【講談社】『子どもにつたえる日本国憲法』注目の理由とは【20年前の絵本が異例の連続重版】

【5月3日・憲法記念日】に知っておきたい話題の本 憲法への理解を深めるための必読書

株式会社講談社

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』は、今年2026年2月の第二次高市内閣発足後にネット書店で注文が急増。その後、3月・4月に異例の連続重版が決まり、書店の店頭にも並び始めている

株式会社 講談社 児童図書出版部が運営する、子育てと読書のWebメディア コクリコ[cocreco]は、5月3日の憲法記念日を目前にしたいま、20年の時を経て注目される『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』について、書店や関係者に取材した記事を、2026年4月23日(木)12:00より公開配信したことをお知らせいたします。

講談社コクリコの記事画面

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』(井上ひさし・著 いわさきちひろ・絵 講談社刊)は、今年2026年2月の第二次高市内閣発足後にネット書店で注文が急増。その後、3月・4月に異例の連続重版が決まり、書店の店頭にも並び始めています。

2026年4月23日(木)に配信された講談社コクリコの記事では、都内書店の店頭写真や書店員の取材コメントとともに、晩年の井上ひさしさんを支え、この本の誕生も間近で見守ってきた妻・井上ユリさんのコメントも掲載しています。

【20年前の絵本が異例の重版・話題の背景と売れ行き】

テレビで見かける「改憲」のニュース。子どもに「これって何?」と聞かれ、答えに詰まってしまったことはありませんか。

いま、自衛隊派遣や武器輸出解禁が議論されるなか、改憲をめぐる動きが急速に熱を帯びています。全国では、若い世代がペンライトなどを手に「改憲反対」を訴えるデモが広がりつつあり、「自分たちの未来に関わること」として、憲法への関心が社会全体で高まっている状況です。

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』が重版された経緯や売れ行き、注目される背景について、本書を刊行する編集部の責任者は次のように話します。

「『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』は、ロングセラーと言えるくらい、毎年、安定的に売れていますが、解散による選挙で新内閣が発足した今年2月は前月の15倍、3月はすごく売れた2月のさらに3倍の売れ行きで、まさに今、求められている本であることがわかります。

SNS空間に身を置くと、『護憲か?』『改憲か?』と一足飛びに突きつけられている気持ちがしてしまいますが、『じゃあ、憲法ってどんなものなの?』という問題の根っこを知りたい、子どもに伝えたいという人が多いということだと思います。

それまでの自分が考えてこなかった何らかの事柄を知りたいとき、子どもの本は、その根っこにあるものからやさしく解きほぐしてくれます。だから瞬間的なベストセラーになることはまれでも、長い年月を経ても読む意義が衰えないロングセラーはたくさんあるのだと思います。

こうした本に光を当て直すことも、私たち出版社に課せられているのだと、あらためて知らされた思いがします」

(講談社 幼児・学習図書出版部 片寄太一郎部長)

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『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』が話題の背景を取材。本の内容や、朗読動画の紹介も。
都内書店の店頭写真や書店員の取材コメントとともに、晩年の井上ひさしさんを支え、この本の誕生も間近で見守ってきた妻・井上ユリさんのコメントも掲載。

「この国のかたち(前文)」井上ひさしが伝える言葉

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』(井上ひさし・著 いわさきちひろ・絵 講談社刊)

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』著者・井上ひさしさんは、戦後日本を代表する作家のひとり。戦争をテーマにした劇作品も多く残しました。

同書は、平和憲法の精神を表している「前文」と「第九条」を、子どもにもわかる言葉に「翻訳」し、憲法の内容を伝える絵本として2006年に刊行されたものです。

「この国のかたち(前文)」より

国民がみな、ひとつところに集まって
話し合うことはできないし
たとえできたとしても
やかましくてなにがなんだかわからなくなるだろう

そこで私たち国民は
決められたやり方で「代わりの人」を選び
その人たちを国会に送って
どうすれば私たちの未来が
よりよいものになるか
それをよく話し合ってもらうことにした

私たちが、同じ願いをもつ
世界のほかの国国(くにぐに)の人たちと
心をつくして話し合い
そして力を合わせるなら
からなず戦はいらなくなる

私たちはそのようにかたく
覚悟を決めたのだ

また、憲法について井上さん自身の考えを語る「第九条のこと」では、読者へこう呼びかけます。

「もう二度と戦争はしない、という第九条ができてから、
日本国家が国としてよその国の人を殺したり、
武器を作ってよその国に売ったりはしていません。
(中略)
戦争や、病気で苦しんでいる世界の人々を助けるために、
日本ができることは、武器や兵士を外国に送ることではないはず。」

(『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』より抜粋)

5月3日は憲法記念日

5月3日は憲法記念日です。 社会に大きな変化の兆しがあるいまだからこそ、まずはその土台にある「日本国憲法」がどんな内容なのか、どんな願いが込められているのか。

この一冊を入り口に、大人も子どもも等身大の言葉で理解を深めることが、未来を照らす確かな一歩になるはずです。

『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』

井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法 

井上 ひさし:著、いわさき ちひろ:絵 定価:本体1200円(税別)

■内容

<絵本>憲法のこころ
平和憲法の精神を表している「前文」と「第九条」を、井上ひさしが子どもにも読める言葉に「翻訳」。いわさきちひろの絵とともに、憲法の内容を、心で感じよう。
<お話>憲法って、つまりこういうこと
井上ひさしが、小学生に語りかけたお話。
1憲法ってなんだろう
2なぜ「きまり」がいるんだろう
3憲法にも種類がある?
4憲法前文を読んでみる
「あたらしい憲法のはなし」
(昭和22年日本国憲法が施行されたとき、文部省が子どもたちに配った冊子より)
5「象徴」ってなんだろう
6第九条のこと
7「個人の尊重」ってなんだろう
8日本人であるということ
9私たちの使命
<付録>日本国憲法(全文)

講談社コクリコ

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区音羽2-12-21
電話番号
03-3945-1111
代表者名
野間省伸
上場
未上場
資本金
3億円
設立
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