講談社2作品が第175回芥川龍之介賞、直木三十五賞の候補作に選ばれました!
芥川賞に小砂川チト「ゾンビ回収婦」が、直木賞に凪良ゆう『多類婚姻譚』がノミネート!

本日、公益財団法人日本文学振興会より、第175回芥川龍之介賞、直木三十五賞の候補作が発表され、講談社から2作品がノミネートされました。
【第175回芥川賞】
小砂川チト「ゾンビ回収婦」(「群像」2026年5月号掲載/2026年7月9日発売予定)

<あらすじ>
AIに浸食された世界で、ある日夫とともに職を失ったわたし。夫は書き置きを残して失踪し、わたしは何かから逃げるようにVRゲーム機のヘッドセットを装着する――目の前に立ち顕れたのは、ゾンビが蔓延るホテルだった。わたしは「もうひとつの現実」の中で、たった一人の掃除婦として働き始める。

小砂川チト「ゾンビ回収婦」掲載
「群像」2026年5月号
【第175回直木賞】
凪良ゆう『多類婚姻譚』(2026年5月27日講談社刊/定価:本体1900円)

<あらすじ>
「こんなこと言っちゃいけないんだけど……」いつからか発言する前に、保険をかけるようになった。誰も傷つけないよう意識を高く生きようとする27歳の佐々木律と、女性の尊厳を大切にする婚約者の朱里。入籍を目前にし、わかりあいたい二人の未来は(「Position Talk」より) 。一緒に生きる。わかりあえないあなたと。一番近くにいる他人-こいびと-。どうして結婚はこんなに難しくなってしまったのだろう。セクシュアリティ/ジェンダー、金銭感覚、世代間格差、成育環境……あらゆる価値観の対立の中で現代を生きるわたしたちの祈りと叫び。

凪良ゆう『多類婚姻譚』
第175回芥川賞・直木賞選考会は、2026年7月15日(水)午後4時より、築地・新喜楽で行われます。
<小砂川チトさん プロフィール>
小砂川チト(こさがわ・ちと)1990年岩手県盛岡市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院社会学研究科心理学専攻修了。2022年「家庭用安心坑夫」で第65回群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作で第167回芥川龍之介賞候補に。2024年「猿の戴冠式」で第170回芥川龍之介賞候補、同作の単行本が第37回三島由紀夫賞候補、第46回野間文芸新人賞候補となる。著書に『家庭用安心坑夫』『猿の戴冠式』(ともに講談社)がある。
<凪良ゆうさん プロフィール>
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。22年刊行の『汝、星のごとく』は第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞などに選ばれ、翌年、自身2度目となる本屋大賞を受賞。同書は26年に実写映画化される。23年には『汝、星のごとく』の続編となる『星を編む』を発表。本書『多類婚姻譚』は著者2年半ぶりの文芸新刊となる。
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