驚異の連載読者満足度98%! 戦慄必至のサスペンス、櫛木理宇『虜囚の犬』7月9日発売!
女性を<飼育>し、殺した元・少年の闇とは。怒濤のどんでん返しミステリー!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)は、 2020年7月9日(木)に、櫛木理宇氏の最新小説『虜囚の犬(りょしゅうのいぬ)』を発売いたしました。
文芸WEBマガジン「カドブン」での連載時、何度も「月間読者数」第1位となり、「連載満足度アンケート」で98%という驚異的な数字を獲得した話題作です。
読者の方からは「衝撃の結末と微笑ましさが素晴らしい作品」「切なさと怖さが強烈な余韻になった」など、絶賛と驚嘆の声が多数寄せられています。
また、「カドブン」では発売を記念し、反響の大きかった作品の冒頭部分の集中再掲載を実施。
https://kadobun.jp/trial/ryoshudogre/5ajgfyix0ysk.html
さらに、櫛木氏のインタビュー『怖すぎてトラウマ必至! 話題のミステリ作家が選ぶ、実話の「異常殺人者」を描く作品5選!!』も公開中です。
https://kadobun.jp/feature/interview/738ivpx1i6sc.html
おぞましくも美しい、どんでん返しのサスペンスミステリにご注目ください。
- 『虜囚の犬』について
人間なんて、堕ちればすぐ犬になるのさ。
白石洛は、キャリアウーマンの妹の果子のサポートをして暮らす「専業主夫」。ある出来事により家裁調査官を辞めてからは、得意の料理と趣味の読書が日常だ。しかし友人で刑事の和井田が、ある事件の相談にやってきた。白石がかつて担当した少年、薩摩治郎。7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。しかし警察が薩摩家を訪ねると、中には鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。かつての治郎について和井田に聞かれた白石は、「ぼくは犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し……。彼はなぜ女性を「犬」として監禁したのか。白石の調査により浮かび上がる、複雑な人間関係。そして、女性たちを魅了する美しい少年が犯罪に手を染めていく過程と、治郎の事件が繋がったとき、物語は驚きの展開を見せる。
【書誌情報】
『虜囚の犬』
著者:櫛木理宇
発売:2020年7月9日(木) ※電子書籍同日配信予定
定価:本体1700円+税
装画:青依青
装丁:原田郁麻
頁数:384頁
体裁:四六判並製
ISBN:9784041092958
発行:株式会社KADOKAWA
初出:本作は、「文芸カドカワ」2019年8月号、「カドブンノベル」2019年9月号~2020年4月号で配信されたものを加筆修正のうえ単行本化したものです。
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000319/
- 【著者紹介】 櫛木理宇(くしき・りう)
1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。幅広いオカルトの知識と、今を生きる人々の瑞々しい感情描写で読者の支持を得る。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』『瑕死物件 209号室のアオイ』(以上角川ホラー文庫)、『世界が赫に染まる日に』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文藝春秋)、『ぬるくゆるやかに流れる黒い川』(双葉社)、『虎を追う』(光文社)などがある。
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