9月の角川新書は、生活空間に侵食する暴力、日常に潜む差別が昂進した果てに起きた衝撃事件を追った作品が列す!”自立支援”の実態とは『ブラック支援』、民族差別の構造とは『ヘイトクライムとは何か』の計2作品
このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計2作品を9月8日(金)に発売いたします。
ひきこもり支援をうたうビジネスの現場の実態とは『ブラック支援 狙われるひきこもり』(高橋 淳)、連綿と続く「民族差別」の歴史から差別の構造を解き明かす『ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪』(鵜塚 健、後藤由耶)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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『ブラック支援 狙われるひきこもり』高橋 淳 『ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪』鵜塚 健、後藤由耶 |
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】
『ブラック支援 狙われるひきこもり』
60万人超といわれるひきこもり。行政支援は緒に就いたばかり。民間団体には規制もなく、暴力行為も横行している。当事者を連れだし、監視カメラで監視し、スマホを取り上げる。弱者を狙ったビジネスの現場を追う。
[著者プロフィール] 高橋 淳(たかはし・あつし)
山梨県甲府市出身。朝日新聞記者。山梨日日新聞記者をへて2006年に朝日新聞社に入社。北海道報道センター、東京本社社会部などに勤務。特別報道部でひきこもりの状態にある人や家族の取材を始める。2021年に朝日新聞デジタルと朝日新聞で連載した「#ひきこもりのリアル 「引き出し」ビジネス」が、いずれも市民団体が選ぶ「貧困ジャーナリズム大賞2021」の貧困ジャーナリズム賞と、「2021年メディア・アンビシャス大賞」の活字部門優秀賞を受賞した。支援をめぐる課題をテーマに取材を続けている。
定価:本体940円+税 / 頁数:940ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000607/
『ヘイトクライムとは何か 連鎖する民族差別犯罪』
差別感情を元にした「犯罪」がより過激化している。最前線の現場で取材を続ける記者が、在日コリアンを狙った2件の放火事件、更に関東大震災時の大量虐殺まで遡り、ヘイトクライムの歴史と差別の構造を解き明かす。
[著者プロフィール]
鵜塚 健(うづか・けん)
1969年、東京都生まれ。毎日新聞大阪本社編集制作センター編集部長。93年入社、大津支局、大阪本社社会部、外信部、テヘラン支局長、大阪本社写真部長等を経て現職。近年は在日外国人問題の取材に力を入れる。著書に『イランの野望 浮上する「シーア派大国」』(集英社新書)、『SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか』(共著、毎日新聞出版)。龍谷大学大学院非常勤講師。
後藤由耶(ごとう・よしや)
1981年、東京都生まれ。毎日新聞東京本社写真映像報道センター記者。2008年入社、大津支局、大阪本社写真部を経て現職。11年の東日本大震災の際には発災当日から現地で取材。ヘイトスピーチ解消法成立前からヘイトスピーチ問題を大阪や川崎などで追ってきた。15年からは新たに立ち上げられた映像取材部門での取材を担う。
定価:本体940円+税 / 頁数:256ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322212000953/
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