『ロウソクの科学』渋谷教育学園渋谷・高際伊都子校長による推薦コメントのオビにて出荷開始!
世界的な名著、ロングセラーとして31刷目の重版出来!
株式会社KADOKAWA(取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、本社:東京都千代田区)は、ロングセラーである『ロウソクの科学』(角川文庫)の31刷目の重版を決定し、オビに渋谷教育学園渋谷・高際伊都子校長による推薦コメントを掲載いたしました。
オビに渋谷教育学園渋谷中学高等学校の高際伊都子校長による「ろうそく1本から始まる 論理と科学の旅へようこそ」というコメントを掲載しました。
『ロウソクの科学』はたった1本のロウソクからその種類、製法、燃焼、生成物質を語ることによって、科学と自然、そして人間との関わりを伝える感動的名著です。刊行から160年経った今でも、子どもたちに科学の面白さを伝える1冊であり続けています。
2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が、化学への興味の原点として、小学校の先生の勧めで読んだ本書を挙げたことでも知られています。さらに2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隈良典氏も、本書が科学者を志すきっかけとなったと明かしました。
目次
第一講 一本のロウソクーーその炎・原料・構造・運動・明るさ
第二講 一本のロウソクーーその炎の明るさ・燃焼に必要な空気・水の生成
第三講 生成物ーー燃焼からの水・水の性質・化合物・水素
第四講 ロウソクのなかの水素ーー燃えて水になる・水のもう一つの成分・酸素
第五講 空気中に存在する酸素・大気の性質・その特性・ロウソクのそのほかの生成物・二酸化炭素・その特性
第六講 炭素すなわち木炭・石炭ガス・呼吸および呼吸とロウソクの燃焼との類似・結び
著者プロフィール
ファラデー
1791年生まれ。イギリスの科学者。ロンドンの貧しい鍛冶屋の次男として生まれる。幼い頃から製本所の徒弟として働く一方で科学に興味を持ち、独学で実験等を行った。22歳で王立研究所の助手として研究を始め、後に同研究所の所長となる。ベンゼンの発見、電磁誘導の発見、電解物質における“ファラデーの法則”の発見など、幾多の輝かしい業績を残した。
書誌情報
書名:ロウソクの科学
著者:ファラデー
訳者:三石巌
定価:572円(本体520円+税)
ISBN:9784041002841
内容:ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子どもたちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。たった1本のロウソクをめぐりながら、科学と自然、人間との深い交わりを伝える感動的名著。
https://www.kadokawa.co.jp/product/201202000088/
※渋谷教育学園 渋谷中学高等学校
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