第43回 角川源義賞、 第8回 城山三郎賞 贈呈式を開催!!

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公益財団法人 角川文化振興財団(理事長:角川歴彦)は、2021年12月21日(火)、「第43回角川源義賞」 「第8回城山三郎賞」の贈呈式を、埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」にて開催いたしました。

写真前列右から、角川歴彦理事長、第43回角川源義賞[文学]阪口弘之氏、同[歴史研究部門]加藤聖文氏、第8回城山三郎賞・平野雄吾氏代理、筑摩書房藤岡美玲氏。後列、選考委員諸氏写真前列右から、角川歴彦理事長、第43回角川源義賞[文学]阪口弘之氏、同[歴史研究部門]加藤聖文氏、第8回城山三郎賞・平野雄吾氏代理、筑摩書房藤岡美玲氏。後列、選考委員諸氏

 今回の第43回角川源義賞と第8回城山三郎賞の贈呈式は、コロナ感染拡大予防に配慮して、ご受賞者と選考委員、関係者のみ約20名で執り行いました。


各賞の受賞作は、下記の通りです。
第43回角川源義賞[文学研究部門] 阪口弘之氏 『古浄瑠璃・説経研究 ―近世初期芸能事情』〈上巻・下巻〉(和泉書院、2020年5月刊)
第43回角川源義賞[歴史研究部門] 加藤聖文氏 『海外引揚の研究 ―忘却された「大日本帝国」』(岩波書店、2020年11月刊)
第8回城山三郎賞 平野雄吾氏 『ルポ 入管 ――絶望の外国人収容施設』(筑摩書房、2020年10月刊)
第19回角川財団学芸賞 該当作なし


 式典では、各賞の選考委員を代表して、角川源義賞[文学研究部門]は長島弘明氏、同[歴史研究部門]は三谷博氏、城山三郎賞は魚住昭氏が選評を発表、つづいて各受賞者に賞の贈呈が行われました。城山三郎賞の平野雄吾氏は、海外駐在中でご欠席のため、受賞作版元の筑摩書房の編集担当・藤岡美玲氏が代理で賞を受けました。最後に、受賞者3名(平野雄吾氏は録画のビデオメッセージで)が、それぞれ受賞の喜びを述べられました。

贈呈式の詳細につきましては、近日、角川文化振興財団の公式サイトにて動画の公開を予定しておりますので、こちらをご覧ください。
https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/
  • 受賞概要

第43回角川源義賞[文学研究部門]の阪口弘之氏による受賞挨拶第43回角川源義賞[文学研究部門]の阪口弘之氏による受賞挨拶

第43回角川源義賞[歴史研究部門]の加藤聖文氏による受賞挨拶第43回角川源義賞[歴史研究部門]の加藤聖文氏による受賞挨拶

第8回城山三郎賞の平野雄吾氏による受賞挨拶 第8回城山三郎賞の平野雄吾氏による受賞挨拶 

第43回角川源義賞[文学研究部門](選考会2021年10月20日開催)

阪口弘之氏『古浄瑠璃・説経研究 ―近世初期芸能事情』〈上巻・下巻〉(和泉書院、2020年5月刊)
[表 彰]    賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 安藤 宏・長島弘明・原岡文子・三浦佑之  [敬称略/50音順]

◎第43回角川源義賞[歴史研究部門](選考会2021年10月14日開催)
加藤聖文氏『海外引揚の研究 ―忘却された「大日本帝国」』(岩波書店、2020年11月刊)
[表 彰]    賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 石上英一・黒田日出男・藤井讓治・三谷 博  [敬称略/50音順]

*「角川源義賞」とは
角川書店の創立者で、古代中世文学の研究家でもあった角川源義の、日本文化振興への思念の一端を具現しようと1979(昭和54)年に創設。各年の、日本文学ならびに歴史の分野における卓越した研究成果を対象に顕彰する。

◎第8回城山三郎賞(選考会2021年11月1日開催)
平野雄吾氏 『ルポ 入管 ――絶望の外国人収容施設』(筑摩書房、2020年10月刊)
[表 彰]    賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 魚住 昭・片山善博・斎藤美奈子    [敬称略/50音順]

*「城山三郎賞」とは
2014(平成26)年に創設。城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそうした方々が著者である作品を顕彰する。

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406億円
設立
2014年10月