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強打の秘訣は「足の指で地面を掴むイメージ」(寺地)。「自分でも伸びしろを感じる」(那須川)。寺地拳四朗と那須川天心が前戦を自己解説! 12月11日(月)に『エキサイトマッチSP』として放送・配信!

https://www.wowow.co.jp/sports/excite/

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 WBA、WBC世界ライト・フライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)と、日本スーパー・バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)が、WOWOW『エキサイトマッチSP』の収録に臨んだ。各自の前戦を自己解説した寺地は「最近は足の指で地面を掴むイメージでパンチを繰り出している」と明かした。一方の那須川は解説の長谷川穂積氏(元世界3階級制覇王者)からアドバイスを受け「すごく勉強になった。来てよかった」と手応えを得た様子だった。


■寺地 「1ラウンドで怖いパンチはないと分かった」

 WBC王座を奪回した試合(3回KO)、WBA王者との統一戦(7回TKO勝ち)、今年4月の防衛戦(9回TKO勝ち)、そして先のブドラー戦(9回TKO勝ち)と、寺地は直近の4試合をすべて規定ラウンド内で終わらせている。もともと軽量級では高いKO率を誇っていたが、最近は技巧派から強打者に変貌を遂げた印象がある。寺地は「説明は難しい」としながらも「足の指で地面を掴むイメージ」を会得したという。それが下半身の安定に繋がり、強いパンチが打てるのだと話した。


 ブドラー戦に関しても「1ラウンドで怖いパンチはないと分かった」と振り返り、左ジャブで相手をコントロールしながら右ストレートに繋げるボクシングで着々とポイントを積み重ねていった。5回、偶然のバッティングで右目上をカットするアクシデントがあったが「出血で試合を止められるのがイヤなので攻めていった」と回想。7回に集中力を欠いてポイントを失ったが、9回の開始前にセコンドから「もう少しでいけるよ。倒しにいこうと言われた」のだという。そのラウンド、右ストレートをきっかけにロープに詰めて連打を浴びせてレフェリー・ストップに持ち込んだ。

「久しぶりに試合を見たので以前とは違う感じで見ることができた。いい試合だったと思います」と満足そうに振り返った。そして「まだまだ伸びしろがあると感じたし、実際に引き出しの数も増えている」と成長を実感している様子だった。


 次戦は1月下旬に計画されている。すでにスパーリングも開始しており、「次もKOで勝ちたい。そういう展開に持っていけるように練習している」と世界戦5連続KO勝ちに意欲をみせた。


■那須川 「自分の可能性を信じ切る」

 那須川は対戦予定だった相手が新型コロナウィルスに感染したためメキシコのバンタム級国内王者、ルイス・グスマン(メキシコ)に変更になったが、「相手に合わせてトレーニングしているわけではないので」と本人に動揺はなかったという。4月のデビュー戦に続き、世界戦のイベントでの出場だった。「あの雰囲気は独特ですよね。みんながアートを見に来た感じに思えた」と振り返った。


 試合では1回から左のカウンターでダウンを奪うなど光るものを随所で見せた。「メキシコの選手はパンチが伸びてくると聞いていたので慎重に戦おうと思っていたが、カウンターは最初から狙っていた」と明かす。

 途中で何度かKOするチャンスもあったが、仕留めることはできずに80対70×三者の判定勝ちに留まった。那須川は「僕は基本的にビビりなので攻撃よりもディフェンスの意識が高い」と話すと、解説の長谷川氏から「ビビりじゃないと強くなれない。僕もそうだったし」とフォローを受けた。


 KOを逃したことに関して長谷川氏から「プレッシャーのかけ方や連打のコツを覚えればKOできる。連打でレフェリー・ストップに持ち込むKOもある」とアドバイスを受けると、那須川は「すごく勉強になります。来て良かったぁ」と笑顔をみせた。4回あたりに痛めた左拳は骨折と診断されたが、いまは回復したという。

次戦は1月下旬。「試合を振り返ってみて自分の良いところと良くないところが見えた。デビュー戦とは違う課題が分かった。自分でも伸びしろを感じている」と話し、「次は前回よりもおもしろい試合をしたい。常に新しいスタイル、変化をみせていきたい。自分の可能性を信じ切りたい」と締めた。


『エキサイトマッチSP「寺地拳四朗vsブドラー」「那須川天心vsグスマン」』は、12月11日(月)午後9時からWOWOWで放送・配信する。


◆◆◆WOWOW 番組情報◆◆◆


『エキサイトマッチSP「寺地拳四朗vsブドラー」「那須川天心vsグスマン」』

L・フライ級の頂点に君臨する寺地拳四朗と元2階級制覇王者ヘッキー・ブドラーの激闘と「神童」那須川天心のボクシング転向第2戦をそれぞれ本人解説でお届けする。

<放送・配信日>12月11日(月)午後9:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]

<出演>スペシャルゲスト:寺地拳四朗、那須川天心/解説:長谷川穂積


『エキサイトマッチ~世界プロボクシング

WBA世界S・ミドル級タイトルマッチ デビッド・モレルvsセナ・アグベコ』

世界最速の3戦で戴冠したWBA世界S・ミドル級王者デビッド・モレルが4団体統一王者カネロ、WBC暫定王者ベナビデスとのビッグマッチを見据えた防衛戦に臨む。

<放送・配信日>12月17日(日)午前11:00頃 先行ライブ配信[WOWOWオンデマンド]

12月18日(月)午後9:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]

<出演>解説:浜田剛史、亀海喜寛


『エキサイトマッチ~世界プロボクシング 2023年総集編』

「エキサイトマッチ」が今年放送した試合の中から豪華解説と充実の実況陣と共にランキング形式で振り返る2023年総集編。

<放送・配信日>12月25日(月)午後9:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]

<出演>スペシャルゲスト:村田諒太/解説:ジョー小泉、浜田剛史


■番組HP/ https://www.wowow.co.jp/sports/excite/

■公式X(旧Twitter)/ @Excite_Match

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111
代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月
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