「芳林堂書店と、10冊」に、SF・ライトノベル史に燦然と輝くあの文庫が電撃参戦!うえお久光さん『紫色のクオリア』を堂々復刊。書き下ろし特典付きも同時販売!予約受付は6月10日(火)より開始‼

「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「芳林堂書店と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉・芳林堂書店と出版社、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。
今回は「第2シーズン 第7弾」として、ライトノベル史に燦然と輝く名作SF・うえお久光さん著『紫色のクオリア』(KADOKAWA)を紙の書籍で復刊致します。
『紫色のクオリア』は、2009年7月に電撃文庫から発売されたライトノベルであり、今なお電子書籍によって新たな読者を獲得し続ける傑作SFです。短巻完結の美しい構成・時を経ても新鮮さを失わない完璧な物語・綱島志朗さんの美麗で、強烈な印象を残すイラスト。すべてを兼ね備えたこの書籍はライトノベルというジャンルの枠を越え、読書界隈の一種のバイブルのようであり、(株)書泉も秋葉原の書泉ブックタワーでは、2020年に在庫が底をつくまで定番の名作として紙の書籍を販売継続しておりました。この名著をいつまでも書店店頭で売り続けたいという強い希望が叶い、今回の重版・復刊が実現致しました。
本企画の目玉は、うえお久光さんの書き下ろしスピンオフ短篇が収録された有償特典小冊子となります。表紙にはこのために描き下ろしていただいた綱島志朗さんの新規イラストを使用しております。作品の発表から16年。長年のファンの皆様も、新たに彩られる作品世界をあらためてお楽しみ頂けましたら幸いです。
今回は先着販売にて、うえお久光さんのサイン本を数量限定にてご用意いたしております。こちらもどうぞお見逃しなく。
<電撃文庫 担当編集 コメント>
「SFとは謳わないでください」
『紫色のクオリア』発売当時に、うえお久光さんから強く念押しされたのを今でも憶えている。
「読者を驚かせたい」という理由で、物語の結末を編集にすら教えてくれない――そんな彼らしい理由だと当時は受け止めたが、そうではなかった。
恥ずかしがり屋で、自己肯定感が低くて、だけど新作のネタと生存報告は律儀にメールしてくれる“言葉の求道者”。
SFライトノベルの金字塔として、本書が復刊を求められる今、そろそろ“宇宙の旅”から帰ってきてもいいんじゃない?
(電撃文庫 小原)
<この企画を起案した、芳林堂書店高田馬場店 担当者 コメント>
電撃文庫『紫色のクオリア』を紙の書籍で復刊して頂きます。
有償特典冊子には、うえお久光さんがスピンオフ短篇を書いてくださいます。
それをお読みいただいた綱島志朗さんが、表紙を描き下ろしてくださる予定です。
書店担当者の思い入れなんてどうでもよくて、この大事なトピックをとにかく世の中に広く届けたいです。私はこの小説を、奇跡のようだと感じていました。最初からそこにあったかのように心の中に居座る完璧なもの。ですから、まずはバイブルを再び物体として売らせていただきたかっただけであって、欲張りな願いを聞き届けていただき、今回新たな物語を見せてくださるのは、うえお先生を始めとする関係者様からファンの方への愛でしかありません。
僕らが生きる理由をくれる、出版社様と先生方、物語に感謝をしています。
これからも、本屋で沢山売るぞ!
(芳林堂書店高田馬場店 山本)
【商品情報】
電撃文庫『紫色のクオリア』(KADOKAWA)
うえお久光/著 綱島志朗/イラスト

販売価格:1,320円(税込)※本体価格1,200円+120円(消費税)
ISBN:978-4-04-867904-6
判型:A6(文庫版)
概要
自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている…ような?イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化!巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録。
有償特典小冊子同梱版
販売価格:2,420円(税込)※書籍1,320(税込)+特典小冊子1,000円+100円(消費税)
版型:A6(文庫版) 小冊子は36頁(予定)
■ 予約開始日:2025年6月10日(火)
書泉オンライン:https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=qualia_the_purple
①通常版:https://shosen.tokyo/?pid=186732424
②書籍サイン本+有償特典セット:https://shosen.tokyo/?pid=186732422
③書籍サイン無+有償特典セット:https://shosen.tokyo/?pid=186732423
芳林堂書店高田馬場店/書泉グランデ/書泉ブックタワー
予約〆切日:2025年7月10日(木)
■ 商品お届け予定日、店頭発売日:2025年8月下旬ごろ予定
「電撃文庫」とは
1993年6月創刊の株式会社KADOKAWAの文庫レーベル。
電撃文庫ではこれまで、ファンタジー、SF、ミステリー、ラブコメなど、ジャンルを問わないオリジナルなエンターテインメント作品を刊行してまいりました。
現在活躍中の人気作家の多くは、創刊と同年にスタートした小説・イラストの新人登竜門「電撃大賞」より誕生しています。 アニメ、コミック、実写映画、ゲーム、音楽、イベントなど、さまざまなメディアミックスも展開。
「電撃文庫」は幅広い層の方々に楽しんでいただいております。毎月10日頃発売。
・電撃文庫 公式サイト: https://dengekibunko.jp/
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。
2024年8月までの、第1シーズンでは25の作品を再度世の中に送りだし、総計で2万冊以上を販売することができました。
「書泉と、10冊」 第1シーズン(2023年8月~2024年8月)

「芳林堂書店と、10冊」 第1シーズン(2023年9月~2024年8月)

この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店といえば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たに、2024年11月より第2シーズンも始めております。
「書泉と、10冊」 第2シーズン

「芳林堂書店と、10冊」 第2シーズン

第2シーズンも現在13タイトルを展開し、合計で11,000冊を超えてお客さまの元にお届けできています。
これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。
<掲載記事リンク>
『堕天使拷問刑』の著者、小説家 飛鳥部勝則最新刊『フィフス』を、(株)書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第1弾として同人誌で出版致します!2024年11月5日(火)より予約受付開始!!
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1105/prt_241105_8492432944.html
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