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スナックの日(6月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日スナックの日(6月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月21日は「スナックの日」。今回は「スナックの日」の意味や由来を解説します。

また、「スナックの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に菓子製造業界の方や、食品に関するサービスを提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「スナックの日」の意味・由来とは?

6月21日は「スナックの日」です。全日本菓子協会(ALL NIPPON KASHI ASSOCIATION:ANKA)が、スナック菓子の広報PRのために制定しました。

「夏至」にあたるこの日は、かつて「歯固め」と称して、正月の餅を硬くして食べる長寿祈願の習慣があり、全日本菓子協会では、歯ごたえを感じるスナック菓子を硬くなった餅に見立てたとされています。

菓子メーカーの多くは、自社商品にちなんだ独自の記念日を制定しており、「スナックの日」に限定したイベントやキャンペーンは少ないようですが、6月21日に「#スナックの日」でツイートする食品関連企業は多く見られます。

「スナックの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「スナックの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スナックの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スナックの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「スナックの日」を元に発信をする流れ

「スナックの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「スナックの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「スナックの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「スナックの日」を広報PRに活かした事例

「スナックの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「スナックの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「スナックの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.お菓子に関するアンケート調査を実施

株式会社モデル百貨は、お菓子に関する調査リリースを配信しました。2023年4月24日から25日にかけて、アイブリッジ株式会社の「Freeasy」で事前調査6,000人、本調査1,000人にアンケートを実施した結果レポートです。

サマリでは「つい買ってしまう推し菓子」「好きなお菓子メーカー」などをランキングで紹介。票数を可視化したグラフのほか、パッケージのイラストを掲載してわかりやすいレポートに仕上げたのがGOODポイントです。

クレジットカード会社の事業内容を、アンケート調査にうまく反映させた広報PR事例といえるでしょう。

参考:1,000人に聞いた好きなお菓子ランキング!値上げしても買いたいお菓子は?

事例2.スナックの特別セットが当たるTwitterキャンペーンを共同開催

株式会社ベイシアは、2023年6月14日から27日にかけて、Twitterを用いたプレゼントキャンペーンを実施しました。ベイシア公式Twitterをフォロー・引用リツイートすると、株式会社湖池屋の特別セット「湖池屋お楽しみBOX」が当たる共同企画です。

指定のハッシュタグをつけて投稿するのが条件となっており、新規フォロワーの獲得と商品の認知拡大効果を高めているのがGOOD。プレスリリースとしてキャンペーン情報を公開することで、さらに多くの人へ認知を広げた有用な広報PR事例です。

参考:【ベイシア×湖池屋 共同企画】ベイシア公式Twitterフォロー&引用リツイートキャンペーン抽選で10名様に湖池屋お楽しみBOXプレゼント

事例3.発売20周年を記念して期間限定の新商品をラインナップ

カルビー株式会社は、「ベジたべる ジャンボ ハッピーシーザーサラダ味」と名付けた新商品のプレスリリースを配信しました。緑黄色野菜を楽しく食べられる「ベジたべる」シリーズから、20周年を記念して商品化されたスナック菓子です。

2023年6月12日には、一部のコンビニエンスストアで先行販売が決定。新商品のパッケージを掲載したうえで、発売の経緯や商品特徴、既存商品とは異なるこだわりなどを訴求しているのがGOODです。

参考:20周年を記念して中身が全部「おっきいハート」に!クリーミーなチーズのコクと程よい酸味が緑黄色野菜との相性ピッタリ!『赤いベジたべる ジャンボ ハッピーシーザーサラダ味』

「スナックの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「スナックの日」に限定したプレスリリースではありませんが、記念日に合わせた販促イベントやキャンペーンにつなげられそうな事例を紹介しました。

自社でスナック菓子を製造している企業だけでなく、スーパーマーケットや小売店などでも、記念日に合わせたキャンペーンや、「#スナックの日」を使ったSNS発信が行えるのではないでしょうか。「スナックの日」にちなみ、扱うスナック菓子全般を絡めた企画ができそうです。

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