「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」の復刊企画でお馴染みの㈱書泉からの新たな復刊企画「Re文庫」!その第3弾は『中世の森の中で』(河出書房新社)を復刊。予約は11月20日(木)から開始‼

過去に出版された名作をみなさまにお届けしている株式会社書泉が、大日本印刷(DNP)さんと既に在庫がなく手に入りにくい名作文庫を復刊させるコラボ企画「Re文庫」!

その第3弾は第2弾と同じ河出書房新社から『生活の世界歴史 6 中世の森の中で』(堀米 庸三 :編)を復刊してみなさまへお届けをいたします。

※図柄は作成中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

【復刊に至った経緯】

中世ヨーロッパの生活史について。当時は騎士や城についての本は手に入りましたが、都市市民や農村の生活についての本はあまり見受けられず、また我々日本人も華やかな宮廷や勇壮な騎士たちの日常には目をむけましたが庶民の生活にあまり興味がなかったようでした。

そんななか本書は貴重な1冊であり、愛すべき逸品でした。70年代に初版が上梓された古い本ですが、ぜひ当時の考え方、見方と中世ヨーロッパについて研究の進んだ現代の本と読み比べていただければと思います。

またイラストレーターのゆづか正成さん描き下ろしのアクリルスタンドを、有償特典として数量限定にて販売いたします。

中世をイメージしたデザインになっておりますので、この機会に是非お買い求めください。

<河出書房新社編集部 コメント>

「生活の様相から時代像へせまり、そこから新しい世界史像を描こうとする」画期的な歴史シリーズとして、『生活の世界歴史』全10巻は刊行されました。歴史学は日々更新されますが、当時最高の執筆陣によって紡がれた本シリーズは、今でもその面白さや新たな視野が色褪せることなく、読み継がれるべき歴史書の古典です。中でも人気の1冊『中世の森の中で』がこうして復刊され新たな読者に届けられる機会を、心より嬉しくありがたく思います。

<この企画を起案した、書泉グランデ 大内さん コメント>

森を海にたとえ、孤島を前提に紡がれる歴史感の縦糸と宗教という横糸。この一大タペストリーが、中世を定義づけました。中世の生活史を大づかみする入門書として最適です。かつ近年の研究書と読み比べてその研究の進捗を実感してほしい。著者、木村尚三郎の訥々としたユーモアあふれるエスプリは最高で、読み物としても逸品です。

<大日本印刷 担当 山田さん コメント>

「もう一度あの本を読者に届けたい!」、書店員の目利きの力で、名作を再び流通させたいという想いでスタートした「Re文庫」。書泉さんとのコラボも好評にて、早くも第3弾を迎えることができました。

「中世といえば書泉」の選書力が素晴らしく、今回も新たな発見のある一冊を選んでいただきました。

本作は描かれることの少ない中世の城郭都市の市民や農民の暮らしを記しており、神秘的な魅惑が溢れる中世の異世界感を味わうことができます。歴史やファンタジーが好きな方におすすめの一冊となっております。

【商品情報】

『中世の森の中で』

堀米 庸三 :編

※図柄は作成中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

販売価格:2,200円(税込)※本体価格2,000円+消費税200円

ISBN:9784309422374

判型:A6判 ページ数:376頁

文庫初版:1991年9月

単行本初版:1975年10月

【作品概要】

私たちの自然意識はどこから来たのか。ヨーロッパ固有文化の原点を十二世紀の生活に求めて、市民の一日、農民の一年、海に浮かぶ島のような城郭都市生活を通して、神と自然と人間の不思議な共存世界を描く。

【目次】

 プロローグ 自然と時間の観念

 市民の一日、農民の一年

 攻撃と防御の構造

 城をめぐる生活

 神の掟と現世の掟

 正統と異端の接線

 「知」の王国

 エピローグ パリ一市民の日記

有償特典(アクリルスタンド)

※図柄は作成中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

販売価格:3,300円(税込)※書籍2,200円(税込)+有償特典1,100円(税込)

■予約開始日:2025年11月20日(木)

書泉オンライン:https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=in_a_medieval_forest

①通常版 :https://shosen.tokyo/?pid=189372078

②書籍+有償特典セット:https://shosen.tokyo/?pid=189372077

芳林堂書店高田馬場店/書泉グランデ/書泉ブックタワー

■予約〆切日:2025年12月20日(火)

■商品お届け予定日:2026年1月下旬の出荷となります

Re文庫とは

“まだ売れる”と目利きした本を、書店員の力でもういちど市場に流通させる。

書店自らが“作る”商品として、協力出版社の品切重版未定商品の中から書店員が選んだ「売りたい本」を、限定商品として販売します。DNPが2025年5月から展開する取り組みです。限定商品は「Re文庫」と名付け、“オリジナルブランド”として展開します。

書店員の「この本を読者へ届けたい」という想いを「Re文庫」に込めて、特別な読書体験をお届けできればと願って生まれた企画です。

株式会社書泉 Re文庫リスト

【会社概要】

株式会社 河出書房新社

1886年(明治19年)、東京・日本橋に成美堂書店として創業、当時は農業書、理工書、教

育書を中心に刊行していたが、その後分野を広げ、現在は、日本文学、海外文学、人文・

社会科学、自然科学、芸術、実用、児童書、雑誌「文藝」など、多岐にわたる出版活動を

行っている。1962年に創設した「文藝賞」は、新人の登竜門として文学シーンに多くの新

しい才能を送り出している。

「文化遺産の継承」「新しい文化の創造」「海外文化の積極的紹介」を出版理念に、書籍

出版を通じて、さまざまな「知」の発信に取り組んでいる。

大日本印刷株式会社

大日本印刷(DNP)は、出版印刷・商業印刷のほか、ICカード、マーケティング支援、包装、産業資材、電子部材などの幅広い事業を展開する世界最大規模の総合印刷会社です。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを掛け合わせ、社外の多くのパートナーとの連携を深めて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える「新しい価値」を創出しています。

出版事業においては、出版業界の課題の解決に向けて、新たな本の「つくり方」や「届け方」を提供する“未来の出版流通プラットフォーム”の構築に取り組んでいます。

大日本印刷URL https://www.dnp.co.jp/

株式会社書泉

「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。

書泉URL:https://www.shosen.co.jp/

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会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都板橋区弥生町77-3
電話番号
-
代表者名
髙橋 豊
上場
未上場
資本金
-
設立
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