【調査レポート】「不登校35万人時代」保護者の8割以上が「不登校は身近な問題」と回答 一方、約9割が具体的な「第3の居場所」を知らない実態が判明
~講談社「コクリコ」がフリースクールに関する保護者170人アンケートを実施~
株式会社講談社(本社:東京都文京区)が運営する子育てサイト「コクリコ」は、昨今の不登校児童・生徒の増加を受け、保護者170名を対象に「フリースクールに関するアンケート」を実施いたしました。
文部科学省の2024年度調査では、不登校の児童・生徒数が過去最多の35万人を超えるなど、深刻な社会課題となっています 。今回の調査では、多くの保護者が不登校を「自分事」として捉えながらも、いざという時の受け皿となるフリースクールについての情報が圧倒的に不足している現状が浮き彫りになりました。
■ アンケート調査結果のトピックス
1. 8割以上の保護者が抱く「不登校への危機感」
アンケート回答者のうち、第一子が毎日学校に通っている割合は約8割にのぼります 。しかし、わが子が将来不登校になる可能性については、「考えたことがある」と「少し考えたことがある」を合わせて83%に達しました 。多くの保護者が、現状の登校状況が当たり前ではなく、いつ揺らぐかわからない危うさを感じている実態がうかがえます。
2. 「情報」と「知識」の大きなギャップ
わが子が不登校になった際、通えそうな施設について「具体的な心当たりがある」と答えた人はわずか約9%でした 。一方で、「探し方や場所など、全く見当がつかない(約47%)」、「名前を聞いたことがある程度(約39%)」と、全体の約86%が具体的なステップを描けていない「思考停止」の状態にあることがわかりました。
3. フリースクール選びで重視される「5つの核心的情報」
保護者がフリースクールについて具体的に求めている情報は以下の通りです(複数回答)。
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活動・学習内容(約84%): 何を学び、どんな刺激を受けられるのか。
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料金(約78%): 公的補助が少ない中、家計に直結する月々の費用。
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先生・スタッフの質(約70%): 子どもの心に寄り添う専門家の有無。
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その後の進路(約84%): 学びが将来にどうつながるか。
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原籍校での扱い(約58%): 出席扱いや成績評価などの出口戦略。
■ 「第3の居場所」を積極的な選択肢に
今回の調査から、フリースクールは単なる「学校の代わり(避難所)」ではなく、自分らしく学ぶための「積極的な選択肢」へと進化している兆しが見えました 。不登校を経験した保護者からは「フリースクールが家族全員の伴走者となった」という声も寄せられています 。
コクリコでは、こうした保護者の不安に応えるべく、今後も「多様な学びの場」に関する情報発信を続けてまいります。
【調査概要】
調査期間: 2026年4月8日~4月12日
調査対象: 保護者170名(30代〜40代が中心)
調査機関: 講談社「コクリコ」
調査方法: インターネット調査
【子育てサイト「コクリコ」について】
講談社が運営する、子育ての「知りたい」に応える情報サイト。
URL:https://cocreco.kodansha.co.jp/
【「コクリコ」フリースクールに関するアンケート記事】
URL:https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/study/hutoukou/0cmCx
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社講談社 コクリコ編集部
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