3月の角川新書は、長期停滞に投機バブル、カルトと、社会が目を背け続けた問題を直視し、「その先」を示す作品が列す!『経営教育』『統一教会との格闘、22年』『バブルリゾートの現在地』の計3作品
このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計3作品を3月10日(月)に発売いたします。
みんな苦しいは、未来創造の円形、問題解決の三角形、七転八起の四角形の3つの道具で解決できる。
15万部突破「世界は経営でできている」で話題の経営学者にして経営者による渾身の書下ろし『経営教育 人生を変える経営学の道具立て』(岩尾俊兵)、仕事を掛け持ちし、時には嫌がらせ、脅迫、圧力を受けながらも偽装勧誘阻止や取材を行ってきた著者。社会に衝撃を与えた組織との、長きにわたる孤独な格闘の日々、そして「鈴木エイト」であり続けられた背景をたどる『統一教会との格闘、22年』(鈴木エイト)、大量のリゾートマンションや、権利が細かく分割された会員制ホテルが建設されてから数十年。そこには大幅に価格が下落したり、法律の濫用により身動きが取れなくなった施設が存在している。千葉県北東部の「限界ニュータウン」で暮らし、不動産問題を調査報道する著者がリゾート物件の現状を伝える『バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮』(吉川祐介)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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『経営教育 人生を変える経営学の道具立て』岩尾俊兵 『統一教会との格闘、22年』鈴木エイト 『バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮』吉川祐介 |
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】

『経営教育 人生を変える経営学の道具立て』
私たちを支配する「苦しさ」には単純な原因があり、対処する方法がある。本書では仕事、人生、社会で即実践可能な「経営学の道具立て」である価値創造三種の神器を解説。気鋭の経営学者にして経営者による最新提言!
[著者プロフィール]著者:岩尾俊兵(いわお・しゅんぺい)
慶應義塾大学商学部准教授、THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(東京証券取引所スタンダード市場:3823)代表取締役社長。平成元年佐賀県有田町生まれ、慶應義塾大学商学部卒業、東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了、博士(経営学)。第73回義塾賞、第36回組織学会高宮賞(論文部門)、第37回組織学会高宮賞(著書部門)、第22回日本生産管理学会学会賞(理論書部門)、第4回表現者賞等受賞。組織学会評議員、日本生産管理学会理事。著書に『13歳からの経営の教科書』(KADOKAWA)、『世界は経営でできている』(講談社現代新書)、『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』(光文社新書)、『日本"式"経営の逆襲』(日本経済新聞出版)、『イノベーションを生む"改善"』(有斐閣)、共著に『はじめてのオペレーション経営』(有斐閣)がある。2024年よりTHE WHY HOW DO COMPANY株式会社の社長として再建業務に従事。
定価:990円 (本体900円+税) / 頁数:240ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322303001396/

『統一教会との格闘、22年』
23年10月に解散命令請求が出された統一教会。政治家、地域社会でのボランティア、公立学校での性教育授業など、あらゆる手で浸透を図る組織に対し、著者は一人で対峙し続けてきた。孤独で自由な22年間の軌跡。
[著者プロフィール] 鈴木エイト(すずき・えいと)
1968年、滋賀県生まれ。ジャーナリスト。日本大学経済学部卒業。契約社員として働く傍ら、2002年から渋谷や池袋などの街頭で行われていた統一教会の偽装勧誘の阻止活動を始める。07年より「エイトのブログ」で情報発信を開始し、09年ウェブサイト「やや日刊カルト新聞」の創刊に参加。政治家との癒着、地域社会への浸食、2世問題など、取材の幅を広げながら、一貫して統一教会の問題を追及している。著書に『自民党の統一教会汚染』『自民党の統一教会汚染2』(小学館)、『「山上徹也」とは何者だったのか』(講談社)ほか多数。23年には、「第23回石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 大賞」、日本外国特派員協会の「報道の自由賞 日本部門 栄誉賞」、日本ジャーナリスト会議による「第66回JCJ大賞」、報道実務家フォーラムの「第3回調査報道大賞 デジタル部門 優秀賞」などを次々と受賞。日本脱カルト協会理事。
定価:1,144円 (本体1,040円+税) / 頁数:344ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322405000996/

『バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮』
越後湯沢のリゾート建設を調査すると、権利が1250分割された会員制リゾートなど、投機熱に浮かされたとしか思えない驚きの物件が次々に現れた。不動産投機バブルといわれる現代にも通じる問題の深層を探る。
[著者プロフィール]著者:吉川祐介(よしかわ・ゆうすけ)
1981年、静岡市生まれ。千葉県横芝光町在住。高校卒業後、新聞配達、バス運転手などをしながら暮らす。その後千葉に引っ越し、自身の家探しの過程で、70~90年代に投機目的で購入されたまま開発されていない「限界ニュータウン」の存在に気付く。2017年に始めたブログ「URBANSPRAWL 限界ニュータウン探訪記」が話題となり、22年には初の著書『限界ニュータウン 荒廃する超郊外分譲地』(太郎次郎社エディタス)を刊行。あわせてYou Tubeチャンネル「資産価値ZERO 限界ニュータウン探訪記」も開設した。すでに100か所以上の限界ニュータウンの調査を行い、郊外の別荘地やリゾート地などにも調査範囲を拡大、各紙誌やウェブサイトへ寄稿をしている。ほかの著書に『限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話』(朝日新書)がある。
定価:1,100円 (本体1,000円+税) / 頁数:304ページ
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