佐藤亜紀『黄金列車』発売即重版決定‼『スウィングしなけりゃ意味がない』の熱狂ふたたび!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)より、2019年10月31日(木)に発売した佐藤亜紀氏の小説『黄金列車』がご好評につき、重版が決定いたしました。
【あらすじ】
第二次世界大戦末期。ハンガリー大蔵省の役人のバログは、敵軍迫る首都から国有財産の退避を命じられ、ユダヤ人の没収財産を積んだ「黄金列車」の運行に携わることになる。混乱に乗じて財宝を狙う有象無象を相手に、文官の論理と交渉術で渡り合っていくバログ。過酷な日々の中、胸に去来するのはかつて青春を共にしたユダヤ人の友人、そして妻との出会いだった。輝くような思い出と、徐々に迫ってくる戦争の影。ヨーロッパを疾駆する列車のなか、現在と過去を行き来しながらバログはある決意を固める。
『黄金列車』
著者:佐藤亜紀
発売:2019年10月31日(木)※電子書籍同日配信
定価:本体1,800円+税
装丁:柳川貴代
装画:西村隆史
頁数:336頁
体裁:四六判上製
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「文芸カドカワ」2019年4月号~2019年8月号
ISBN:978-4-04-108631-5
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000410/
◆著者略歴
佐藤亜紀(さとう・あき)
1962年、新潟県生まれ。91年『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。2003年『天使』で芸術選奨新人賞を、08年『ミノタウロス』で吉川英治文学新人賞を受賞。17年に発表した『スウィングしなけりゃ意味がない』は戦時下のナチスドイツを舞台に、ジャズに熱中する少年たちの目を通して戦争の狂気と滑稽、人間の本質を描き、大きな反響を呼んだ。他の著書に『鏡の影』『戦争の法』『モンティニーの狼男爵』『1809』『雲雀』『醜聞の作法』『金の仔牛』『吸血鬼』など多数がある。
ぼくたちが望む音楽を、国は邪魔できない。
ナチス政権下のドイツ。金もあるし、暇もある。
無敵の悪ガキどもが夢中になったのは、敵性音楽のジャズだった――
文庫『スウィングしなけりゃ意味がない』
佐藤亜紀 角川文庫 本体800円(税別)
1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。15歳のエディが熱狂しているのは頽廃音楽と呼ばれる”スウィング”だ。だが音楽と恋に彩られた彼らの青春にも、徐々に戦争が色濃く影を落としはじめる――。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321808000330/
佐藤氏といえば、一昨年、戦時下のナチスドイツで、敵性音楽であるジャズに熱中する少年たちを描いた『スウィングしなけりゃ意味がない』が大反響を呼びました。『スウィング~』では、不良少年たちの抵抗を描いていますが、本作『黄金列車』では、第二次大戦末期に、法を武器に戦った「役人たち」の正義が描かれております。
ここに人間がいる。 愚かさ、計算高さ、ふてぶてしさ、声にならない哀切。 傑作とはこういうことを言うんだ。 ——深緑野分氏、推薦! |
第二次世界大戦末期、文官の論理と交渉術で
【あらすじ】
第二次世界大戦末期。ハンガリー大蔵省の役人のバログは、敵軍迫る首都から国有財産の退避を命じられ、ユダヤ人の没収財産を積んだ「黄金列車」の運行に携わることになる。混乱に乗じて財宝を狙う有象無象を相手に、文官の論理と交渉術で渡り合っていくバログ。過酷な日々の中、胸に去来するのはかつて青春を共にしたユダヤ人の友人、そして妻との出会いだった。輝くような思い出と、徐々に迫ってくる戦争の影。ヨーロッパを疾駆する列車のなか、現在と過去を行き来しながらバログはある決意を固める。
- 戦場を駆ける黄金列車。極限の状態で役人たちが守った「正義」とは。
◆書誌情報
『黄金列車』
著者:佐藤亜紀
発売:2019年10月31日(木)※電子書籍同日配信
定価:本体1,800円+税
装丁:柳川貴代
装画:西村隆史
頁数:336頁
体裁:四六判上製
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「文芸カドカワ」2019年4月号~2019年8月号
ISBN:978-4-04-108631-5
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000410/
◆著者略歴
佐藤亜紀(さとう・あき)
1962年、新潟県生まれ。91年『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。2003年『天使』で芸術選奨新人賞を、08年『ミノタウロス』で吉川英治文学新人賞を受賞。17年に発表した『スウィングしなけりゃ意味がない』は戦時下のナチスドイツを舞台に、ジャズに熱中する少年たちの目を通して戦争の狂気と滑稽、人間の本質を描き、大きな反響を呼んだ。他の著書に『鏡の影』『戦争の法』『モンティニーの狼男爵』『1809』『雲雀』『醜聞の作法』『金の仔牛』『吸血鬼』など多数がある。
- 佐藤亜紀の好評既刊『スウィングしなけりゃ意味がない』
ぼくたちが望む音楽を、国は邪魔できない。
ナチス政権下のドイツ。金もあるし、暇もある。
無敵の悪ガキどもが夢中になったのは、敵性音楽のジャズだった――
文庫『スウィングしなけりゃ意味がない』
佐藤亜紀 角川文庫 本体800円(税別)
1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。15歳のエディが熱狂しているのは頽廃音楽と呼ばれる”スウィング”だ。だが音楽と恋に彩られた彼らの青春にも、徐々に戦争が色濃く影を落としはじめる――。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321808000330/
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