欧州での冷凍機事業拡大に弾み！環境配慮型の冷凍機2シリーズ全70機種の販売を開始

パナソニックグループ

2025年6月26日 15時20分

パナソニック株式会社コールドチェーンソリューションズ社（以下、パナソニックCCS社）の傘下で、欧州における冷凍機（※1）の開発・製造を担っているPanasonic Cold Chain Poland Sp. z o.o.（以下、PCCPL）が、2025年10月より、冷凍機の新シリーズ「iCORE」と「iCOOL」の販売を開始します。2シリーズで全70機種を取り揃え、小売店、スーパーマーケット、HoReCa（※2）セクター、ガソリンスタンド、低温倉庫などの幅広い用途に対応します。

「iCORE」シリーズは、欧州市場におけるパナソニック製ノンフロン冷凍機のフラッグシップラインです。将来を見据えた自然冷媒（CO2冷媒／R744）を採用し、中温用途向けに最大29 kW、低温用途向けに最大15 kW、計12機種をラインアップしています。本シリーズで、日本同様、欧州における冷凍機のノンフロン化をリードしていきます。

「iCOOL」シリーズは、インバーター制御でHFC（※3）およびA2L冷媒（※4）対応の冷凍機シリーズです。高度なインバーター技術によって長期的な省エネと電気料金の削減を実現するとともに、低GWP冷媒への段階的な移行をサポートする機種として位置づけています。中温用途で最大42 kW、低温用途で最大14 kW、計58機種をラインアップしています。

PCCPLは、M&Aを経て2024年12月よりパナソニックグループの一員となり、コールドチェーン事業の欧州初の工場として稼働しており、これまで日本から出荷・輸送していた場合と比べて、欧州全域への納品リードタイムを大幅に短縮しています。今回の冷凍機新シリーズの発売は、欧州市場においてパナソニックが冷凍機事業に注力していくという、戦略的にも重要な節目といえます。

これによりパナソニックCCS社は、欧州における冷凍機事業に弾みをつけ、コールドチェーン事業のグローバル展開を加速していくとともに、環境配慮型製品の市場浸透を通じてサステナブルな社会実現に貢献していきます。

※1 別置型ショーケースやプレハブ冷凍・冷蔵庫などの冷却機器を冷やすための熱源設備でコンデンシングユニットともいう。室内の冷却機器と冷媒配管で接続して使用し、室外や屋外に設置する

※2 食品サービス業界、Hotel／Restaurant／Cafeの略称

※3 代替フロン

※4 微燃性、低毒性、低地球温暖化係数を特長とした冷媒のこと

【お問い合わせ先】

パナソニック株式会社コールドチェーンソリューションズ社経営企画室広報担当

Email：ccs_pr@gg.jp.panasonic.com

全文は以下プレスリリースをご覧ください。

▼[プレスリリース]欧州での冷凍機事業拡大に弾み！

環境配慮型の冷凍機2シリーズ全70機種の販売を開始（2025年6月26日）

https://news.panasonic.com/jp/press/jn250626-1