング)は、2025年5月、冷たい外気を暖めて供給できる「小型分散型 畜舎用熱交換器」の販売を開始しました。

畜舎では、アンモニアやCO2濃度上昇による鶏の健康被害および作業環境の悪化を防ぐため、十分に換気を行うことが必要です。しかしながら、冬場は外気をそのまま取り入れることで舎内の温度が急激に低下してしまうことから、特に寒さに弱い養鶏市場では、換気不足、また鶏のヒートショックが課題化しています。

こうした中、パナソニック環境エンジニアリングが新たに販売した「小型分散型 畜舎用熱交換器」は、冬場でも安定した換気を実現し、舎内環境を大幅に改善します。

<製品特長>

1. 高効率熱交換で寒冷地に最適

・冷たい外気を暖めて供給することで、鶏のヒートショックを防ぎます。

・熱交換することにより熱ロスを軽減し、畜舎内に設置した暖房機など空調の負荷を低減。エネルギーコスト削減に貢献します。

2. 省スペース・メンテナンス性に優れた設計

・側壁ビルトイン設計により、畜舎内部への突出が少なく、限られたスペースにも対応可能です。

・内部洗浄が容易で、フィルターレス仕様によりメンテナンス頻度が低減され、長期運用が可能です。

3. 換気システムと連動制御で省力化を実現

・畜舎換気コントローラと熱交換器を自動連動させることで、省人化をサポート。(※)

・必要換気量に合わせた柔軟な台数設計が可能で、畜舎の規模や目標換気量に応じた運用が可能です。

4. 環境改善による鶏の健全育成

・分散配置のため舎内の温度ムラが小さく、換気することで畜舎内の空気環境が改善され、鶏の健全育成が促進されることで、生産性向上が期待されます。

品名

小型分散型 畜舎用熱交換器

希望小売価格(税込・工事費別)

オープン価格

※オプション対応

■パナソニック環境エンジニアリング株式会社について

パナソニック環境エンジニアリングは、「水・空気・土・エネルギー」に関わる環境課題を総合的に解決する技術を提供し、持続可能な社会づくりに貢献しています。本製品もその一環として、畜産現場の労力軽減と持続可能な飼育環境を支える技術として、普及を目指します。

■パナソニック環境エンジニアリング ウェブサイト

https://panasonic.co.jp/hvac/peseng/

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会社概要

パナソニックグループ

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月