「妖琦庵夜話」シリーズ最終巻『妖琦庵夜話 千の波 万の波』2023年7月21日(金)発売! シリーズ完結を記念して、榎田ユウリ×中村明日美子トークイベントを開催!
チケット予約受付開始は、 2023年6月30日(金)昼12時から。
『妖琦庵夜話 千の波 万の波』は、「妖琦庵夜話」シリーズ待望の完結巻!
「妖琦庵夜話」シリーズは、妖怪のDNAを持つ妖人である茶道家・洗足伊織が妖人にまつわる謎を解く、榎田ユウリ氏による人気小説シリーズです!
2009年12月に1作品目が刊行され、10作品目の『妖奇庵夜話 千の波 万の波』をもって約14年間続いた物語に幕を下ろします。
長きにわたり愛される唯一無二の魅力的な登場人物たちは、どんなラストを迎えるのか…。
ぜひ、お楽しみください!
作品紹介
『妖琦庵夜話 千の波 万の波』
東京下町にひっそり立つ妖琦庵。
そこは妖人茶道家・洗足伊織の茶室だ。
《管狐》の夷、《小豆とぎ》のマメとともに、穏やかな日々を過ごす伊織のもとへ、久しぶりに刑事の脇坂がやってきた。元水泳選手であり、トラブルを抱えた妖人《河童》を連れて……。
ほか、青目と二人きりで密やかに過ごした時間が、伊織視点、青目視点それぞれで綴られた物語も収録。
中村明日美子のコミックも収録した、真の完結巻!
【書誌情報】
作品名:『妖琦庵夜話 千の波 万の波』
著者名:榎田ユウリ
イラスト:中村明日美子
発売日:2023年7月21日(金)
定価:748円(本体680円+税)
レーベル:角川ホラー文庫
商品形態:文庫
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-04-113595-2
KADOKAWAオフィシャルページ 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322212000862/
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4041135958
榎田ユウリ×中村明日美子トークイベントについて
14年にわたるシリーズの完結を記念して、「妖琦庵夜話」の世界にどっぷり浸る対談イベントが実現しました。おふたりにしか話せない10巻分の作品への思い出を語っていただく一夜かぎりのイベントです!
榎田ユウリ氏と中村明日美子氏、おふたりのサインが入ったシリーズ最新刊『妖琦庵夜話 千の波 万の波』をはじめ、榎田ユウリ氏完全書き下ろし短編付き『妖琦庵夜話制作秘話ノート』(小冊子)付チケット、遠方からも参加可能なオンラインチケットもご用意しています。ぜひお見逃しなく!
■イベント特典グッズ5点を紹介
①榎田ユウリさん、中村明日美子さんのサイン入り書籍(文庫『妖奇庵夜話 千の波 万の波』)
②榎田ユウリさん書き下ろし短編付き『妖琦庵夜話制作秘話ノート』(小冊子)
短編の内容は、ファン垂涎の学園パロディ。『妖琦庵夜話』の創作メモも収録。
③豆皿2枚セット
④クリアファイル
⑤うちわ
※チケットのご購入内容により特典が異なります。
イベント日程
●開催日時:2023年8月18日(金)19:00~21:00
●参加方法:会場参加/オンライン参加の2種類
●会場:角川第1本社ビル2階ホール(東京都)/オンライン同時開催
▼イベントのチケット申し込みと詳細はこちらから!
https://t.livepocket.jp/e/youkianyawa
榎田ユウリ氏からのメッセージ
ずいぶん長い間、私の中には妖琦庵の人々が住んでいました。
物語は穏やかな日常と深刻な事件を行き来するので、なかなか手強いシリーズであり、
だからこそキャラクターたちが身近に感じられたのだと思います。
おかげさまで完結を迎え、彼らは私の手を離れ、あとは読者様に委ねられます。
伊織が、マメが、脇坂が……あるいは青目が、皆様の中で生き続けてくれるよう、作者として祈るばかりです。
読み続けてくださり、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで辿り付けた場所にて、深く感謝を申しあげます。
そしてこの度、完結記念イベントが開催されることになりました!
「妖琦庵夜話」を支えてくださった盟友、中村明日美子先生と一緒に、皆様と楽しいひとときをすごしたいと思っています。
オンラインチケットもありますので、遠方の読者様もぜひご参加くださいね。
特別なグッズや、なんと自分で自分の作品のパロディを書いてみたりした(楽しかった……)小冊子などもご用意する予定ですよー。
皆様とお会いできるのを楽しみにしております!
プロフィール
榎田ユウリ(えだ ゆうり)
東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖琦庵夜話」「死神」各シリーズ、『武士とジェントルマン』『猫とメガネ』など多彩なテーマを執筆。榎田尤利名義では「交渉人」シリーズ、『賢者とマドレーヌ』などのBL小説を多数刊行している。22年に『先生のおとりよせ』(中村明日美子と共著)、23年に『永遠の昨日』が、それぞれドラマ化され話題となった。
榎田ユウリ作品紹介・特設ページ
https://kadobun.jp/special/yuurieda20th/
中村明日美子氏からのメッセージ
妖琦庵夜話、無事に完結の運びとなりましたね。
榎田先生長い間お疲れ様でした!
そしてシリーズを読んでくださった皆様に厚く御礼と感謝を申し上げますとともに、
最後だからみんなで楽しく夜話しましょう!ということで。
裏話らしい裏話もあるか分かりませんが…
榎田先生はご自身のペンネームを、
「読みづらい、もっと読みやすい漢字を宛てたら良かった」
と常々おっしゃっているわりには、
「妖琦庵夜話」(の「琦」)とか常用漢字から遥か遠くにある漢字を選ばれたりして、
「漢字変換で出てこない、もっと普通の漢字を宛てたら良かった」
とかデジャブ感のあることをおっしゃっていて、
難読の道を選んでしまうのは作家の性なのでしょう。
…程度の裏話が出てくるとか来ないとか。
みんなで楽しい時間を過ごせたらいいなと考えております。
お時間と心のゆとりのおありの方は是非にご参加くださいませ。
プロフィール
中村明日美子(なかむら あすみこ)
神奈川県出身。2000年、「マンガF」にて『コーヒー砂糖いり恋する窓辺』でデビュー。
16年『同級生』がアニメ化し、劇場上映。17年『ダブルミンツ』が実写映画化。
20年『王国物語』が第23回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門審査委員会推薦作品に選出。官能的なストーリーから爽やかな青春もの、ドラマチックなボーイズラブまで、魅力あふれる作品を数多く生み出し、女性を中心に熱い支持を集める。
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