【「酷暑日」気象庁緊急発表】なぜ4月に30℃? わが子の「命に関わる夏」を親子でどう話し合う?
「どうして地球はこんなに暑いの?」二酸化炭素を“悪者”にしない科学絵本に大人が「目からウロコ」

■ 4月なのに30℃超え。静岡で本州・今年初の「真夏日」
2026年4月11日、静岡市駿河区で最高気温30.3℃を観測。
本州では今年初めての「真夏日(最高気温30℃以上)」となりました。4月に30℃を超える真夏日が静岡で観測されたのは、2007年以来19年ぶりです。
気象機関によると、当日は上空に非常に暖かい空気が流れ込み、日射に加えてフェーン現象が重なったことが要因とみられています。
全国では150地点以上で25℃以上の「夏日」を記録し、東京でも今年初の夏日となるなど、春とは思えない暑さが広がりました。
■ 「春の30℃」は例外ではない。前倒しで進む“夏の異常”
気象庁および日本気象協会は、2026年4月の気温について、
「東海地方以西では10年に一度レベルの高温になる可能性がある」
と発表しています。
体が暑さに慣れていない4月の真夏日は、いわゆる“季節外れ熱中症”のリスクが高く、気象台も注意を呼びかけています。
この「暑さの前倒し」は、2026年の夏がただ暑いだけでなく、長期化・激甚化する兆しとも言えます。

■ 気象庁が正式決定した「酷暑日」──40℃以上が新たな警戒ラインに
こうした中、気象庁は2026年4月17日、
最高気温40℃以上の日を「酷暑日(こくしょび)」と定義し、予報用語として正式に採用しました。
背景には、
●40℃以上を観測する地点が毎年のように出現していること
●「猛暑日(35℃以上)」だけでは危険性が十分に伝わらない状況
があります。
夏日:最高気温 25℃以上
真夏日:最高気温 30℃以上
猛暑日:最高気温 35℃以上
だけでは、もう暑さを伝えられないのです。

■ 2026年夏は「酷暑日」が全国7〜14地点で発生予想
日本気象協会の長期解析によると、2026年の夏は全国で延べ7〜14地点において40℃以上の「酷暑日」が発生する可能性が示されています。
2026年暑さの見通し 40℃以上の「酷暑日」全国で延べ7〜14地点を予想
世界の気象機関は、2026年夏にエルニーニョ現象が発生・発達する可能性が高いと予測しています。地球温暖化で底上げされた気温の上にエルニーニョの影響が重なり、各地で記録的な猛暑や40℃級の危険な暑さが現れるおそれがあります。*1
*1:世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)Global Seasonal Climate Update(2026年春〜夏)米国海洋大気庁(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)Climate Prediction Center(CPC)ENSO Diagnostic Discussion / ENSO Outlook(2026年4月)欧州中期予報センター(ECMWF:European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)Seasonal Forecast System(SEAS5)
■ 静岡の「4月30℃」は、子どもたちの未来の“序章”
こうした現実を前に、講談社では2026年2月、
地球温暖化と暑さのしくみを、子どもの視点で考える科学絵本
『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』
を刊行しました。
本作は、温暖化の原因として語られがちな「二酸化炭素」自身を主人公に、
「暑さはどうして起きるの?」
「だれのせいなの?」
という問いを、300人の子ども編集者とともに掘り下げた一冊です。
4月に30℃を超える“春の異常”は、子どもたちがこれから長く生きる社会の現実でもあります。

■ 「酷暑日」という言葉と、子どもの問いが突きつけるもの
気象庁は、「酷暑日」という新たな言葉を通じて、
40℃に迫る“命に関わる暑さ”を、例外ではなく社会全体で備えるべき現実として伝え、行動変容を促そうとしています。
一方で、子どもたちはもっと根源的な問いを投げかけます。
「どうして地球はこんなに暑いの?」
「わたしたちにできることは?」

温暖化を、どう教えたらいいかわからない親へ
正解を教える必要はありません。
まずは、いっしょに考える時間があればいい。
『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』 は、
こうした子どもの疑問に真正面から向き合い、
国連が提唱するメディア・コンパクト・地球温暖化を1.5℃に抑えるという「1.5℃の約束」を絵本の形で伝えるはじめての試みです。
「難しい話を、やさしく始めたい」温暖化のこと語り始めの第一歩を絵本からはじめてみませんか?
いま起きている地球の変化を、
未来の話ではなく “いまの話”として親子で考えるために。
■ ネットギャリーレビュー
ネットギャリーでは、多くの高評価が寄せられました。*2
「低学年にも伝わりやすく、読み進めるほど高学年にも刺さる内容。自由研究や総合学習の題材として、そのまま使える科学絵本。」
「二酸化炭素=悪者、という固定観念がくつがえされる物語。大人の私も「目からウロコ」が落ちました。親子で視点を広げて考えられる一冊。」
「環境問題を大上段ではなく、冒険と感情で自然に伝える構成。読むと「地球を大切にしたい」が自分ごとになる絵本。」
あなたも今日、ニュースといっしょに、地球の温暖化の今を、親子で考えてみませんか?
*2:あちちち地球とだいじなやくそく! | 作/こさかしほ+モノガタリラボ 絵/坂井 治 | 9784065402702|NetGalley

【書籍概要】
書名:『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』
作:こさかしほ+モノガタリラボ
絵:坂井 治
出版社:講談社
判型:A4変型
ISBN:978-4-06-540270-2
定価:1,870円(税込)
対象:小学校中学年〜小学校高学年向け

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
